人気スターの熱愛や離婚、意外なカップルの不倫騒動、サプライズなベビー誕生のニュースなど、悲喜こもごものゴシップが続々と報じられ、2023年も大いに賑わったセレブ界。今年世間に衝撃を与えた10大ニュースを発表！
最も注目されたカップルと言えば、日本でも大ヒット中の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』でファンタジー作品の主人公に初挑戦し、新たな魅力を発揮中の若手実力派俳優ティモシー・シャラメ（27）＆カイリー・コスメティクスを成功させ、新ファッションブランドもローンチしたばかりの若きビリオネア、カイリー・ジェンナー（26）。人気セレブ同士の突然の熱愛報道は多くのファンを驚かせた。
マドンナ（65）の娘ローデス・レオン（27）やジョニー・デップ（60）の娘リリー＝ローズ（24）などと付き合っていたことで知られるティモシーと、ウィル・スミス（55）の息子ジェイデン（25）やラッパーのタイガ（34）らと交際し、ラッパー、トラヴィス・スコット（32）との間に２人の子どもがいるカイリー。お互い、これまでとはガラリと違うタイプだと話題に！
大ヒットシリーズ『ダイ・ハード』の主人公を演じて人気を博した、ハリウッドを代表するアクション映画スター、ブルース・ウィリス（68）。昨年、失語症の発症による俳優業からの引退発表に続き、今年、認知症と診断されたことが家族の声明で明らかに。
病気の公表後、妻のエマ・ヘミング・ウィリス（45）とその２人の娘、元妻デミ・ムーア（61）とその３人の娘たちは一致団結して、ブルースの看病に。家族が揃ってブルースの誕生日を祝う動画には、セレブをはじめ、世界中のファンから愛のメッセージが殺到した。
元妻キム・カーダシアン（43）との離婚成立から、わずか１カ月で結婚していたことが判明したイェことカニエ・ウェスト（46）とビアンカ・センソリ（28）。
全身を覆い隠すカニエとは対照的に、露出度MAXなビアンカのお出かけルックは世界各地で物議を醸しており、イタリアでは公然わいせつ罪に問われうる行為だと非難轟々。奇行も奇抜なファッションもとどまるところを知らないお騒がせカップルから、引き続き目が離せない！
ハッピーな話題も悲しい知らせも、2023年に世間を賑わせたセレブニュースをまとめてご紹介。気になっていたあの報道の“その後”もチェックして。
パリス・ヒルトン／元祖お騒がせセレブが代理出産で２児のママに！
元祖お騒がせセレブ、パリス・ヒルトン（42）が2023年１月25日（現地時間）、夫カーター・リウム（42）との間に男児が誕生したことをサプライズ発表。インスタグラムにパリスの親指を握るベビーの手のアップ写真を投稿し、260万に迫る「いいね！」と３万以上のコメントが寄せられた。
米誌『PEOPLE』によると、1月16日（現地時間）に代理出産で第一子を授かったとのこと。同誌に「母親になるのは私の夢」だったと語り、カーターとともに「家族をスタートさせることにワクワクしている」と喜びを爆発させたパリス。翌月には、生まれたばかりの息子を抱くパリスの額にカーターがキスをする美しいスリーショットをアップし、「不死鳥」を意味するフェニックスと名付けたことも明かした。
その後はSNSで愛息の様子をたびたび披露。初めてのハロウィンには20着もの“コスプレ”衣装を準備したことが報じられるなど、溺愛ぶりがたびたび話題に。
そして11月23日（現地時間）、パリスは第二子となる女児が誕生したことをインスタグラムで発表。胸元にロンドンという文字が並ぶ、キュートなピンクのベビーウェアが写った写真に「私の娘に感謝」と添えて、再びファンを驚かせた。
２日後、ピンクのクリスマスツリーを前に、息子を膝に抱いた写真につけたキャプションの中で、「私たちの娘ロンドン」と綴ったパリス。以前から娘ができたらロンドンと名付けたいと公言しており、有言実行となったようだ。
長男が誕生する前、あるポッドキャスト番組で夫と付き合い始めて数カ月の頃から子どもの話をしていたと明かし、子どもは「全部で３人か４人」ほしいとも語っていたパリス。またサプライズがあるかもしれない？
ブルース・ウィリス／認知症と診断されたことを家族が公表
2022年２月、失語症と診断され、コミュニケーションに困難をきたすとして俳優業から引退することが発表されたブルース・ウィリス。
2023年２月、症状が進行し、前頭側頭型認知症（FTD）と診断されたことを妻のエマ・ヘミング・ウィリス、元妻デミ・ムーア、ブルースの５人の娘が連名で、米国の前頭側頭型認知症協会（AFTD）を通じて声明を発表した。
またエマとデミ、デミとブルースの長女ルーマー（35）、次女スカウト（32）、三女タルーラ（29）はそれぞれのインスタグラムで、同じブルースの写真を同じ文面で投稿。俳優のミシェル・ファイファー（65）や元祖スーパーモデルのヘレナ・クリステンセン（55）ら多くのセレブたちや世界中のファンから愛のこもったコメントが寄せられた。
『TODAY.com』によると、前頭側頭型認知症は多くが45～64歳で発症。アルツハイマー型認知症などとは異なり、記憶障害は現れず、行動や他人との関わり方、話し方に影響を与えるという。現状、治療法はなく、進行を遅らせる方法もない。
ブルースの家族はFTDについての認識を広めることに意欲を見せており、タルーラは、世の中に十分な情報がないから、父親の健康状態をオープンにしているとインタビューなどで説明。９月のFTDの啓発週間にはエマが米情報・ニュース番組『TODAY』に出演し、ブルースの病状や介護について語った。
また、家族はインスタグラムでブルースの近況を公開。３月、デミがエマや子どもたちと一緒にブルースの誕生日を祝う動画を投稿したほか、６月、ブルースが孫娘を抱く様子をルーマーがシェア。11月の感謝祭には、スカウトが父と手を繋いだり、寄り添ったりする動画をストーリーズにアップするなど、家族の大きな愛に包まれ、幸せそうなブルースの姿は病状を案じるファンを安堵させている。
リアーナ／エイサップ・ロッキーとの第二子妊娠がスーパーボウルのパフォーマンス中に発覚！
2023年２月12日（現地時間）、NFLスーパーボウルのハーフタイムショーに出演し、圧巻のパフォーマンスを披露したリアーナ（35）。2018年グラミー賞授賞式以来、約５年ぶりとなったステージで、真っ赤なロエベのカスタムジャンプスーツに身を包んだリアーナのお腹が、ふっくらしていることにネットは騒然！ 瞬く間に当時ツイッターでトレンド入りした後、代理人が第二子妊娠中であることを認めた。
2022年５月、パートナーのラッパー、エイサップ・ロッキー（35）との間に第一子を出産してから、わずか9カ月後のビッグニュースにファンは大興奮。米サイト『TMZ』によると、リアーナはリハーサル中、オーバーサイズの服を着用していたため、バックダンサーのほとんどが当日ステージに上がるまで妊娠をまったく知らなかったそう。
12月、リアーナは自身のブランドのコラボイベントで、あの場で妊娠を発表するつもりはなかったことを明かし、「ジャンプスーツのジップが上がらなかったから」そうするしかなかったと説明した。
その後5月に、１歳の誕生日を迎えた長男の名前がRZA（リザ）であることが判明したほか、家族でお忍び来日し、人気ラーメン店を訪れたことでも話題を呼んだリアーナ。
先述の『TMZ』が報じたところによると、次男は８月１日にロサンゼルスの病院で誕生。名前の頭文字にRがつく家族の伝統にならって、ライオット・ローズ・メイヤーズと名付けられたという。
９月19日（現地時間）、リアーナとエイサップは次男の写真を米誌『PEOPLE』で初公開。新たに４人となった家族写真もお披露目し、そのスタイリッシュなファミリーコーディネートが大きな注目を集めた。
ティモシー・シャラメ＆カイリー・ジェンナー／今をときめく人気セレブ同士の熱愛説が浮上！
2023年４月、インスタグラムのゴシップアカウントの投稿がきっかけで、ティモシー・シャラメとカイリー・ジェンナーの交際の噂が急浮上！ その１週間後にはティモシーの自宅にカイリーのレンジ・ローバーが入っていく写真が出回り、熱愛説が濃厚となった。
元パートナーのラッパー、トラヴィス・スコットとの間に２人の子どもを持つ実業家のカイリーと、ハリウッドの貴公子ことティモシーの意外な（？）組み合わせにファンは仰天！ 祝福とショックの声が入り交じる中、早速「2023年最大のビッグカップル誕生」とSNSは大騒ぎに。
米誌『Us Weekly』によると、当時ある関係者が２人は「まだカジュアルに付き合っている」段階だと語ったというが、６月にはティモシー宅で一緒に過ごすところをキャッチされ、カーダシアン家も認める仲だとの報道も。多忙な２人は夏頃、破局説もささやかれたが、水面下で交際は続いていたようだ。
９月、ティモシーとカイリーはついに公の場に登場！ ロサンゼルスで行われたビヨンセ（42）の誕生日コンサートでラブラブな姿を見せつけた。続いてニューヨークでティモシーと懇意のデザイナー、ハイダー・アッカーマン（52）のパーティに揃って出席。さらには全米オープンテニスを仲良く観戦し、キスする様子も目撃されている。
11月、カイリーが「WSJイノベーター・アワード」を受賞した際には、ティモシーがサポートに駆けつけ、授賞式の会場で隣に座った２人が幸せそうな笑顔を見せる一幕も。一方、カイリーもティモシーの主演作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の応援にロンドンまで足を運び、ロサンゼルスのプレミアにも母クリス（68）と姿を現した。
『PEOPLE』に情報筋が語ったところよると、「２人はお互いの重要なイベントに出席しようと努めている」とのことで、カイリーはこの関係を楽しんでおり、「信じられないほど幸せ」なんだとか。
アル・パチーノ＆ロバート・デ・ニーロ／『ゴッドファーザー』大御所２大俳優にベビー誕生！80代でまたパパに
ゴールデングローブ賞７部門ノミネートの映画『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』でレオナルド・ディカプリオ（49）と共演し、助演男優賞にノミネートされた名優ロバート・デ・ニーロ（80）。2023年５月、ロバートは2021年に交際を始めた柔術インストラクターのティファニー・チェン（45）の間に娘が誕生したことを認め、世間をアッと驚かせた。
『Us Weekly』によると、ロバートは『ETカナダ』とのインタビューで、「6人」の子どもについて質問した記者に対し、「実際には7人だよ」と訂正。「赤ちゃんが生まれたばかりなんだ」と語り、後に娘は４月６日に生まれ、ジアと名付けたことを明かした。過去の交際と２度の結婚で、養子１人、実子５人を授かっているロバート。今回ティファニーとの間に授かった娘は彼にとって第７子となる。
続く６月、そのロバートと名作『ゴッドファーザー』シリーズで共演した俳優アル・パチーノ（83）にもベビー誕生のニュースが！ 『PEOPLE』は、2022年４月から交際していた54歳下の映像プロデューサー、ヌール・アルファラ（30）との間に息子ローマンが生まれたことを、代理人が認めたと報じた。
アルは未婚だが、２人の元交際相手との間にそれぞれ、1989年に娘を、2001年に双子の男女を授かっており、今回は彼にとって第４子となる。９月、ヌールが息子の完全な親権を申請し、ベビー誕生から３カ月でまさかの破局かと報じられたが、アルの代理人はまだ交際は続いていると『E News！』に認めたとか。
ちなみに『PEOPLE』によると、トライベッカ映画祭のイベントで、長年の友人アルが83歳にして家族が増えたことについて尋ねられた当時79歳のロバートは、「なんて男だ！」と驚嘆したというが、ネット上では「どちらもすごい」とのツッコミも。いまなお業界の第一線で活躍しながら、私生活も現役のシニアスターたち。これからもますます元気でいてほしい！
ナタリー・ポートマン／結婚11年目の夫の不倫が報じられ、婚約指輪を外して公の場へ
俳優ナタリー・ポートマン（42）の夫でダンサー兼振付師のバンジャマン・ミルピエ（46）の不倫疑惑記事を、2023年６月２日（現地時間）発売の仏週刊誌『Voici』が掲載。相手は当時25歳の環境活動家カミーユ・エティエンヌで、同誌によると、ナタリーは３月初旬には夫の浮気に気づいていたという。
才色兼備なオスカー俳優として知られ、スキャンダルとは無縁そうなナタリーが突然ゴシップに巻き込まれ、世間はびっくり。ネット上にはナタリーを心配するファンによる、バンジャマンへの怒りのコメントも相次いだ。米誌『PEOPLE』が取材した関係者の発言によれば、バンジャマンの浮気は「短期間で終わった」とのこと。彼は自分の過ちを認め、「ナタリーに許してもらい、夫婦関係を維持するために全力を尽くしている」とか。
『PEOPLE』の続報で、週刊誌が発売となる数日前、パリで全仏オープンテニスを観戦していたナタリーは婚約指輪をつけており、同日バンジャマンとのディナーで、キスをしていたことも判明。また６月３日、浮気報道が世間を賑わせる中、ナタリーはひとりサッカー観戦に現れ、晴れやかな笑顔を披露。息子アレフ（12）と娘アマリア（６）のためにも、夫婦は関係修復に向かっているものだと予想されていた。
その後、2023年８月４日、夫婦の11回目の結婚記念日に、自身が共同オーナーを務めるサッカーチームのイベントに出席したナタリーが、指輪をしていないことにメディアは注目。続いて米誌『Us Weekly』が夫妻は「仲違いにより別居している」という関係者の証言を報じ、ネットは一斉に破局ムードに。
しかし、英メディア『Daily Mail』によると、彼女に近しい関係者が別居報道を否定。問題を解決しようとしている最中で、まだ「本心では愛している」と主張したという。
現在も、疎遠になっているとの一部情報もあれば、離婚の準備は進んでいないと主張する報道もある中、11月、ナタリーはNetflixの新作映画『May December（原題）』のプレミアに単独で出席。指輪はつけていなかったと報じられている。
マドンナ／「深刻な感染症」で意識不明に陥り、ICUに緊急搬送される
2023年初め、音楽活動40周年を記念して「セレブレーション」ツアーを開始すると発表したマドンナ。６月、意識不明の状態で発見され、ニューヨークの病院に緊急搬送されたことが『Page Six』の独占取材で明らかに。瞬く間にニュースはネット上を駆け巡り、世界中に動揺が広がった。
マドンナの長年のマネージャーであるガイ・オセアリーは自身のインスタグラムで、「６月24日、マドンナが深刻な細菌感染症を発症し、ICUに数日間入院することになった」と公表。「回復に向かっているものの、まだ治療を受けており、完全な回復が期待される」と説明した。
約３年ぶりとなる世界ツアーは当初、7月15日（現地時間）に開幕し、84公演が行われる予定だったが、健康不安を考慮して延期されることとなり、ガイは再スケジュールの詳細が決まり次第、発表すると付け加えた。
約10日後、マドンナがニューヨークを散歩しているところを目撃したとあるポッドキャスターがSNSで動画をシェアし、ファンは安堵。続いて、マドンナ本人がセルフィーを添えて、インスタグラムに声明を投稿。ファンの励ましに感謝し、回復に向けて努力中だと伝えた上で、「10月にはヨーロッパツアーを開始する予定」だと復帰を力強く約束した。
７月末には、「退院して１カ月経ち、振り返ることができる」として、「家族と友人の愛は最高の薬」だと身近な人たちへの思いを投稿。「生きていることがどれだけ幸運なことかわかった」と綴ったマドンナ。
その後、ツアーは“約束通り”10月にロンドンよりスタート。緊急入院からわずか３カ月半で、65歳とは思えないスーパーボディで大胆な衣装を着こなすマドンナにメディアも脱帽。SNSではますますエネルギッシュなパフォーマンスでファンを魅了するポップ界の女王に、称賛が寄せられている。
リゾ／“ボディポジティブのアイコン”がセクハラや体型批判の疑いで訴えられる
2023年７月末、フジロックフェスティバル出演のために来日した歌手のリゾ（35）。慣れた手つきで納豆ご飯を食べる動画がバズり、日本でも人気が盛り上がった矢先、セクハラなどの疑いで元ツアーダンサー３人に訴えられ、ファンに大きなショックを与えた。
『PEOPLE』によると、８月１日（現地時間）、ロサンゼルスの裁判所に提出された訴状には、性的な嫌がらせや敵対的な職場環境について記されており、具体的にはアムステルダムのバナナ・バーと呼ばれるクラブで、リゾからセックスショーに出演するヌードパフォーマーに触れるよう圧力をかけられ、パフォーマーの女性器に突き刺したバナナを食べるように要求されたといった衝撃的な内容も。
また訴えにはダンスチームのキャプテンやリゾのプロダクション会社による宗教的、人種的差別も含まれており、ボディポジティブを提唱するリゾが一部のダンサーの体型を批判したという主張は、特に注目を集めることとなった。
８月３日、リゾは自身のSNSに声明を投稿し、疑惑に反論。この告発は「虚偽」であり、「センセーショナルな話」はツアー中の行動が不適切だった元従業員によるものだと綴った。
しかしその後も、訴えたダンサーを支持する声が続き、リゾの無実を信じたいファンにとって不安な状況が続く中、８月14日、リゾに強力な味方が登場。
米誌『Billboard』によると、『ルネッサンス』ツアー中だったビヨンセがアトランタ公演で、「リゾ、愛している」とシャウト！ 疑惑の渦中にあるリゾにエールを送り、支持を表明した。また、訴訟が報じられた当日のライブでは「ブレイク・マイ・ソウル（ザ・クイーンズ・リミックス）」の歌詞からリゾの名前を省いていたが、８月７日には復活させていたという。
なお、リゾは９月に元ツアースタイリストにも訴えられており、リゾの弁護団は両件とも訴訟を却下するよう申し立てを行っているが、決定はまだ下っていないようだ。
カニエ・ウェスト＆ビアンカ・センソリ／奇行が止まらない！妻の過激すぎる服装にも批判殺到
2023年１月、イェことカニエ・ウェストが自身のブランド、イージーの建築デザイナー、ビアンカ・センソリと極秘結婚したと報じられ、SNSは騒然。ビアンカが元妻キム・カーダシアンとそっくりなことにも注目が集まったが、驚くのはまだ早かった。
『Page Six』によると、５月、イージーの元従業員が手がけるファッションブランドが、ビアンカが“大事なところ”に黒いテープを貼っただけの衝撃ルック写真をインスタグラムに投稿。続く７月、カニエとキムの長女ノース（10）を連れて夫婦で来日した際には、東京の街では目立ちすぎるヌードカラーの全身タイツルックが大きな話題となった。
その後、ビアンカの服装の過激化は進み、８月イタリア滞在中にも、一見裸かと思うようなボディスーツ姿がキャッチされ、SNSでは「まるで露出狂」と非難の声が続出。極め付けは８月27日（現地時間）、バカンスで訪れていたヴェネツィアで水上タクシーに乗船する２人をパパラッチが撮影。そこに写るカニエの後ろ姿はお尻が露出されており、２人は行為に及んでいた疑惑が！一連の画像が拡散されると、ネットは大炎上。追って水上タクシー会社が夫妻を「生涯出禁」にしたと発表。警察も捜査に乗り出す大騒動となった。
ビアンカは「カニエに洗脳されている」とたびたび噂されており、10月半ばには破局報道も飛び出したが、世間の心配をよそに夫婦仲は良好な模様。当初２人の結婚に法的拘束力はないとされていたものの、英メディア『Daily Mail』が入手した結婚証明書で、実は2022年12月20日（現地時間）に、正式な結婚式を挙げていたことが判明している。
11月、ドバイで行われたパーティには夫婦揃って出席。そこでカニエがユダヤ人に対する差別的な内容の歌詞を含む楽曲を披露して波紋を呼んだ後、12月、マイアミで行われたカニエのライブに、ビアンカがシルバーメッシュのビキニ風ボディスーツに不気味なぬいぐるみを抱いて登場。お騒がせぶりにも、衝撃的な装いにも拍車がかかっているようだ。
マシュー・ペリー／ドラマ『フレンズ』のチャンドラー役で人気を博した俳優が急死
人気ドラマ『フレンズ』のチャンドラー・ビング役で知られるマシュー・ペリーが、2023年10月28日（現地時間）、54歳で死去。世代を超えて愛され、世界中を笑顔にした俳優の突然の訃報に、ネット上では驚きと悲しみが広がった。
米誌『PEOPLE』によると、マシューはロサンゼルス近郊にある自宅のジャクジーで発見され、自宅に処方薬や錠剤はあったが、現場付近に薬物類はなかったという。
2日後、ジェニファー・アニストン（54）をはじめとする『フレンズ』の主要キャスト５人が連名で共同声明を発表。「私たちはみんなマシューを失ったことに打ちのめされています。私たちはキャスト仲間以上でした。私たちは家族です」と綴り、時間をおいて改めて多くを語ることを約束。後日、５人はほぼ同じタイミングで、それぞれのアカウントにマシューへの想いを綴った。
12月15日に発表された検視報告書によると、麻酔薬ケタミンの急性作用が死因と判明。溺死、冠動脈疾患、ブプレノルフィン（オピオイド使用障害の治療に使用される薬）の影響も挙げられたが、事故死と判断されたという。
マシューはうつ病と薬物中毒の治療のため、ケタミン点滴療法を受けていたが、直近の治療は死の１週間半前だったため、検死官は「死亡時に彼の体内にあったケタミンはその点滴療法によるものではない可能性がある」と指摘。米サイト『New York Post』は、過剰摂取が原因と見られると報じた。
『PEOPLE』によると数十年にわたるアルコールとオピオイド中毒との戦いをオープンにしていたマシューは、依存症の問題を抱える人々を支援する財団の設立を目指していたとのことで、家族は故人の遺志を継いで、11月３日、マシュー・ペリー財団を創設。同日、『フレンズ』共演者の５人を含む、愛する人たちに見守られて、ロサンゼルスのフォレスト・ローン墓地に埋葬されたという。
財団のウェブサイトのトップページには、「私が死んだら、最初に話題になるのは（『フレンズ』のことではなく）他者を助けることであってほしい。依存症は、誰もが一人で打ち負かすにはあまりにも強力だ。しかし、一緒に一日ずつ、打ち負かすことができる」というマシューのメッセージが掲げられている。
