シン・ドンヨプ(53)、ペ・スジ(29)、パク・ボゴム(30)
授賞式の要とも言えるMCは、今回で10度目の大ベテランで人気コメディアンのドンヨプ、9年連続で務め「百想のアイコン」と自己紹介したスジ、今回6度目となったパク・ボゴムの豪華3名。生放送かつ長時間行われた授賞式を、スマートで華やか、かつ安定感のあるMCで進行。そんな彼らの今年の活躍もあわせて注目したい。
リュ・スンリョン(53)
タキシードに身を包み、貫禄のある姿を見せたスンリョン。『ムービング』ではチキン店の店主で治癒能力者を演じ、最優秀演技賞にノミネート。今回は『ムービング』がテレビ部門の大賞を受賞し、共演者たちと喜びを分かち合っていたのが印象的。
イ・ジョンハ(26)
2018年にYouTubeドラマ『胸キュン注意』でデビューした今注目の俳優ジョンハ。人気ウェブトゥーン原作『ムービング』の主人公を演じるため、30kgも増量して高校生役を務めた。その演技で注目を浴び、見事テレビ部門新人演技賞を受賞。ライジングスターの次回作にも期待が高まる。
コ・ユンジョン(28)
ドラマ『ムービング』で新人演技賞にノミネート、花の形をしたスパンコールを多数あしらったブラックドレスで登場したユンジョン。ドラマでは、なんと高校生のヒスを好演! 今年はドラマ『賢い医師生活』のスピンオフが待機中で、初の医師役に期待が高まる。
キム・スヒョン(36)
tvNドラマ歴代最高視聴率を更新する大ヒットを記録した主演作、『涙の女王』で最優秀演技賞にノミネートされたスヒョン。キム・ジウォン(31)とのケミストリーも高く評価されたことに加えて、喜怒哀楽すべての感情を繊細に演じ切る実力の高さを改めて証明。配信終了後もドラマロスを嘆く声が絶えないほど人々を魅了しただけに、『人気賞』の受賞のみ!?と世間をざわつかせたものの、本作は不朽の名作として愛され続けること間違いなし。
イ・ドヒョン(29)
ドラマ『良くも、悪くも、だって母親』などで名演技を見せ、昨年夏に電撃入隊したドヒョンが、なんと凛々しい軍服姿で授賞式に出席! 映画『破墓』で新人演技賞を受賞した。受賞スピーチでは、家族や出席していた俳優で恋人のイム・ジヨン(33)に感謝の気持ちを語るなど、会場を沸かせた。
イム・ジヨン(33)
イエローのボディコンシャスなロングドレスをまとい、恋人ドヒョンの新人演技賞受賞スピーチでもフォーカスされたジヨン。彼女自身も、韓国のベストセラー小説を実写化したドラマ『庭のある家』で最優秀演技賞にノミネート。本格サスペンススリラーの本編もぜひチェックして。
ラ・ミラン(49)
どの役も印象に残る名演技を見せ、近年の話題作やヒット作にはこの人あり。ドラマ『良くも、悪くも、だって母親』で最優秀演技賞にノミネートされたミラン。シフォン素材のロングドレスと明るい笑顔で会場を照らした。
ナムグン・ミン(46)
演技力は折り紙つきで、10年ぶりに出演した時代劇『恋人』で最優秀演技賞を受賞したナムグン・ミン。アン・ウンジン(33)演じるヒロインと惹かれ合い、過酷な運命に翻弄されながらも一途に愛する男、ジャンヒョンを熱演。さらに同作でのアクションシーンも必見!
アン・ウンジン(33)
ここ数年はヒロイン役が増え、ドラマ『恋人』では世間知らずな良家のお嬢様ギルチェを熱演したウンジン。最優秀演技賞にノミネートされ、黒髪にブラックドレスで出席。惜しくも受賞は逃したものの、今後の活躍から目が離せない俳優のひとり!
ソン・ジュンギ(38)
主演映画『ロ・ギワン』では、異国で難民申請を認められるまでの苦難とそこで出会った愛について、年齢をみじんも感じさせない青年を熱演したジュンギ。今回の百想芸術大賞で4部門にノミネート、7月に日本公開も決定している映画『このろくでもない世界で』も待機中。
ユ・ヨンソク(40)
ドラマ『運の悪い日』で男性最優秀演技賞にノミネートし、爽やかな白いスーツ姿で登場したヨンソク。ドラマでは、親しげな顔で近づき完全犯罪を目論む連続殺人犯、ヒョスクを演じた。バラエティ番組や『賢い医師生活』での穏やかな雰囲気とは違った一面に惹かれること間違いなし。
チェ・ミンシク(62)
公開から約1か月で、観客数1000万人を突破した映画『破墓』。韓国のオカルト映画では初めての快挙なのだそう。韓国を代表する名優ミンシクは、風水師で墓の場所を見極める役柄を演じ、最優秀演技賞部門にノミネート。キム・ゴウン(32)との共演も話題となった。
キム・ゴウン(32)
映画『破墓』で巫女のファリムを演じたゴウンが、激戦と予想されていた最優秀演技賞部門を受賞。受賞スピーチでは「昨年1年間はつらかったけれど、撮影現場が癒しだった」と周囲への感謝の気持ちを伝えていた。
キム・ソンホ(38)
日本では4月に公開されたアクションノワール映画『貴公子』で主演、新人演技賞にノミネートされたソンホ。タイトルからは想像できないほど激しいアクションと、今までにないソンホのミステリアスな表情に加え、予測できない展開が魅力と話題の作品。
コ・ミンシ(29)
大胆にカットされたブラックドレスで登場したミンシ。2023年の観客動員数500万人突破のヒット作、映画『密輸』で新人演技賞にノミネートされ、キム・ヘス(53)、ヨム・ジョンア(51)ら名俳優のなかで光る演技を見せた。SNSでは『五月の青春』で共演したドヒョンとのツーショットが公開! 久々の“ミョンヒテ”コンビ集合に、ドラマファンからの熱いラブコールも。
アン・ジェホン(38)
『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』でKBS演技大賞新人賞を受賞しているジェホン。今回は、ドラマ『マスクガール』で助演男優賞を受賞した。外見にコンプレックスを抱き、主人公キム・モミに片思いしている同僚チュ・オナムを熱演している。
イ・ハンビョル(32)
ドラマ『マスクガール』の主人公キム・モミ役はオーディションで勝ち取ったというハンビョル。長身を活かしたロングドレス姿で授賞式に登場し、新人演技賞にノミネートされた。本作がデビュー作とは思えない熱演っぷりが注目され、今後の活躍に期待せざるを得ない俳優!
f(x) クリスタル(29)
クリスタルは、映画『クモの巣』で人気急上昇中の新人俳優ハン・ユリム役を演じ、助演女優賞にノミネート。俳優としての才能を存分に発揮して、出演を重ねるたびに役の幅が広がっているよう。新たな事務所と契約を結んだ話もあり、引き続き歌手としての活躍にも期待したい。
イ・ビョンホン(53)
今ではアクション俳優としてのイメージが定着し、授賞式の常連でもあるビョンホン。ベテラン俳優たちが顔を揃えた男性最優秀演技賞には、映画『コンクリート・ユートピア』からノミネート。冴えない男がユートピアの権力者になるという豹変ぶりを熱演した。
オム・ジョンファ(54)
淡いピンクのロングドレス姿が印象的なジョンファ。ドラマ『医師チャ・ジョンスク』で最優秀演技賞にノミネートされた。韓国のマドンナと呼ばれ、歌手としても活躍している彼女の次作からも目が離せない。
IVE ユジン(20)
一般投票で決まる唯一の賞、『人気賞』に選ばれたユジン。なんとバラエティ部門にアイドルがノミネートされたのは初めてのこと! 首もとのクロスが特徴的なホワイトのドレスをさらりと着こなした。
イ・シウ(24)
ドラマ『少年時代』で新人演技賞にノミネートされたシウ。本作は1989年の忠清南道(チュンチョンナムド)を舞台にしたイム・シワン(35)主演の青春アクションドラマとなっている。シウはケンカが強い伝説の高校生を熱演。今後はどんな作品に出演するのか? 要注目のライジングスター!
BIBI(25)
実力派R&Bシンガーで、映画『このろくでもない世界で』で新人演技賞にノミネートしたBIBI。第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品でもあり、役者として世界に羽ばたく日もそう遠くなさそう。
キム・シンロク(43)
ドラマ『ムービング』で情報管理局長のヨ・ウンギュを演じたシンロク。ソウル大学卒業の知的さが、いで立ちにも表れているよう。『財閥家の末息子』や『地獄が呼んでいる』、そして最新作『涙の女王』において名脇役っぷりを披露しているため、改めてチェックしておきたい!
イ・ジョンウン(54)
ドラマ『運の悪い日』で殺人犯によって息子を亡くしたキャラクターを演じ、助演女優賞にノミネートしたジョンウン。数えきれないほどの作品に出演し、韓国ドラマには欠かせないバイプレーヤーだ。彼女が出演していると「このドラマは面白いに違いない!」と安心する人も多いはず。
キム・ソニョン(48)
ソニョンは、映画『コンクリート・ユートピア』で、災害で唯一残ったアパートの婦人会会長を演じ、助演女優賞にノミネート。惜しくも賞には選ばれなかったけれど、本作で第59回大鐘賞映画祭の助演女優賞を受賞しており、実力は折り紙つき。