【キーワード1/メタリック】エッジィなムードを薫らせるメタリック×パワーカラー
色彩豊かなスタイリングは前作と同様だけれど、シーズン3ではメタリック素材のアイテムを多く着用! 存在感抜群のメタリックブルーのマイクロミニ丈スカートにカラフルなモヘアニットを合わせてプレイフルな着こなしに。そして前作との大きな違いといえば、シーズン3冒頭で前髪を作っていること! いわゆるぱっつん前髪に合うファッションスタイルに仕上げている点も大きな変化。
ニット:エッセンシャル アントワープ(ESSENTIEL ANTWERP)
スカート:デュンダス(DUNDAS)
見ているだけでエネルギーチャージできそうなオレンジのフリルドレスは、エミリーらしいミニ丈をセレクト。一般的には「鮮やかなドレスを主役に、その他のアイテムをシンプルなものに」してしまうところ、あえて強さをはらむメタリックブーツをオン。もはやドレスよりも目立っている!?
ドレス:アイリス・アプフェル × H&M(Iris Apfel × H&M)
ブーツ:Maison Skorpios
80年代のディスコ風ファッションを彷彿させるようなスタイリング。シルバーのジャケットに赤いスカートを合わせる、まさに“メタリック二乗”ルック! 軽やかなテキスタイルのインナーを合わせたり、肌を見せたりと、決して重たく見せないテクニックが光る。なかなか日常ではまねできないエキサイティングなスタイリングだけに、ドラマで楽しむのが良し!?
オフショルダーのブラックドレスをまとってセンシュアルなムードに。この写真では羽織っていないけれど、手に持っているのはメタリックとチェックの融合がユニークなコート! 「モノトーンのドレスを潔く1枚で」といった着こなしに走らず、スパイスを投入するのがエミリーらしい。
オーバーサイズのジャケットにブラトップ×変形ストライプパンツによる適度な肌見せファッションに仕上げたルック。スポーティなムードを薫らせながら、小物にメタリック素材のバッグを選び、大人の遊び心をふんだんに表現している。
【キーワード2/カラー】色を主役にどこまでもド派手主義!?
一般的なデートスタイルとは言い難いコーディネートも、エミリーにとっては許容範囲。ピンクと赤の色が織りなすポジティブな世界観にフェザーを大胆に施し、視覚的に楽しめるスタイリングが完成。足もとにグリーンのエナメルパンプスを合わせることで、どこかレトロな雰囲気も漂わせて。
向日葵のような温かさを感じるこのシーンのスタイリングは、まさに“イエロー”押し。エネルギッシュな黄色のジャケットを筆頭に、花柄のロングソックス、パンプスも黄色のアイテムで統一し、ご機嫌なムードが全開。コーヒーのカップまで黄色で揃えている点も抜かりない!
この日のキーカラーは“ラベンダー”。まるで花をまとっているかのようなボリューミィなジャケットは、アイリス・アプフェル × H&M(Iris Apfel × H&M)のコラボレーションアイテム。ジャケットとマッチするジュゼッペ・ディ・モラビト(GIUSEPPE DI MORABITO)の花柄ドレスで大胆さに磨きをかけて。
ドレス:ジュゼッペ・ディ・モラビト(GIUSEPPE DI MORABITO)
ジャケット:アイリス・アプフェル × H&M(Iris Apfel × H&M)
黄色のジャケットとバッグ、パープルのサイハイブーツといった色のミックスに加え、ロボットモチーフのインナーを合わせる陽気なスタイリング! なかなか普段のスタイリングとして参考にするのは難しいけれど、エミリーならではのここぞとまでに大人の遊び心が演出されたスタイル。
コントラスト強めな柄コートを主軸に、キーカラーを“緑”に設定したであろうこのスタイリング。遊園地のなかでも群を抜いて目立つコートを主役にしながら、インナーやバッグで「グリーン増し」に。とにかくプレイフルでミックス&マッチなコーディネート。エミリー節が存分に効いている!
【キーワード3/パワーショルダー】ディテールで“強さ”を表現
シーズン3で度々着用しているのが「パワーショルダー」のジャケットやドレス。ヘアや華奢な小物使いなどによるエミリーらしいフェミニンさは残しながらも、パワーショルダーのアイテムを取り入れることで、どこか内側に秘める強さやファッションの多様性を表現しているように感じられる。
このシーンのエミリーは、フューチャリスティックなパワーショルダードレスをセレクト! エッジの効いたデザインと、ボディコンシャスなシルエットが見事に調和。モノトーンながら、二度見ならぬ三度見してしまいそうな唯一無二のドレススタイル。
エミリーのコーディネートのなかでも比較的シンプルなモノトーンルック。パワーショルダーのシルエットに加え、ビジューで花を表現したボタンなど、細部にこだわりを感じさせるジャケットには、エミリーの個性を表現するミニ丈のスカートを合わせて。モダンの中にフェミニニティを薫らせている。
シーズン3ではボリュームショルダーのアイテムも頻繁に着用していたエミリー。このシーンでは、ブルー×ブラックのマーブル模様が織りなす存在感抜群のドレスを潔く1枚でまとって。袖にボリュームがありながらもボディラインはタイトと、メリハリが際立つドレスルック。
まるで羽のような大胆なデザインに思わず二度見するジャケット! 繊細なモチーフに、あえてエッジの効いたゼブラ柄をプラスするデザイン力も見事だけれど、なかなかに高難易度なアイテムを着こなすエミリーは、やはり只者ではない。
【キーワード4/柄ON柄】“遊び”を掛け合わせたご機嫌スタイル
柄物を1点投入ではなく、主張的な柄と柄をレイヤードさせるのがエミリーのファッションの特徴。インパクト大なネオンチェック柄のジャケットは、ミラ・ミカティ(Mira Mikati)のもの。インナーにカジュアルなボーダートップスを合わせるといったユニークな発想に賛否両論!?
ジャケット:ミラ・ミカティ(Mira Mikati)
トップス:プチバトー(PETIT BATEAU)
チェック柄のモノトーンニットに、ハウンドトゥース柄のスカートをチョイス。カラーリングは落ち着いているものの、これまた観る人を楽しませる柄ON柄スタイルに仕上げている。黒のマリンキャップをコーディネートのアクセントに選んで。
水玉プリントのハイネックトップスを、マイクロミニ丈のショートパンツにイン。どちらも1枚で主張感たっぷりなアイテムだけに、ふたつ揃うことで存在感も2倍! 加えてメタリックゴールドのコートを羽織り、色と柄の要素がギュッと凝縮されたスタイリングに仕上げている。
クリスマスのメインカラーのような組み合わせ! 緑の変形ニットのインナーに赤と白のボーダートップス、さらに幾つものハートの刺しゅうが施されたボトムス……と、色と柄がてんこ盛りなスタイリングを披露。厚めに塗られたチークも相まって、ガーリーな雰囲気に。
袖のボリューム感が可愛らしいギンガムチェック柄のスイムウェアに鮮やかなショールを羽織り、ポップな水着スタイルを演出。ホワイトフレームのキャットアイサングラスがまたキャッチー。
【キーワード5/ミニ丈】オンもオフも関係なし! エミリーを象徴するミニ丈
エミリーのスタイルで欠かせないのは、なんと言っても“ミニ丈”のアイテム。ネオンイエローとブルーの色味が絶妙なサマーニットドレスは、歩くたびに揺れる裾のフェザーも印象的。ドレスのカラーに合わせたミニバッグもスタイリングのポイントに。
キルティング素材とAラインのシルエットがガーリーな印象へと誘うコートを、ドレスのように着こなすエミリー。ウエストがキュッと絞られているミニ丈のデザインも可愛らしい。毒っけのあるロマンティックな世界を表現する花柄ブーツも特徴的。
ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)の花柄ドレスをまとい、とびきりエレガントに。フロントではミニ丈、バックではロング丈で異なる印象へと導く洗練されたシルエットに魅了される。カールヘアに仕上げ、フェミニンなテイストで着こなしているのがエミリーらしい!
ドレス:ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)
バッグ:RENAUD PELLEGRINO