モデル界で絶大な存在感を発揮している2世セレブたち。近年はレニ・クルム(18)を筆頭に、スーパーモデルの母を持つ2世モデルたちの人気がヒートアップ。さらに近頃話題となったオーレリアン・エントヴェン(21)のように、メンズモデルたちのへ注目度も加熱中。
そこで今回は、母の才能を十分に受け継ぎながらも、独自の個性をプラスする注目モデルをピックアップ。それぞれスーパーモデルとして活躍した母の過去を振り返りながら、今後大成が期待される8組の子どもたちを今すぐチェック!
2世モデルの中で、今いちばんホットな存在といえばレニ・クルム(18)。幼少の頃から抜群なスタイルで芸能界入りが期待されていたレニは、16歳の時に母のハイディ・クルム(49)と一緒に有名雑誌のカバーを飾り華々しくデビュー! その大人びた美しさと母譲りのメリハリボディで雑誌やランウェイにも登場し、高校を卒業した現在はディオール ビューティのキャンペーンに抜擢されたり、母と共に下着の広告のモデルを務めたり、ファッションブランドとの共同コレクションを発表したりと大忙し! この調子でいけば、ハイディのような大物モデルになることは言わずもがな!
(母)ハイディ・クルム
18歳の時に故郷のドイツで出場したモデルコンテストがきっかけでNYのモデル事務所と契約したハイディ。類稀なる存在感で頭角を現し、1999年にヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルに抜擢。以降エンジェルのなかでもトップクラスのスーパーモデルとしてモデル界を盛り上げ、その陽気なキャラクターでTVのホストとしても大人気に。現役モデルとしてバリバリに働く姿は、まさにスーパーモデルの鑑!
プレスリー・ガーバー(23)&カイア・ガーバー(21)/【母】シンディ・クロフォード
言わずと知れたスーパーモデルのシンディ・クロフォード(56)と実業家のランディ・ガーバー(60)を両親にもち、幼少期から母そっくりの印象的な眉毛やキリッとした顔立ちに加え抜群のスタイルを誇り、美しい兄妹として注目されていたプレスリー・ガーバー(23)とカイア・ガーバー(21)。人気ブランドのランウェイでモデルデビューしたプレスリーは、一時期顔のタトゥー問題で世間を騒がせたものの、現在もセリーヌの広告に登場するなどモデルとして邁進中。一方カイアは、15歳でマーク ジェイコブスの香水のミューズに選ばれて以降、ランウェイや広告、そしてファッションアイコンとして、すでに母並みのスーパーモデルとして活躍中。最近は俳優業も本格化させるなど、その勢いと人気は加速するばかり。
(母)シンディ・クロフォード
1990年代のスーパーモデルのブームを牽引した立役者といえば、やっぱりシンディ。80年代からモデルとして活動し、90年代はさまざまな雑誌のカバー、有名デザイナーのブランドコレクション、広告に登場するなど、当時最も活躍したモデルという名声を獲得。またレブロンやペプシといった広告でお茶の間にとっても馴染みの存在となり、発売したフィットネスビデオがベストセラーになるなど、まさに誰もが知るスーパーモデルとして君臨。年齢を重ねるごとに美しさが増していくシンディは、「カイアと姉妹にも見える!」とツーショットが公開されるたびに話題に。
誰もが知る有名モデル、ケイト・モス(48)の娘として世界中の注目を浴び、13歳でケイトと雑誌の表紙を飾り、モデルデビューを果たしたライラ・モス(20)。その後はケイトから受け継いだモデルとしての素質と親しみやすいルックスで、16歳でマーク ジェイコブス ビューティのミューズとなり、18歳でミュウミュウのショーでランウェイデビューと順調にキャリアアップ。 昨年はヴェルサーチェとフェンディのコラボレーションショーにて、インスリンポンプという医療機器を太ももに装着したままで登場したことが大きな称賛を受けるなど、モデル界で異彩を放ったケイトのDNAを引き継ぎ、新たなモデル像を表現する存在となりそう。
(母)ケイト・モス
一世を風靡したグラマラスなスーパーモデルとは対照的に、スキニーな体型とクールな表情で唯一無二の存在感を発揮し、瞬く間にモデル界を席巻したケイト。当時大ブームだったカルバン・クラインの広告に登場したことで、一気に世界で大ブレイク! その後、ロック&グランジ、ボーホー系のファッションスタイルでトレンドを生み出し、モデルのみならずスタイルアイコンとしても人気に。そのインフルエンサーっぷりは、一般の女性はもちろん、多数の人気現役モデルたちも虜にしているほど。
ヴィオレット・ドゥルソ(21)/【母】イネス・ド・ラ・フレサンジュ
シャネルのミューズとして世界的に活躍したイネス・ド・ラ・フレサンジュ(65)を母にもつ、ヴィオレット・ドゥルソ(21)。その凛とした透明感と気品溢れる佇まいをしっかりと引き継ぎ、2016年にはシャネルの春夏プレコレクションの広告キャンペーンのモデルに大抜擢! その後も度々母とシャネルのファッションショーに出席しては、まるで鏡写しのような美しさで話題に。インスタグラムではシンプルなフレンチファッションを見せているだけに、今後は母のようなスタイルアイコンとしても要注目。
(母)イネス・ド・ラ・フレサンジュ
アルゼンチン系フランス人のモデルの母、フランスの名門貴族出身の父を持ち、生まれながらに気品が備わっていたイネス。1980年にモデルをスタートさせると、ココ・シャネル(享年87)を彷彿とさせるボーイッシュなスタイルと魅力が見事、カール・ラガーフェルド(享年85)の目に留まり、1983年にシャネルのミューズに大抜擢。以降シャネルが専属契約を結んだ初の看板モデルとして世界を飛び回り、“フレンチシック”を体現するスタイルアイコンとしても世界から注目される存在に。現在は自身の名を冠したファッションブランドのデザイナーとして、今でもフレンチシックのファッションを世界に発信中。
ジェナイエ・ノア(25)/【母】ヘザー・スチュワート・ホワイト
16歳の時にスヌープ・ドッグ(51)のコンサート会場でスカウトされたジェナイエ・ノア(25)は、母が80年代末からスーパーモデルとして活躍したヘザー・スチュワート・ホワイト(54)、父が元プロテニス選手で歌手のヤニック・ノア(62)という2世モデル。一時期はバスケの選手を目指していたというほどの高身長に加え、ハツラツとした内面とヘルシーな美しさは、まさに両親の良いところ取り! アライア、ジャンポール・ゴルチエ、シャネルといったブランドのショーや広告に出演しグングンと実力をつけ、いま最もブレイクが間近と言われているモデルの一人に。
(母)ヘザー・スチュワート・ホワイト
英国出身のヘザーは、80年代から90年代にかけ、ヴェルサーチェやアルマーニ、ヴィクトリアズ・シークレットなど数々のランウェイや広告で世間を魅了。1994年には、ナオミ・キャンベル(52)らスーパーモデルの仲間たちとともにPETAの広告に裸で登場したことも話題に。また、誰もが認める端正な顔立ちで、メイベリンや資生堂といったビューティモデルとしても活躍。その小悪魔的な美しさと圧倒的なスタイルが完璧にジェナイエにも引き継がれているゆえ、ジェナイエの今後の活躍に期待!
ジョージア・メイ・ジャガー (30)/【母】ジェリー・ホール
父はザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガー(79)、そして母はジェリー・ホール(66)というジョージア・メイ・ジャガー(30)。その生粋のサラブレッドオーラと個性が光るファニーフェイスで、瞬く間にイット・ガールとなり、今でもランウェイや雑誌、広告など最前線で活躍中。母のジェリーとは大の仲良しで、度々一緒に広告に登場したり、最近ではヘアケアのブランドも一緒にローンチ。モードなファッションスタイルに加え、実業家としての才能も引き継いでいるよう。
(母)ジェリー・ホール
今年、メディア王のルパート・マードック(91)との離婚で世界を騒がせたジェリーは、1970年代後半に一世を風靡した元祖スーパーモデル。当時の時代に合った華美な雰囲気を武器に、人気デザイナーのランウェイはもちろん、1980年にかけて世界各国の有名雑誌の表紙を40冊以上も飾るなど、世界で最も有名かつ最高額のギャラを手にするモデルとしても有名に。またブライアン・フェリー(77)、ミック・ジャガーといった超人気ロックスターとの交際でメディアを騒がせるなど、元祖お騒がせモデルの先駆け的存在でもあり!
ミンガス・リーダス(23)/【母】ヘレナ・クリステンセン
母ヘレナ・クリステンセン(53)の可愛らしい顔立ちやスラリとしたスタイルに、父ノーマン・リーダス(53)の中性的な雰囲気を掛け合わせたかのようなミンガス・リーダス(23)。2017年にカルバン・クラインのショーでモデルデビューしたのち、ヘレナとヴィクトリアズ・シークレットのキャンペーンに登場したり、下着姿で雑誌グラビアに登場したりと活動を拡大。昨年はスキャンダルに見舞われてしまったものの、今年はヴェルサーチェのメンズウェアコレクションのショーに出演し、改めて独特な存在感とオーラを発揮。
(母)ヘレナ・クリステンセン
1986年に出身地デンマークのミスコンテストで優勝した後パリに渡り、モデルデビューを果たしたヘレナ。ジャンニ・ヴェルサーチェから”世界でもっとも美しい身体を持った女性”と称されたほどの完璧なスタイルで、数々の有名ブランドのランウェイを闊歩。その美しい佇まいで、多くのスーパーモデルが飛躍した90年代でもトップの人気を誇り、時には伝説のモデルと称されることも。しかも今でも現役としてランジェリーブランドの広告を務めるなど、まだまだヘレナのモデル伝説は継続中!
オーレリアン・エントヴェン(21)/【母】カーラ・ブルーニ
今年新星モデルとして大きな話題をさらったのは、カーラ・ブルーニ(54)と前夫のラファエル・エントヴェン(47)の間に生まれたオーレリアン・エントヴェン(21)。パリ政治学院とコロンビア大学に通いながら、彫刻のような美しさと鍛えられたボディを誇るオーレリアンは、6月に雑誌『CAP 74024』のカバーに登場。さらにミンガスと競演したヴェルサーチェの2023年春夏メンズコレクションショーでランウェイデビューを果たすと、カーラのような高貴な貫禄が話題に! その姿に母カーラも感激したようで、30年前に自身がヴェルサーチェのランウェイ登場時の写真をコラージュし、「この2枚の写真の間には30年という時が流れている!」との言葉をつけ、SNSにアップ。オーレリアンも母同様にスーパーモデルに上り詰めること間違いなし!?
(母)カーラ・ブルーニ
ノーブルな美しさとチャーミングな魅力で、多くのデザイナーから愛されたカーラは、90年代にランウェイや広告などでスーパーモデルとして活躍。その後は歌手に転向し、2008年にはニコラ・サルコジ元フランス大統領(67)と結婚してファーストレディとなり華麗なる転身を遂げ、世界中の人々の憧れの的に。そして今年はバルマンの2022年春夏コレクションでランウェイに復帰し、変わらぬ美しさとスタイルに一気に視線が集中! 今後はまたモデルとしての活動はもちろん、オーレリアンとの母子共演にも期待したい。