セレブモデルの間でもとりわけファッションスタイルに注目が集まるのが、ヘイリー・ビーバー(26)、ジジ・ハディッド(27)、ケンダル・ジェンナー(27)、ベラ・ハディッド(26)。ジジ&ベラの姉妹を含む、私生活でも仲の良いおしゃれ四天王が今季選んだアウターとは? スタイリングのポイントとともに今季のアウタールックをチェック!
ロング×ミニ丈のバランスが絶妙
ロング丈のPコートはタイムレスに大活躍する鉄板アウター。インにベーシックなベージュニットとマイクロミニのプリーツスカートを合わせ、足もとは定番の白ソックス×ローファーをセレクト。絶妙な丈感演出がうまいヘイリーだけに、幼くならないミニ丈スタイリングに仕上げている。
コート:サンローラン(SAINT LAURENT)
ニット:Source Unknown
スカート:ミスビへイブ(MISBHV)
サングラス:ディオール(DIOR)
バッグ:ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)
シューズ:プロエンザ・スクーラー(Proenza Schouler)
タイツ:カルツェドニア(CALZEDONIA)
カジュアルパンツに上品なチェスターコートを合わせて
リラクシングなムードが漂うスウェットパンツに、あえて上品なチェスターコートを組み合わせるのはおしゃれの常套手段。キャップやスニーカーといった小物でカジュアル感を強めながら、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)のアイコニックなバッグ、ジョディを合わせ、グッと洗練されたムードに。
コート・パンツ:ワードローブ・エヌワイシー(WARDROBE.NYC)
ニット:ÉTERNE
サングラス:サンローラン(SAINT LAURENT)
ピアス:ジェニファーフィッシャー(JENNIFER FISHER)
バッグ:ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)
シューズ:ニューバランス(New Balance)
レザージャケットを主役に、ストリートなムードを満喫
今季着用回数の多い23 Lux Vintageのレザージャケットをこの日もまとい、ラフなスタイリングを披露したヘイリー。紺色のフーディにアクネ ストゥディオズ(Acne Studios)のカジュアルなシルエットのパンツを合わせた。お気に入りのボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)のバッグ、ジョディがコーディネートをグッとモードに引き締めるスパイスに。
ジャケット:23 Lux Vintage
パンツ:アクネ ストゥディオズ(Acne Studios)
バッグ:ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)
シューズ:ニューバランス(New Balance)
存在感を放つパワーショルダーのロングコート
重厚感溢れるパワーショルダーのロングコートは、サンローラン(SAINT LAURENT)のもの。グレートーンで統一したシックなスタイリングがリアルクローズの参考になる。タイトヘアにまとめ、大振りのピアスをポイントに。
コート・サングラス:サンローラン(SAINT LAURENT)
ニット:ÉTERNE
パンツ:DENIM BY ORLEE
バッグ:ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)
シューズ:マルニ(MARNI)
クロップトトップス×デニムで冬も肌を見せて
ウエスタン調のベージュジャケットに淡色デニムを合わせ、真冬の重たい雰囲気を一新するようなスタイリングを披露。シャーリング素材になめらかなスエードが裏打ちされたジャケットのインナーには、ヘイリーらしいクロップトトップスを選んで。
ジャケット:イーアールエル(ERL)
トップス:アライア(ALAÏA)
パンツ:DENIM BY ORLEE
サングラス:グッチ(GUCCI)
ベルト:ザラ(ZARA)
シューズ:シャネル(CHANEL)
大人のオールブラックスタイルにぴったり
ヘイリーが得意とするオールブラックスタイルは、オーバーサイズのレザージャケットとマイクロミニ丈のスカートによるバランス調整が見事。白靴下をルーズに履きこなすことで、程よい抜け感を演出。
ジャケット:23 Lux Vintage
ニット:コス(COS)
スカート:Y/プロジェクト(Y/PROJECT)
バッグ:サンローラン(SAINT LAURENT)
シューズ:ジル サンダー(JIL SANDER)
タイツ・ソックス:カルツェドニア(CALZEDONIA)
まるでテディベアのような癒しのブラウンコート
モフモフとした質感が写真からであっても伝わってくるブラウンカラーのコートを主役にしたスタイリング。同系色のバッグとローファーを合わせながら、差し色には定番のブルーデニムをセレクト。クラシカルとカジュアルが両立するコーディネートに。
コート:ゲスト・イン・レジデンス(Guest in Residence)
バッグ:プラダ(PRADA)
シューズ:アルド(Aldo)
レザージャケットスタイルに遊び心をひとさじ
この日のアウターはヴィンテージのレザージャケットを選択。ブロックカラーが大人の遊び心をくすぐるクルーネックカーディガンは、ジジが手がけるカシミヤブランド、ゲスト・イン・レジデンス(Guest in Residence)のもの。深いスリットスカートにロングブーツを合わせ、抜け感演出も抜かりなく。
ジャケット:ヴィンテージ
カーディガン:ゲスト・イン・レジデンス(Guest in Residence)
スカート:ケイト(KHAITE)
ピアス:キーン(KEANE)
ブーツ:シュッツ(Schutz)
レザージャケットをクラシカルなムードでまとう
ヴィンテージのレザージャケットをメインに、ゲスト・イン・レジデンス(Guest in Residence)のニットとビッグストールを合わせたジジ。絵画のようなタッチのスカートを合わせて、モダンな雰囲気を漂わせて。
ジャケット:ヴィンテージ
ニット・スカーフ:ゲスト・イン・レジデンス(Guest in Residence)
ピアス:ミュウミュウ(MIU MIU)
ネックレス:The Sage Vintage
グローブ:シャネル(CHANEL)
バッグ:グッチ(GUCCI)
ブーツ:パリ テキサス(Paris Texas)
まるで“布団”のような優しげなコートを主役に
キルティング加工を施した軽量のカーフスキンレザーのコートは、ザ・ロウ(THE ROW)のもの。1枚でインパクトを放つコートのインナーには、同じくベージュトーンのタートルネックを選んだジジ。全身を淡いミルクティーカラーで統一して。
コート:ザ・ロウ(THE ROW)
グレー×黒の共演でシックに
ゲスト・イン・レジデンス(Guest in Residence)のフーディとレギンスでリラクシームード全開かと思いきや、オーバーサイズのレザーコートとブーツを黒で統一し、シックな雰囲気に。カジュアルなアイテムをモードに見せるバランス力が抜群!
コート:ヴィンテージ
ベスト:ディーケーエヌワイ(DKNY)
トップス・パンツ:ゲスト・イン・レジデンス(Guest in Residence)
ブーツ:プラダ(PRADA)
ひねりの効いたブロックカラーのコート
黒&白のブロックカラーのロングコートをシャツのように着こなし、ミニマルなスタイリングに仕上げたケンダル。ブルーのストレートデニムにブラウンのスクエアシューズと、シンプルながらセンスが漂うコーディネートは参考になる!
レザーとボアの共演でとびきり暖かく
ロング丈が珍しいレザー×ボアコートを主役にしたこの日のスタイリング。インナーは白のロンTにデニムと至ってシンプルだけれど、足もとでインパクトを放つボリュームファーブーツをチョイス! フリンジが施されたルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のバッグもコーディネートのアクセントに。
コート:サイモン・ミラー(Simon Miller)
パンツ:ケイト(KHAITE)
サングラス:グッチ(GUCCI)
バッグ:ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
ブーツ:アールサーティーン(R13)
インパクトのあるアウターを1点投入!
セレブ御用達リゾートとしてお馴染みのアスペンに滞在していた時のアウタールック。アニマル柄のインパクト抜群なコートを主軸に、インナーやバッグ、シューズと言った小物に黒を選んだケンダル。ザ・ロウ(THE ROW)の人気バッグ、ソフィアがグッと洗練されたムードに誘う。
バッグ:ザ・ロウ(THE ROW)
モードのスパイスが随所に滲むアウタールック
落ち着きのあるワインレッドカラーが印象的なジョナサン・シンカイ(Jonathan Simkhai)のウールコートをまとって。歩くたびにふわりと揺れるフリンジが特徴的。そんなコートに合わせたのは、サステイナビリティなブランド、マテリアル(Materiel)のアニマルフリーレザーパンツ。シンプルながら随所にモードのエッセンスを効かせて。
コート:ジョナサン・シンカイ(Jonathan Simkhai)
パンツ:マテリアル(Materiel)
グローブ:ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)
サングラス:グッチ(GUCCI)
バッグ:ケイト(KHAITE)
ブーツ:ディオール(DIOR)
ウエスタンのムードを薫らせたなら
「スタンダード」にどこか遊び心を加えたアイテムを好むケンダル。ジャケット×デニムとスタイリングはノーマルに見えるけれど、色味が絶妙なベージュのボアジャケットを選んだり、ウエスタン調のデザインがユニークなデニムパンツを選んだりと、アイテムセレクトのセンスが際立つ!
ジャケット・パンツ:アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)
アイキャッチーな小物をミックス
ヴィンテージライクなレザージャケットとハイウエストデニムの王道スタイルに、赤のボーダーニットやダブルベルトといった小物で周囲との差別化を図って。計算された肌見せテクニックもベラらしい。
ストリートファッションも“抜け”を意識
ストリートファッションや、スポーティMIXテイストのスタイリングを得意とするベラ。この日はレザーアウターブランド、Lamarqueのジャケットをメインに、ロゴT×デニムとカジュアルな着こなしを披露。お腹をちらりと見せたりヘアバンドをつけたりと、どこかに“抜け”をつくるのが上手い。
ジャケット:Lamarque
サングラス:ディオール(DIOR)
シューズ:ナイキ(NIKE)
大人のスポーティスタイルの最適解!
色を組み合わせたスタイリングが多いベラには珍しく、この日はモノトーンで統一。ナイキ(NIKE)のオーバーサイズパフコートから白のロングインナーをのぞかせ、さらに黒レギンス×白ソックスを合わせるといった“黒&白”の見せ方が絶妙! 重すぎず軽すぎないスポーティスタイルが完成。
コート・シューズ:ナイキ(NIKE)
ヘアバンド:ブランディ メルビル(Brandy Melville)
レギンス:ルルレモン(Lululemon)
バックパック:ジャンスポーツ(JANSPORT)
メリハリのあるスタイルでこなれた雰囲気に
ボリュームのあるロング丈のジャケットには、カモフラージュ柄のタイトスカートを合わせてバランス調整を。ジャケットの裏側のブルーに合わせたシューズとバッグがスタイリングのカラーポイントになり、大人が楽しめるスポーティスタイルに仕上げている。
バッグ:プラダ(PRADA)
シューズ:ナイキ(NIKE)
レザージャケットをフェミニンに着こなしたら
レザージャケットスタイルにほんのりとフェミニニティを薫らせて。透け感たっぷりのレース素材や胸もとの深いVネックライン、体に沿うタイトなシルエットなど、ダボっとしたレザージャケットと相反するアイテムを組み合わせることでベラらしいエッジを効かせた。