2023年はビヨンセ（42）、テイラー・スウィフト（33）、マドンナ（65）をはじめ、大物スターのツアーやステージパフォーマンスが豊作！ コロナ禍を経て久しぶりのツアーで感情が昂っていたり、イベントではネイキッドドレスといった過激なファッションが流行っていたりするせいか、彼女たちのステージ衣装はとにかく気合いの入った、華やかでゴージャスなスタイルが目白押し。メゾンブランドのカスタムデザインや、自身の個性を表現したスタイルなど、2023年に話題となったセレブのステージファッションをご紹介！
ビヨンセ／こだわりを詰めた唯一無二のゴージャスさが話題！
「ルネッサンス・ツアー」でソロとしては７年ぶりとなるワールドツアーを開催したビヨンセ。衣装はトップメゾンのカスタムドレスや公演する国のブランドの服を着たり、公演によって変えたり、黒人のデザイナーを起用したりとビヨンセならではのこだわりが満載。ロエベ（LOEWE）の2022-23年秋冬コレクションのヌーディドレスをビジュー付きのボディスーツにアレンジし、センシュアル＆ゴージャスなルックを完成。
ボディスーツ：ロエベ（LOEWE）
アムステルダムの公演では、オランダのファッションブランドであるイリス ヴァン ヘルぺン（Iris Van Herpen）のネイキッドミニドレスを着用。繊細な煌めきを放つシルバーの装飾と、滑らかな曲線を描くケープがまるで女神のような神々しさを演出！
ドレス：イリス ヴァン ヘルぺン（Iris Van Herpen）
テイラー・スウィフト／煌びやかなピンクドレスにうっとり
テイラーは、2024年2月に日本公演も決定している「エラズ・ツアー」を、2023年3月にキックオフ。日本公演衣装は、テイラーがリリースしたアルバムごとにセクションを分け、それぞれの時代に合わせてオーダーメイド。初日のアリゾナ公演ではズハイル ムラド（Zuhair Murad）のビーズ、スパンコール、パール、クリスタルが装飾された大胆なボールガウンが印象的。
ガウン：ズハイル ムラド（Zuhair Murad）
ブルーとゴールドのクリスタルで装飾されたアトリエ ヴェルサーチェ（ATELIER VERSACE）のコルセット風ボディスーツには、スパンコールの輝きが眩しいクリスチャン ルブタン（Christian Louboutin）のニーハイブーツを合わせて。テイラーらしい、フェミニンさとパワフルさを兼ね備えたスタイルでファンを魅了。
ボディスーツ：アトリエ ヴェルサーチェ（ATELIER VERSACE）
ブーツ：クリスチャン ルブタン（Christian Louboutin）
マドンナ／アイコニックなコーンブラを再びまとう
６月に深刻な細菌感染症で緊急搬送され、世界に衝撃を与えたマドンナ。そのため延期されたワールドツアー「Celebration」を10月にロンドンでスタートさせ、見事ステージに復活！ デビュー40周年記念のツアーとあって、衣装は過去にマドンナが着用したアイコニックなスタイルをオマージュ。当時センセーションを呼んだ、ジャン＝ポール・ゴルチエ（Jean Paul Gaultier）のコーンブラスタイルを再び披露し、大きな話題に。
ドレス：ジャン＝ポール・ゴルチエ（Jean Paul Gaultier）
サム・スミス／悪魔モチーフの過激ファッションに注目
５年ぶりとなる来日公演「グロリア」ツアーで、日本のファンを熱狂させたサム・スミス（31）。圧倒的な歌唱力に加え、個性的なスタイルで登場することでも知られているサムらしく、今回のステージでも悪魔の角が生えた黒のハットに、コルセット、ガーターベルト、網タイツという刺激的な衣装が大いに注目を集めた。
ビービー・レクサ／スパンコールが輝くボディスーツが印象的
今年６月のコンサートでは、客席から投げられたスマホによって顔面に怪我を負い、ファンから心配の声が寄せられていたビービー・レクサ（34）。９月に米ラスベガスで開催された音楽祭「ライフ・イズ・ビューティフル」では、スパンコールの輝きに魅了されるボディスーツスタイルを披露。
リナ・サワヤマ／光り輝くネイキッドドレスにはエルトン・ジョンもビックリ!?
2021年４月、大御所シンガーのエルトン・ジョン（76）とコラボレーションし、LGBTQ+コミュニティの仲間へ捧げる歌『Chosen Family』を発表したリナ・サワヤマ（33）。今年６月にはイギリスの大型野外音楽祭「グラストンベリー・フェスティバル」でエルトンとのパフォーマンスも披露。まとったのは、さまざまな色に光り輝くグッチ（GUCCI）のシースルードレス！ ディスコ風のネイキッドドレススタイルで、エルトンに負けないオーラを放って。
ドレス・アンダーウェア：グッチ（GUCCI）
カーリー・レイ・ジェプセン／透け感とアイシーな色味がマッチ！
今年の６〜７月には全国６都市を回るジャパンツアーを行うなど、精力的にライブ活動を続けているカーリー・レイ・ジェプセン（37）。ボヘミアンスタイルを得意とする彼女は、米シカゴの大型音楽祭「ロラパルーザ」のステージにて、透け感のあるシフォンドレススタイルで登場。バタフライが刺しゅうされたユニークなブーツにも遊び心が薫る。可愛らしい印象のカーリーにぴったりな、ドリーミー＆センシュアルなスタイルを実現。
ピンク／個性を生かしたパフォーマンスと衣装にファンが大熱狂！
今年6月から2024年3月にかけ、「サマー・カーニバル」と題したツアーでヨーロッパ、北米、オーストラリアなどを回るピンク（44）。これまで度々ツアーや授賞式でアクロバティックなパフォーマンスを見せていた彼女は、今回も天井からぶら下がった縄やワイヤーを自由自在に操る空中パフォーマンスで観客を圧倒。キラキラと輝くハイレグのボディスーツにエッジの効いたバイクジャケットを合わせ、唯一無二のスタイルに仕上げた。
ジャネット・ジャクソン／ファンからも大好評だったジャンプスーツルック
50年のキャリアを記念した「トゥギャザー・アゲイン・ツアー」を開催したジャネット・ジャクソン（57）。ステージではヴァレンティノ（VALENTINO）のクリエイティブディレクターを務めるピエールパオロ・ピッチョーリが、ジャネットのために特別にデザインした衣装をお披露目。パープルのサテンリボンがポイントとなったスパンコール刺しゅうのハイネックジャンプスーツ姿に、ファンからは「ジャネットらしさを上手に表現している！」との声が寄せられていた。
ジャンプスーツ：メゾン ヴァレンティノ（Maison Valentino）
リゾ／どんなファッションもプレイフルに着こなして
６月に行われた米ニューヨークの音楽フェス「ガバナーズ・ボール」でヘッドライナーを務めたリゾ（35）。鮮やかでパワフルかつユニークな衣装が多いリゾだけに、大胆なディテールのシルバードレス姿が印象的。華やかでありながらも遊び心をしっかりと演出。
カーディ・B／妖艶なドレスで魅せるパフォーマンスに、観客の目が釘付け
過激な衣装とパフォーマンスが魅力の人気ラッパー、カーディ・B（31）。ヘアクリップでデザインされた独創的なドレスでレッドカーペットを歩いた「MTV ビデオ・ミュージック・アワード（VMA）」では、ステージでミーガン・ザ・スタリオン（28）とともにコラボレーション曲『Bongos』を披露。鮮やかで煌びやかなブルーのミニドレスもよく似合っている。迫力あるダンスと歌声に観客は大興奮！
