現在ディズニープラスのスターで独占配信されているリアリティ番組『IN THE SOOP フレンドケーション』。そのはじまりはBTSで、過去2回にわたり『IN THE SOOP BTS Ver.』が放送され話題を呼び、昨年にはSEVENTEEN Ver.も放送されている。そんな人気リアリティ番組がなんと日韓同時配信。さらにそのメンバーが通称「ウガウガ会」で知られるパク・ソジュン(33)、Peakboy(33)、チェ・ウシク(32)、パク・ヒョンシク(30)、BTS V(26)の“リアルフレンド”5人の旅行の様子が堪能できると、興奮せずにはいられない内容! 今週配信分で最終回を迎えるにあたり、本記事では番組視聴がもっと楽しくなる「ウガウガ会」メンバーのこれまでのキャリアや、仲良くなった経緯をピックアップ。番組は全4回とコンパクトゆえに、ぜひともお見逃しなく!
パク・ソジュン/通称・ウガウガ会のアッパ(父)
photo : Aflo
日本でも言わずと知れたスター俳優ソジュン。「ウガウガ会」は「ウリ ガジョギンガ?(僕たち、家族なのかな?)」の略語で、のちに紹介するウシクとは互いにスケジュールが合えば週に4〜5日会うこともあるくらいの仲とインタビューで答えているほど、まさに“家族”。ウガウガ会では一番上のヒョン(兄)でありアッパで、誰よりも早く起きて朝食の準備をするなど、その紳士っぷりが話題に。ちなみに韓国では本番組に加えて、ソジュンを筆頭に『梨泰院クラス』で共演したアン・ボヒョン(34)やクォン・ナラ(31)、チ・チャンウク(35)、パク・ボゴム(29)などの名だたるスターたちがこぞって出演するTvingオリジナルバラエティ番組『青春MT』が配信されるとあって話題沸騰中! こちらもぜひ日韓同時配信してほしい……!
代表作のひとつ『梨泰院クラス』
photo : Aflo
世界中で愛されるほか、日本の第四次韓流ブームを牽引した大ヒットドラマ『梨泰院クラス』はソジュンのキャリアに欠かせない代表作のひとつ。現在日本リメイク版の『六本木クラス』が放送されているけれど、それに伴い原点である本作がまたしてもNetflixのランキングで上位をキープ中!
ウシク出演作『パラサイト 半地下の家族』にカメオ出演!
photo : Aflo
ポン・ジュノ(52)監督の代表作『パラサイト 半地下の家族』に、主演ソン・ガンホ(55)演じるギテクの息子役として出演したウシク。そんな本作でも「ウガウガ会」の絆が垣間見えるシーンが。なんとソジュンが劇中でもウシクの友達役としてカメオ出演。これはファンにとっては嬉しすぎる演出!
日本での知名度が急上昇した『キム秘書はいったい、なぜ?』
photo : Aflo
個人的にソジュンに沼落ちするきっかけとなった『魔女の恋愛』も激推ししたいものの、ラブコメ女王パク・ミニョン(36)とのW主演作『キム秘書はいったい、なぜ?』がやはり日本でも大ヒットしたゆえに、こちらをピックアップ。従来のラブコメらしいときめきとコミカルさの相乗効果で、世界的韓流スターとしての地位を確立した。
ウガウガ会の原点『花郎<ファラン>』
photo : Aflo
もとよりPeakboyとは中学生の頃に塾で知り合い同じ高校に進学して以来の大親友、ウシクとは『シットコム ファミリー』で共演して以来の仲だったソジュン。そして本作『花郎<ファラン>』でヒョンシクとテテことBTS Vと共演したことがきっかけとなり、「ウガウガ会」結成へ! 演技初挑戦のテテを気遣い、その優しさにテテが感動したエピソードは周知の通りで、4人を結び付けてくれたソジュンに全員感謝しているんだとか。“SEVENTEENリング”然り、直近ではBTS然り、韓国ではメンバー同士でお揃いの友情指輪をつけることが珍しくなく、ウガウガメンバーも同様。本番組でも全員が人差し指につけており、指輪はシャネルのココ クラッシュ。
Peakboy/通称・ウガウガ会の末娘
通称・ウガウガ会の末娘ことPeakboy。作詞作曲に加え、編曲まで手がけているシンガーソングライター。ソジュンが仲介役となりウシク、ヒョンシク、テテと出会ったものの、持ち前の明るさとユーモラス溢れる性格で絆を深めていった。本番組内でもソジュンが少し語っているけれど、両親に苦労をかけずに歌手の夢をかなえるためバイトをいくつも掛け持ちするなど、苦しい下積み時代を必死に乗り越えてきたPeakboy。兵役を終えた2017年、『Juicy Wave』でついに念願のデビュー!
2020年にはテテに、2021年にはウシクに楽曲を提供
2020年にテテがファンへのクリスマスプレゼントとして公開した「Snow Flower」の作詞作曲とフィーチャリングに加え、2021年にはウシクが自身のデビュー10周年を記念して作詞した曲「품(品)」のプロデュースとフィーチャリングをしているPeakboy。友情が繋げた才能と才能の共鳴に、興奮せざるを得ない。
ウガウガメンバーがMVにカメオ出演!
2021年夏に発表された新曲「Gyopo Hair Style」ではなんとウガウガメンバーがMV出演するとあって、当時大きな話題に! スケジュールが合わず全員揃っての撮影はかなわなかったけれど、奇跡的に1日で撮り終えることができ、Peakboyの歴史に残る楽曲となった。
カレイが大漁に! 番組内で釣りを楽しむ姿も
ウシクとヒョンシクはスケジュールの兼ね合いで1日遅れての合流となったけれど、本番組では全員揃って釣りを楽しむ姿も。大漁のカレイに興奮するPeakboyはじめ、終始リラックスした様子のウガウガメンバーたち。何気ないワンシーンにほっこりしたり、ときめいたり、感動したりと、見どころ盛りだくさん!
チェ・ウシク/通称・ウガウガ会の兄
photo : Aflo
通称・ウガウガ会の面倒見のいい兄ことウシク。昨年配信された主演ドラマ『その年、私たちは』で一気に“ラブコメ王”とのあだ名が浸透! ウガウガメンバーでドラマを鑑賞するシーンも番組内で流れるため、1秒たりともお見逃しなく。高い演技力を持つウシクだけにこれまでは奇抜な役柄も多かったけれど、本作はキム・ダミ(27)演じるヨンスとウシク演じるウンの高校生から大人になるまでの10年間を描いた青春ロマンス。今までに観たことのないウシクの熱いラブシーンには、ウガウガメンバー同様にときめきが止まらない!
世界に名を轟かせた映画『パラサイト 半地下の家族』
photo : Aflo
先述した本作ですが、まさにウシクの名を世界的に広めることとなった映画で、ウシクは半地下に住む4人家族の長男役ギウに抜擢。ソジュン演じるミニョクは、ギウの友人でありエリート大学生。一方ギウは大学受験に失敗し続ける浪人生。そんなギウの葛藤や、劣等感、気弱さを繊細に演じ切り話題に。ウシクの俳優人生を語る上で欠かせない作品!
photo : Aflo
2018年には『The Witch 魔女』でダミと初共演
photo : Aflo
ダミ主演作『The Witch 魔女』で共演したウシク。映画でふたりは能力者同士の激しい攻防戦を繰り広げていたため、『その年、私たちは』で恋人役として再共演するのは、視聴者目線からするとにわかには信じられなかった……! けれどダミはさまざまなインタビューで「ウシクが相手役だと知り、二言返事でオファーを受けた」と回答しているほど、ウシクに全幅の信頼を寄せている。
韓国ゾンビ映画史のはじまり『新感染 ファイナル・エクスプレス』
photo : Aflo
韓国ゾンビ作品の歴史を生んだと言っても過言ではないコン・ユ(43)主演映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』。ウシクはコン・ユとともにゾンビ大量発生の列車に乗車しながら、愛する彼女を守る野球部所属の高校生ヨングクを演じている。マ・ドンソク(51)やチョン・ユミ(39)などの大物スターたちとの共演とあって、本作もまたウシクの人気を底上げするカンフル剤的な作品となった。
photo : Aflo
『屋根部屋のプリンス』で見せたアドリブの達人っぷり!
photo : Aflo
朝鮮王朝の世子含む臣下3人が、300年の時を超え現代にタイムスリップしてしまうファンタジーロマンスの名作『屋根部屋のプリンス』。ウシクは世渡り上手でしたたかな世子の世話役チサンを演じ、臣下役で共演したチョン・ソグォン(37)が「 アドリブの達人」と語るほど、当時から頭角を現していたウシク。『IN THE SOOP フレンドケーション』でもソジュンが「演技で行き詰まったらウシクに相談する」と話すように、ヒョンたちからの信頼も厚い実力者!
パク・ヒョンシク/通称・ウガウガ会のオンマ(母)
photo : Aflo
通称・ウガウガ会の心優しいオンマことヒョンシク。1日遅れで合流したヒョンシクだけれど、いない間も度々ヒョンシクの話題になるほど、ウガウガ会に欠かせないオンマ的な存在。ZE:Aのメンバーとして活動する傍ら、イム・シワン(33)同様に演技の世界で活躍する演技ドル。2011年に舞台「オオカミの誘惑」で舞台デビューを果たし、2014年放送のドラマ『家族なのにどうして〜ボクらの恋日記〜』で一気に知名度がアップ! その後数々の作品に出演するなか、舞台「エリザベート」でこれまでとは一線を画すセンシュアルなムードを披露し、実力を証明。
名俳優チャン・ドンゴンとバディ役に
photo : Aflo
米大人気ドラマのリメイク版『SUITS/スーツ〜運命の選択〜』にて、大先輩チャン・ドンゴン(50)とバディ役で出演したヒョンシク。ドンゴン演じるエリート弁護士ガンソクにひょんなことからスカウトされ、偽物の新米弁護士として働くことになるヨヌを演じている。
何年経っても色褪せない名作ロマコメ
photo : Aflo
ヒョンシクの人気を底上げした名作ロマコメこそ『力の強い女 ト・ボンスン』。パク・ボヨン(32)演じる先祖代々受け継ぐ先天的な“脅威の怪力”を持つボンスンを中心に、恋愛あり、サスペンスあり、コメディありの見どころが多岐にわたる大人気ドラマ。ヒョンシクはボンスンが勤めるゲーム会社の若きCEOで、オソングループの御曹司役。家族以外でボンスンの怪力を知る唯一の人物で、最初はボディガードとして雇うものの次第に恋仲に……という王道の展開ながら、女性をエンパワメントする要素がぎっしり詰まった新たな韓国ドラマ。
ソジュンとAraを巡って三角関係に!
photo : Aflo
過去にニュース番組でソジュンと共演し顔見知りではあったものの、やはり仲良くなるきっかけは初共演作『花郎<ファラン>』。ヒョンシクは王の身分を隠して花郎(新羅時代の美しき国家親衛隊)となるジディを熱演。ソジュンとはヒロインのAra(32)を巡って恋愛バトルを繰り広げるなど、眼福シーンに加えてロマンスの行方も楽しめる!
photo : Aflo
根強いファンが多い大ヒット作『相続者たち』
photo : Aflo
主演のパク・シネ(32)やイ・ミンホ(35)を筆頭に、現韓ドラ界を担うスターたちがこぞって出演した『相続者たち』。ヒョンシクはミンホ演じるタンや、キム・ウビン(33)演じるヨンドの友人ミョンス役で出演。演技をはじめてからわずか2年足らずにもかかわらず、個性溢れる俳優たちのなかで決して埋もれることなく存在感をあらわにし、注目を集めた。
BTS V(テテ)/通称・ウガウガ会のマンネ(末っ子)
photo : Aflo
通称・ウガウガ会の自由奔放なマンネことテテ。番組内では世界的ヒップホップグループBTS(防弾少年団)の顔ではなく、ウガウガ会のマンネとしての可愛らしい姿を見せているため必見。「ここにいる間はただのテヒョン(テテの名前)」と言うソジュンの言葉に、観ているこちらまで思わず泣きそうに……!
CELINEのショー会場で豪華なスリーショットを披露
photo : Aflo
セリーヌ(CELINE)の2023年春夏メンズコレクション会場に登場し話題となったテテ。というのもテテとプライベートでも親交の深いパク・ボゴム、同ブランド初のアンバサダーに就任しているBLACKPINKのリサ(25)の豪華すぎるスリーショットが公開されたから! 瞬く間に世界中で拡散され、大きな話題を呼んだ。
韓国人アーティスト初! 異例のホワイトハウス訪問
photo : Aflo
今年5月末には韓国人アーティスト初となるアメリカのホワイトハウス訪問を実現したBTS。アジア系へのヘイトクライムの問題や、人種差別をなくす取り組みについて、ジョー・バイデン大統領(79)と会談を行った彼ら。まさに世界的人気を誇るBTSだからこそ成し得た偉業のひとつ。
新たなK-POPの世界を創り上げた唯一無二のグループ
photo : Aflo
2013年にデビューし、「I NEED U」「Spring Day」「DNA」「FAKE LOVE」などさまざまな名曲を世に生み出してきたBTS。2019年にはロサンゼルスで開催された第61回グラミー賞授賞式に韓国人アーティストとして初参加を果たしただけでなく、翌年も同式に2年連続で出席するなど、常に想像を上回るパフォーマンス、歌、言動で世界中のファンに感動を与え続けている存在。
演技初挑戦となった『花郎<ファラン>』で、ソジュンとヒョンシクと出会う
photo : Aflo
BTSとして活動する傍ら、テテの演技初挑戦作品となった『花郎<ファラン>』。本作でソジュンやヒョンシクと出会い、“花郎兄弟”と呼ばれるほどの仲に。「ヒョン(ソジュン)がいなかったらできなかった。ヒョンのおかげ」とさまざまなインタビューで語っているほど、演技初心者のテテを優しくフォローしたソジュン。本作が縁となりウガウガ会が結成されたと思うと、いち視聴者としてますますドラマへの熱い思いと感謝が増すばかり。