1997年生まれの韓国スター、通称“クチルライン”というと、BTS ジョングク(26)やSEVENTEEN ミンギュ(26)、NCT ジェヒョン(26)といったアイドルにフォーカスされがちだけれど、実は俳優陣も負けじと粒揃い! そこで今回は“演技ドル”として二足の草鞋を履くASTRO チャ・ウヌ(26)をはじめ、97年生まれの俳優たちにフォーカス。今後ますます注目されていくであろうイットな人を含め、ぜひチェックしてみて。
ASTRO チャ・ウヌ/王道ロマコメ出演を経て、アクション、サスペンスと大活躍!
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97年生まれの中でも数少ない演技ドルのひとりで、俳優として急成長を遂げているウヌ。ご存じ『私のIDはカンナム美人』や『女神降臨』のいわゆる王道イケメン学生キャラを経て、近年は『アイランド』で激しいアクションシーンを披露したり、『ワンダフルデイズ』で犬嫌いの数学教師を演じたり(しかしヒロインは先祖代々キスをすると犬になってしまう呪いをかけられている)、様々な役をこなしている。現在ディズニープラス スターで配信中のヒューマンサスペンス『ワンダフルワールド』においては、これまでに見たことがないシリアスな表情と演技に注目!【誕生日】 1997年3月30日【ドラマ代表作】 『私のIDはカンナム美人』 『新米史官ク・ヘリョン』 『女神降臨』 『ワンダフルデイズ』【映画代表作】 『デシベル』
クァク・ドンヨン/作品に深みを生む実力派俳優
『棚ぼたのあなた』デビューした当時、中学生だったドンヨン。FNC エンターテインメントの練習生を経て音楽の道ではなく、俳優の道を選んだドンヨンの出演作品は数知れず。プライベートでも親交のあるパク・ボゴムとの共演作『雲が描いた月明り』ではロマンス時代劇あるあるの“護衛官役”でプチブレイクを果たし、なんと言っても2021年配信の『ヴィンチェンツォ』出演以降の快進撃が目覚ましい。その後主演作『ガウス電子~僕らの社内恋愛マニュアル~』も好評で幕を閉じた。現在はキム・スヒョン(36)主演の『涙の女王』に出演中で、本作もドンヨンらしい味が薫る、失敗続きのマヌケな財閥息子という役柄だけに、観ていると愛着が湧くこと請け合い。【誕生日】 1997年3月19日 【ドラマ代表作】 『思春期メドレー』 『雲が描いた月明り』 『私のIDはカンナム美人』 『ヴィンチェンツォ』 『ガウス電子~僕らの社内恋愛マニュアル~』【映画代表作】 『野球少女』 『宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました』
VICTON チェ・ビョンチャン/『恋慕』『社内お見合い』と大ヒット作に次々と出演
『ライブオン(原題)』で安定した演技力を見せ、作中でサブカップルの役割を果たしたVICTON ビョンチャン。次作の『恋慕』は大ヒットメーカーのパク・ウンビン(31)主演で相手役はロウン(27)。ビョンチャンはウンビンの護衛役に任命され、知名度も急上昇。その後の『社内お見合い』ではヒロインのキム・セジョンの弟役として、打って変わったお茶目な姿を披露するなど、次の出演作品が気になる俳優のひとり。しかもInstagramに公開されるスタイリッシュなファッションスタイルにも注目が集まっており、この日はアクネ ストゥジオス(ACNE STUDIOS)のアイコンであるマフラーとニットの色味のリンクが絶妙!【誕生日】 1997年11月12日【ドラマ代表作】 『恋はオン♡エアー中!〜Live on〜』 『恋慕』 『社内お見合い』
ヨ・ジング/実力派の子役出身として貫禄を放つ
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言わずと知れた天才子役出身のジングは、『イルジメ〜一枝梅』『太陽を抱く月』など数々の時代劇で主演の幼少期役を演じ、類稀なる熱演っぷりが当時から話題に。『王になった男』では表現が難しい一人二役を違和感なく演じ上げ、改めて実力の高さを証明。その後『ホテルデルーナ〜月明かりの恋人〜』『怪物』『リンク:食べて愛しなさい、しびれるように』などファンタジーからスリラーサスペンス、現代ロマンスまで、幅広いジャンルで大活躍!【誕生日】 1997年8月13日【ドラマ代表作】 『王になった男』 『ホテルデルーナ〜月明かりの恋人〜』 『怪物』 『リンク:食べて愛しなさい、しびれるように』【映画代表作】 『ファイ 悪魔に育てられた少年』 『1987、ある闘いの真実』 『同感〜時が交差する初恋〜』
イ・ジュニョン/アイドル期間を経て、近年話題作に引っ張りだこ
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U-KISSとしての活動を経たのち、近年本格的に俳優としてのキャリアを積んでいるジュニョン。2022年Netflix配信映画『モラルセンス〜君はご主人様〜』では少女時代 ソヒョン(32)との共演に加え、セクシャリティに食い込んだ脚本と双方の熱演っぷりが話題となった。現在話題沸騰中のソン・ハユン(『私の夫と結婚して』のヒール役でブレイク)がヒロインの『恋のプログラミング 〜ダメ男の見分け方〜』でアナログ派の硬派な消防士役を皮切りに、『イミテーション』『D.P. -脱走兵追跡官-』『マスクガール』など、あらゆるジャンルの作品に出演中! 現在ディズニープラス スターで配信中の最新作『予期せぬ相続者』では婚外子御曹司役に。若手実力派イ・ジェウク(25)とのブロマンスにも注目してほしい。【誕生日】 1997年1月22日【ドラマ代表作】 『恋のプログラミング 〜ダメ男の見分け方〜』 『イミテーション』 『百人力執事〜願い、かなえます〜』 『予期せぬ相続者』【映画代表作】 『モラルセンス〜君はご主人様〜』
ソ・ジフン/ロマコメ王道の年下役で“ヌナ”の心を鷲掴み
韓ドラフリークの間でもインセンドラマとして人気の『シグナル』で俳優デビュー。それからコンスタントに様々な作品に出演しているジフンは、韓国ドラマの登竜門こと“ハッキョシリーズ”の『恋するレモネード』出身者。実力の高さは折り紙付きで、『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』『コッパダン ~恋する仲人~』などのロマンス時代劇や、王道の年下美男子役でヌナたちの心を奪った『あいつがそいつだ』、そして学生たちの復讐と心の闇を描いた『代理リベンジ』など、バリエーション豊かな作品に出演している。昨年放送の『無駄な嘘−誰にも言えない秘密』の切ない2番手役も必見!【誕生日】 1997年4月25日【ドラマ代表作】 『ケリョン仙女伝~恋の運命はどっち!?~』 『青春ブロッサム』 『あいつがそいつだ』 『無駄な嘘−誰にも言えない秘密』【映画代表作】 『小説家の映画』 『イントロダクション』
ナム・ユンス/モデル出身俳優らしい抜群のスタイルで周囲を魅了
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モデル出身俳優のユンスは、『人間レッスン』で演じた不良学生役で一気に注目を浴びた実力派。普段バラエティで見せる落ち着いた好青年という雰囲気とは一味違う姿を披露し、作中でかなりのインパクトを残している。本作を皮切りに、『怪物』『恋慕』『今日のウェブトゥーン』など次々と話題作に出演しているだけに、今後の作品選びに加え、どんなキャラクターを演じてくれるのか?にも注目したい。【誕生日】 1997年7月14日【ドラマ代表作】 『人間レッスン』 『怪物』 『恋慕』 『今日のウェブトゥーン』【映画代表作】 『私の物が君の家に残っているなら、別れたわけではない』 『ソウルメイト』
ソ・ボムジュン/スーパールーキーとして注目株!
今最もアツい'97年俳優といえばボムジュンで間違いなし。アイドル並みのルックスに注目が集まり、2022年には人気音楽番組SBS『人気歌謡』のMCに抜擢。同じく若手注目株のノ・ジョンウィ(22)とTXT ヨンジュン(24)との掛け合いも可愛らしく視聴者を虜に。元Wanna One カン・ダニエル(27)主演作『キミと僕の警察学校』では寡黙な警察大学生役、ユン・シユン(37)主演作『ヒョンジェは美しい(原題)』ではマンションを譲り受けるために結婚を目論む3兄弟のマンネ役を熱演し、着実にキャリアを積み重ねている。韓国版Netflixには配信されているものの、日本配信は未定の最新作で、願いを叶えるクッキーを巡る新感覚スリラー『ハイクッキー』の配信も待ち遠しい!【誕生日】 1997年6月27日【ドラマ代表作】 『わかっていても』 『キミと僕の警察学校』 『ヒョンジェは美しい(原題)』 『ハイクッキー』
イ・ジョンヒョク/BLドラマも人気! ネクストブレイク枠として要チェック
2021年配信のウェブドラマ『教科書にない』で俳優デビューを果たしたジョンヒョク。それ以降コンスタントに作品に出演している。2023年には初恋の相手との再会ラブをときめきたっぷりに描いたBLドラマ『僕らの恋愛シミュレーション』や、『今、私たちの学校は…』で高い演技力が評価されたイ・ウンサム(24)とRed Velvet イェリ(25)が学園内でサスペンスバトルを繰り広げる『Bitch X Rich(原題)』など、今のところ若年層向けのドラマに多く出演中。ネクストブレイク枠として、今後の動向を追っていきたい。【誕生日】 1997年6月23日【ドラマ代表作】 『チアアップ』 『Bitch X Rich(原題)』 『僕らの恋愛シミュレーション』