韓国では肩幅が広く、体躯のいい人を指す“肩ギャング「オッケカンペ」”という造語があるほど(韓国語で肩はオッケ「어깨」、ギャングはカンペ「깡패」)、俳優たちがドラマで披露する鍛え上げられた圧巻のボディに驚くことも多いはず。そこで今回は“肩ギャング”な体に目が釘付けになる、トレーニングマニアの韓国俳優17名をピックアップ!
パク・ソジュン/愛犬シンバを抱擁する逞しい腕に目が釘付け
愛犬シンバとの癒しの写真を、度々インスタグラムに投稿しているパク・ソジュン(33)。ご存じの通り韓国ドラマにおいて欠かせない“シャワーシーン”のために鍛えている俳優たちも多いけれど、ソジュンは元々ストイックな体づくりで有名で、役作りのために過去10キロ減量したことも。リアリティ番組『IN THE SOOP フレンドケーション』でもワークアウトの様子が映っているけれど、基本的にウェイトトレーニングを中心とし、毎日2時間は運動の時間を確保。さらに起床後すぐにさつまいもを食べ、その後もさつまいもと鶏胸肉を2時間置きに食べるなど、食事管理も徹底的!
アン・ボヒョン/中学時代から常に進化! 鍛え上げられたボディに驚く
『梨泰院クラス』で大ブレイクを遂げたアン・ボヒョン(34)は、中学時代からボクシングを習い、釜山代表選手として全国大会に出場する過去を持つほどの実力者。そんなボヒョンだけにアクションシーンもお手の物だけれど、2021年配信の『マイネーム: 偽りと復讐』の役作りにおいては、筋肉だけで5kg増量したというから驚き! 365日のうち300日は徹底した食事管理を行いながらウェイトトレーニングを欠かさずに行っている、まさに努力の人。
ソン・ガン/もはや“肩ギャング”1位といっても過言ではない!?
もはや“肩ギャング1位”の称号をもらえそうなほど、近年トレーニングに力を入れている俳優ソン・ガン(28)。過去にインスタグラムのストーリーに投稿されたジムでの写真が各方面で大きな反響を呼んだ、“肩ギャング”俳優のひとり。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のジヌ役と同一人物とは思えないほど、逞しい体つき! とはいえ幼い頃から、器械体操選手の父と一緒にジムで運動する機会も多く、運動が好きだというソン・ガン。ただ、最近は「体が大きく見えすぎるから」と、体に負荷のかかるパンプアップは事務所から禁止されているよう。
イ・ジョンソク/肩幅に合わせて服を選ぶ“肩ギャング”!
今まさにディズニープラスで絶賛配信中の『ビッグマウス』において、逞しい体つきを披露しているイ・ジョンソク(32)。モデル出身で細身の印象が強いけれど、肩幅に合わせて着用する洋服を選ぶほどの“肩ギャング”。7歳の頃からテコンドーを習っていただけに生粋の運動好きなのかと思いきや、とあるインタビューで「運動は仕事の延長。楽しむというよりも、しなくてはいけないからするもの」と答えており、ジョンソクのプロ意識の高さを改めて実感。
チ・チャンウク/数々のドラマで見事なアクションシーンを披露!
『ペク・ドンス』『ヒーラー~最高の恋人~』『THE K2 ~君だけを守りたい~』など、これまで数々のドラマでアクションシーンを披露してきたチ・チャンウク(35)だけに、しなやかで逞しい体を常にキープ。コンスタントに運動を続けているチャンウクだけれど、昨年はジムでトレーニングしている様子とともに「運動終わり。貧弱な体……」とコメントをつけてインスタグラムに投稿。そこからまた徹底した体づくりに励んでいるよう。現在、新たな犯罪アクションドラマ『最悪の悪』への出演を検討しているだけに、今後ますますチャンウクのアクションシーンに磨きがかかっていくに違いない。
アン・ヒョソプ/大ヒット韓ドラ『社内お見合い』でボディをあらわに
長身で肩幅が広い印象がありながらも、これまではスリムなイメージが強かったアン・ヒョソプ(27)。ゆえに今年大ヒットとなったラブコメ最新作『社内お見合い』で披露した筋肉美に驚いた人も多いはず。2021年に放送されたファンタジー時代劇『ホン・チョンギ(原題)』以降、トレーニングに励む様子をSNSで公開していたけれど、自身の顔よりも大きい立派な二の腕はまさに努力の結晶。
キム・ウビン/役作りのために始めたトレーニングでボディ改革
2008年にモデルデビューを果たし、当時は187cmの長身を生かしたスレンダーなボディが印象的だったキム・ウビン(33)。しかし2016年放送の『むやみに切なく』で披露した肉体美が、あらゆる視聴者の目を釘付けに! 俳優としてステップアップを目指すなかで、多様な役を演じるために体作りを始めたんだとか。2017年から上咽頭がんの治療に専念するために3年ほど俳優業を休止し、今年放送のドラマ『私たちのブルース』でついに待望のカムバック!! さらに鍛え上げられた筋肉美をドラマ内で披露し、ドラマの役柄と相まって視聴者をときめきの渦へと誘った。
チョン・ヘイン/妥協しない体作りであらゆる世代の視聴者を魅了
ジョンソクと想い合うペ・スジ(27)を陰ながら見つめるチョン・ヘイン(34)の恋のスーパーサブっぷりに、全視聴者が虜になった『あなたが眠っている間に』。同ドラマのメイキング映像ではヘインの肉体美にジョンソクの目が釘付けになっているシーンも!? 病院での着替えシーンで華麗なシックスパックを披露しながらも満足できなかったヘインは「もう1回やります! すみません」と自身の筋肉を追い込むためにパンプアップして挑み、一切の妥協を許さない姿勢を見せた。そして2021年配信の『D.P. -脱走兵追跡官-』『スノードロップ』と、変わらぬ肉体美を立て続けに披露している。写真は北朝鮮のスパイ役を演じた『スノードロップ』のオフショット。
ソン・ソック/大人気映画の続編のために10kg増量!
後世に語り継がれるであろう名作『私の解放日誌』の大ヒットで、劇中の役名から“ク氏”の名前で親しまれ一躍時の人となったソン・ソック(39)。元より広い肩幅と厚い胸板が印象的ではあったものの、マ・ドンソク(51)とのバトルシーンが見どころでもある最新映画『犯罪都市2』の役作りにおいて数ヶ月のハードトレーニングをこなし、なんと10kg以上の増量に成功! お金のためならどんな汚いことにも手を染める最強のヴィラン役であるがゆえに、視聴者の期待を裏切らない肉体に仕上げたソック。11月3日(祝木)の日本公開日が待ち遠しい!
ソンフン/ドラマで見せた肉体美に唖然!
小学生の頃から14年間水泳選手として活躍。体育大学出身で運動神経抜群のソンフン(39)は、『じれったいロマンス』然り『結婚作詞 離婚作曲』然り、ドラマでのプールシーンも多く、その度に華麗な肉体を披露! ワークアウトは主に自宅でトレーニングマシーンを使用することが多いようだけれど、忙しい撮影期間の合間を縫ってジムに通う姿もSNSを通じて公開されている。
パク・ヒョンシク/有酸素運動とウェイトトレーニングを組み合わせて体作りに励む
2021年1月に除隊し、以前よりバージョンアップした肉体美でカムバックを遂げたパク・ヒョンシク(30)。除隊後初のドラマ『ハピネス』では、ハン・ヒョジュ(35)とともに謎のウイルスによりゾンビ化してしまう人々と闘う警察官の役柄だったこともあり、除隊後の体をキープするために欠かさずにトレーニングをしていたんだとか。その努力が逞しい体を作り上げていたことはドラマを見ての通りで、シャツの上からでも伝わる筋肉! まずは10〜20分間でできる有酸素運動から始め、その後ウェイトトレーニングを行うのがヒョンシクのルーティンだそう。
チャン・ドンユン/わずか1年足らずでまったく異なる体つきに!
2019年放送の『ノクドゥ伝〜花に降る月明かり〜』で出生の秘密を探るために女装をして寡婦村に潜り込む主人公ノクドゥを演じ、「女装姿が美しすぎる!」と韓国で大きな話題を呼んだチャン・ドンユン(30)。この時はしなやかなボディラインを演出するためにピラティスに通っていたんだとか。しかし翌年の2020年に放送された主演ドラマ『サーチ』では、軍用犬を指揮するハンドラーらしく、がっしりと鍛え上げられた体を披露! 短い期間でボディ改革に勤しむ俳優魂にはさすがの一言。
イ・スンギ/ダブルスタントなしでアクションシーンに挑む
イ・スンギ(35)といえば、ドラマ『バガボンド』の役作りで毎日3〜4時間のトレーニングに励んでいたことや、『マウス』においてはダブルスタントなしで本格的なアクションシーンを披露したことでも有名な俳優。スンギのワークアウトは主にランニングと筋力トレーニングとのことで、インスタグラムでも度々トレーニングの様子が公開されている。
コン・ユ/お酒1杯飲む時でさえトレーナーに確認!?
昔は華奢なイメージが強かったコン・ユ(43)だけれど、デビュー当時から現在まで変わらず、地味にコツコツとトレーニングを継続していたという。その努力の甲斐もあり、近年鍛え上げられた美しいボディを称賛する声が多々! 毎日の筋力トレーニングと有酸素運動に加え、バランスの良い食事を心がけており、ビール1杯飲む時でさえトレーナーに電話で了承を得るという徹底っぷり!
ヒョンビン/徹底的な役作りで努力を惜しまない実力派
photo :Aflo
第二次韓流ブームから長きにわたり、韓国のトップスターとして君臨しているヒョンビン(39)。世界を熱狂させた『愛の不時着』がきっかけとなり、ヒロイン役のソン・イェジン(40)と結婚。さらにイェジンが第一子妊娠でめでたくアッパ(父)になる予定と、このところハッピーなニュースばかり。そんなヒョンビンは昔から“肩ギャング”のイメージが強い俳優のひとりで、繊細な役作りに定評があるだけに、体作りも並大抵の努力ではない。トレーナーのユン・テシクがあるインタビューで「まるでアスリートのようにストイック」と語っているほど。追い込む時期の食べ物は鶏胸肉、さつまいも、野菜のみ! トライアルセットといった激しい運動に加え、有酸素運動とウェイトトレーニングも欠かさないという、まさにプロフェッショナル。
マ・ドンソク/“マブリー”の名で愛される演技派俳優
photo : Aflo
極悪非道な悪人から善良な一般市民まで、どんな役柄も自分にマッチさせてしまう実力者であり、鍛え上げられた圧倒的なボディと笑顔のギャップにファンが絶えない俳優マ・ドンソク(51)。18歳でアメリカに移住し、その頃からトレーニングを欠かさない生活を送っているというドンソク。しかも過去にフィットネストレーナーやボディビルダーとして活動していた経験を持ち、さらに総合格闘家のケビン・ランデルマン(享年44)やマーク・コールマン(57)のトレーナーを務めていた本物の“肩ギャング”。30歳の頃にドラマの撮影で俳優生命にかかわる大怪我を負ったものの、懸命なリハビリで見事回復し、現在も腕まわり50cm超えの圧巻の筋肉を維持している。
ナム・ジュヒョク/ニットの上からでもわかる“肩ギャング”っぷり!
photo : Aflo
ナム・ジュヒョク(28)もモデル出身の俳優として知られるだけに、デビュー当時はスリムな印象だったけれど、水泳部のエースを演じた『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』で見せた“肩ギャング”っぷりがファンの間で話題に! 近年さらに肉体美が進化しており、『スタートアップ: 夢の扉』にて、以前とは明らかに異なる仕上がった体を披露。あくまでトレーニングは役作りのためとして、忙しい撮影期間に入るまでの週末など、通える時間を確保しながら継続しているそう。