【男子バレーボール】8月9日(金)の試合が見逃せない! 日本人選手をはじめ、エディターが注目する各国の選手15名を調査 #2024パリオリンピック

「バレーボールネーションズリーグ2024」で日本男子チームが準優勝となったり、映画『ハイキュー‼︎ ゴミ捨て場の決戦』が世界中で大ヒットしていたりと、今年に入ってより一層盛り上がりを見せている球技といえば、バレーボール。2024パリオリンピックで強豪イタリアとの激闘の末、準決勝進出は叶わなかったものの、視聴者にこの上ない興奮を与え、夢を見せてくれた日本チームのメンバーをはじめ、エディターが注目する各国の男子バレー選手をご紹介。勢いに乗る日本代表選手陣はもちろん、強豪ポーランドや開催国のフランスなど、海外の選手もバラエティ豊か。プレースタイルやパーソナルな魅力もあわせてお届け!

「バレーボールネーションズリーグ2024」で日本男子チームが準優勝となったり、映画『ハイキュー‼︎ ゴミ捨て場の決戦』が世界中で大ヒットしていたりと、今年に入ってより一層盛り上がりを見せている球技といえば、バレーボール。2024パリオリンピックで強豪イタリアとの激闘の末、準決勝進出は叶わなかったものの、視聴者にこの上ない興奮を与え、夢を見せてくれた日本チームのメンバーをはじめ、エディターが注目する各国の男子バレー選手をご紹介。勢いに乗る日本代表選手陣はもちろん、強豪ポーランドや開催国のフランスなど、海外の選手もバラエティ豊か。プレースタイルやパーソナルな魅力もあわせてお届け!

髙橋藍選手(日本)/常にボールへ喰らいつく! レシーブ&アタックを支える天才プレイヤー

髙橋藍選手 オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Aflo

RAN TAKAHASHI ポジション/アウトサイドヒッター@ran.volleyball0902

2020年に初めて日本代表へ初選出され、翌年には東京オリンピックに出場。その後、2023/24シーズンのイタリア・セリエAで準優勝に導くなど、確かなキャリアを積み重ねてきた髙橋藍選手(22)。今後の男子バレー界を牽引する髙橋選手の魅力は、ボールに貪欲に、次へ繋ぐ気概があること。中学時代に守備に特化したリベロを経験したこともあり、高いレシーブ力に定評がある。ユニークな発想のもと生み出されるスパイクにも注目!

山内晶大選手(日本)/戦うごとに新しい一面を魅せる、日本チームの頼れる兄貴ポジション

山内晶大選手 オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Aflo

AKIHIRO YAMAUCHI  ポジション/ミドルブロッカー(@akihiroooo1130

高校生になってバレーボールを始めた山内晶大選手(30)は、競技歴が少ないなかメキメキと実力を伸ばし、2015年以降のワールドカップで主戦力として活躍。今回は2度目のオリンピック参加となる。204cmの高身長によるブロックと、長いリーチを活かしたクイックが特徴で、2024パリオリンピックの対アルゼンチン戦では、相手チームからの攻撃に張り付いて積極的にタッチを取るなど、頼もしいプレーを見せた。

甲斐優斗選手(日本)/未来を背負うチーム最年少! 冷静かつテクニカルなプレーが光る

甲斐優斗選手 オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Aflo

MASATO KAI  ポジション/アウトサイドヒッター(@925masato_kai

まだ現役大学生という若さながら、優れた観察力でチームを支える甲斐優斗選手(20)。ブロック3枚と敵チームからの強力な防御にもフェイントで相手を翻弄するなど、クレバーな一面を見せる。フランスのパリ・バレーに挑戦したりと、より強いプレーを行うために挑戦し続ける姿に今後の成長も期待! 2024パリオリンピック開催前の記者会見での「甲斐優斗くんです」というユニークな自己紹介も話題に。

ジャン・パトリ選手(フランス)/自国を支えるポイントゲッターで、石川祐希選手とはチームメイト!

ジャン・パトリ選手(フランス) オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Aflo

Jean Patry  ポジション/オポジット(@jeanpatry

今回のオリンピック開催国であるフランスで活躍するジャン・パトリ選手(27)。2020年より石川祐希選手(28)とともにイタリア・セリエAのパワーバレー・ミラノに所属している。その実力は折り紙つきで、今年のネーションズリーグではフランスの優勝をリードしただけでなく、自身もベストオポジットを受賞した素晴らしい経緯を持つ。クールな雰囲気ながらも、お茶目なポーズで写る写真をSNSにアップするなど、オフでの可愛らしい姿はInstagramをチェック!

アントワーヌ・ブリザール選手(フランス)/頭脳明晰なプレーでチームを勝利に導く、フランスの絶対的メンバー

アントワーヌ・ブリザール選手(フランス) オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Aflo

Antoine Brizard  ポジション/セッター(@antoinebrizard

今年6月に開催されたネーションズリーグでは大会MVPを受賞したアントワーヌ・ブリザール選手(30)は、世界でも群を抜く実力を誇る。プレースタイルとして、テンポよく鋭いトスを上げることもあれば、フワッと緩やかなトスを上げることも。まるで音楽を奏でるかのように、自在にボールを操る姿は必見。2024パリオリンピックのカナダ戦では6点もサーブポイントを叩き出し、セッター以外のプレーも華麗!

トマシュ・フォルナル選手(ポーランド)/強豪チームのなかでも輝くスキルを放つ、唯一無二の存在

トマシュ・フォルナル選手(ポーランド) オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Getty Images

Tomasz Fornal  ポジション/アウトサイドヒッター(@tomfornal

世界ランキング1位と、屈指の強さを誇るポーランド。今回のオリンピックでも金メダル候補となっている強国チームのなかでも、ひときわ注目を集めるトマシュ・フォルナル選手(26)。2019年から代表入りし、個性豊かな選手陣のなかでも異彩を放つ彼は、力強いスパイクが持ち味。トレードマークのシルバーヘアと相まって、試合観戦中は自然と目で追ってしまうこと間違いなし。

ウィルフレド・レオン選手(ポーランド)/138km/hの豪速球で相手チームを制す、パワフルプレイヤー

ウィルフレド・レオン選手(ポーランド) オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Aflo

Wilfredo León Venero  ポジション/アウトサイドヒッター(@wilfredo_leon

2019年からポーランド代表に選抜されているウィルフレド・レオン選手(31)。バレーボールを始めたきっかけは、母親で元プロ選手のアリーナ・ヴェネロ・ボザ選手の影響だったと語る彼の魅力は、なんといっても豪快なサーブスピード! 2020年には138km/hという世界トップレベルのサーブを披露。速さはもちろんのこと、ジャンプ力やコントロール力にも定評があり、総合的なパフォーマンスバランスに優れている。

ダルラン・ソウザ選手(ブラジル)/日本の漫画・アニメ好きとしても知られる!? ブラジルの若きホープ

ダルラン・ソウザ選手(ブラジル) オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Getty Images

Darlan Ferreira Souza  ポジション/オポジット(@darlan.souza01)

兄のアラン・ソウザ選手(30)とともにバレーボール選手として活躍しているダルラン・ソウザ選手(22)は、ブラジル代表でも注目の若手プレイヤー。2024年4月に開催されたスーパーリーガ準々決勝の第一試合では、41得点を記録するなど優れた成績を誇る。サーブを打つ前のルーティンとして大人気日本漫画『NARUTO』の「火遁の術」の印を結んだり、右腕のタトゥーに、『ハイキュー!!』の作中に登場する稲荷崎高校の横断幕「思い出なんかいらん」の言葉を入れるなど、日本アニメ好きとしても有名。

シモーネ・ジャネッリ選手(イタリア)/左右上下へしなやかに伸びる、優れたハンドリングに定評あり

シモーネ・ジャネッリ選手(イタリア) オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Getty Images

Simone Giannelli  ポジション/セッター(@simo_gian9

イタリアのチーム、シル・サフェーティ・ペルージャの正セッターで、2023-24年シーズンのスーパーリーグでは優勝、そしてMVPを受賞。360度見えているのでは!?と思うほどの視野の広さと、柔らかなハンドリングによって、チームを勝利へと導いているシモーネ・ジャネッリ選手(27)。得意のツーアタックや、強烈なサーブなど個性も色濃い。エンポリオ アルマーニのアンバサダーを務めるなど、イタリアでの影響力も誇る。

アレッサンドロ・ミキエレット選手(イタリア)/次世代を牽引する、サウスポーのアウトサイドヒッター!

アレッサンドロ・ミキエレット選手(イタリア) オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Getty Images

Alessandro Michieletto  ポジション/アウトサイドヒッター(@alessandro_micheletto

211cmの長身からくりなす、迫力満点のプレーが何よりも魅力のアレッサンドロ・ミキエレット選手(22)。コースの打ち分けや、安定したパス、リバウンドの取り方まで、どれを取っても素晴らしく、チームからの支持も熱い。ひとたびコートを出ると年相応の可愛らしい笑顔を見せており、彼のユニークな一面でもある。髙橋藍選手とは同い年かつ同ポジション!

エリック・ショージ選手(アメリカ)/個性派揃いのチームをサポートする、クレバーな守備の要

エリック・ショージ選手(アメリカ)オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Getty Images

Erik Shoji  ポジション/リベロ(@erikshoji

ホノルル出身のエリック・ショージ選手(34)は、守備に特化したポジション、リベロで活躍。攻めも守りも抜かりのない強豪アメリカを支える、大切な役割を担っている。ニコニコと笑顔を絶やさない、ウィットに富んだ内面も魅力! 2024パリオリンピックでは、選手村の食事をレポートし続けるユーモラスたっぷりの動画をTikTokにアップしたことも、フォーカスされた。

トビアス・クリック選手(ドイツ)/柔軟な発想から生まれる、ユニークなプレーに注目!

トビアス・クリック選手(ドイツ)オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Getty Images

Tobias Krick  ポジション/ミドルブロッカー(@tobiaskrick

『ハイキュー!!』の登場人物である月島蛍のぬいぐるみを持ち歩いていることが、先日ニュースになったばかりのトビアス・クリック選手(25)。月島と同ポジションのミドルブロッカーを担うクリックは、まるで漫画のような面白いパフォーマンスで観客を沸かすのが得意! 例えば、Aクイックと見せかけて、逆の手でフェイントするなど、臨機応変にアクションする姿が目立つ。

ルーカス・カンパ選手(ドイツ)/鋭いまなざしでボールを狙う、ドイツの主将

ルーカス・カンパ選手(ドイツ)オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Getty Images

Lukas Kampa  ポジション/セッター(@lukas.kampa

バレーボール選手一家に生まれたルーカス・カンパ選手(37)は、試合の流れを作るドイツの主将。ベテランだからこそ、窮地に立たされても慌てず、確実なトスを各ポジションに上げる姿はさすがの一言。先日のネーションズリーグで福岡を訪れた際は、ホテルスタッフの対応に感動し、SNSで感謝の気持ちをコメントしたという心温まるエピソードも!

ニコラ・ルゴフ選手(フランス)/どんなスパイクも止める!? フランス最強のミドルブロッカー

ニコラ・ルゴフ選手(フランス)オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Getty Images

Nicolas Le Goff  ポジション/ミドルブロッカー(@losko7

6月に開催されたネーションズリーグにて、ベストミドルブロッカーを受賞したニコラ・ルゴフ選手(32)。ボールにとことん喰らいつく姿や、相手の攻撃を必ず止める!という強い気概を感じるプレーは、まるで鷹のよう。味方チームにいると非常に心強いが、敵になるとどこまでも追いかけてくる、非常に恐い存在としても知られている。そんな彼のギャップは、試合中に流れるBGMに合わせて踊りを披露するなど、お茶目な一面にあり!

テーラー・アヴェリル選手(アメリカ)/パワーとテクニックを巧みに両立する、頼もしい存在

テーラー・アヴェリル選手(アメリカ)オリンピック2024 男子バレーボール選手
photo : Getty Images

Taylor Averill  ポジション/ミドルブロッカー(@taverill13

長いブロンドヘアに、ユニフォームと同カラーのヘアバンドを着けた姿が特徴のテーラー・アヴェリル選手(32)。強烈な打撃と確実性のあるブロック、攻防ともに優れていて、どの試合でもポイントを獲ってくれるという安心感がある。気さくで陽気な性格も大人気で、彼が手がけるポッドキャスト「Tallest Podcast on Earth」では、ゲストに来た選手のパーソナルな一面を引き出すMC力も発揮!

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