役者にとって、切っても切り離せないミッションである「役作り」。演じるキャラクターによって違いはあれど、役作りの一環で大幅な増量や減量が必要になる場合も。それが長いドラマ時間のなかのワンシーンのために、体作りをするというストイックな一面を持つ俳優たちも多い。そこで今回はパク・ソジュンやイ・ジョンハ、パク・ミニョンなど、役作りで体型を変えた名俳優と出演作品をご紹介！
役者にとって、切っても切り離せないミッションである「役作り」。演じるキャラクターによって違いはあれど、役作りの一環で大幅な増量や減量が必要になる場合も。それが長いドラマ時間のなかのワンシーンのために、体作りをするというストイックな一面を持つ俳優たちも多い。そこで今回はパク・ソジュンやイ・ジョンハ、パク・ミニョンなど、役作りで体型を変えた名俳優と出演作品をご紹介！
パク・ソジュン（35）／『ミッドナイト・ランナー』のために毎日ラーメン生活!?
カン・ハヌル（34）とバディを組んだ映画『ミッドナイト・ランナー』。警察大学に入学したばかりの学生を演じるにあたり、監督から「少し太って欲しい」と言われて増量したというソジュン。毎日インスタントラーメンを食べて体に丸みをつけたんだとか！ 現在のムキムキボディに比べると、確かに学生らしいあどけない印象に驚く。
イ・ジョンハ（26）／『ムービング』出演のために30キロ増量！
2023年を代表する名作韓ドラと名高い『ムービング』で、重要なキャラクターを演じたジョンハ。『わかっていても』を視聴していた人は、30キロ増量して臨んだジョンハの可愛すぎる姿に驚いたはず！ 様々なインタビューで「最初は食べられることが幸せだったけれど、後に太れなくなってきてつらかった」と話しているだけに、まさに努力の結晶。
イ・ジュン（36）／増量には“インスタントラーメン”が欠かせない？
『適齢期惑々ロマンス ～お父さんが変！？～』などの出演にあたり、体重を増やしたというジュン。演技ドルから本格的な俳優に転向しただけに、かなりストイックに絞っていた体型を、役作りに合わせて柔軟に変化させている。そんなジュンも増量方法はソジュンと一緒で「毎日インスタントラーメンを食べる」ことだったとか！
パク・ミニョン（38）／37キロで挑んだ、驚きのマクチャン×復讐ドラマ『私の夫と結婚して』
夫と友人の不倫現場に遭遇。揉み合いの末に殺害された瞬間、突然10年前にタイムスリップ！ スレギ（ゴミ）のような夫と裏切られた友人を結婚させる＝復讐のために奮闘する、驚愕のマクチャンドラマに出演したミニョン。病気を患う主人公を演じるにあたり、37キロまで削ぎ落として本作に挑んだという。決してマネしてはいけない過酷な減量だけあって、その俳優魂に驚かされる。
キム・ジウォン（31）／『涙の女王』のため、徹底的に食事を管理
キム・スヒョン（36）とのケミストリーも高く評価されたロマンス『涙の女王』。財閥一家の常務理事であるホン・ヘインを演じるにあたり、１年間もの間、ラーメンをはじめとする中華料理や油っぽい食事を摂らなかったと、様々なインタビューで語っているジウォン。クランクアップ後に絶対に食べようと思っていたラーメンも、番宣のためになかなか食べることができなかったとか。
チャン・ドンユン（32）／『砂の上にも花は咲く』で14キロ増量し、方言の練習も
ロマンス、ヒューマン、ミステリーの要素を上手く絡ませ、大人の心に響く隠れ名作として知られている『砂の上にも花は咲く』。主演のドンユンは、韓国の伝統の格闘技シルム（日本で言う相撲）の選手ベクトゥ役のために、14キロ増量。加えて方言の練習にも相当な時間を費やしたとか。イ・ジュミョン（30）との最高のケミストリーはもちろん、これまでに見たことがない新たなドンユンの姿が見られるため、未視聴の方は騙されたと思って観てほしい良作。
イ・ソンギョン（34）／10日間で10キロの増量をして挑んだ、名作ラブコメ
モデル出身俳優でスタイル抜群のソンギョン。重量挙げの選手であるヒロインを演じた『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』では、10日間で10キロの増量をして挑んだそう。なんとも過酷なスケジュールの中での体作りを実現させた。BTS SUGA（31）のトークコンテンツ『SUCHWITA』で当時のことを語ったソンギョンは、「太ることよりも役柄に見えないことのほうが怖かった」と話している。涙ぐましい努力を知ると、より一層作品に愛着が湧く！
キム・ソナ（50）／不朽の名作“キム・サムスン”で８キロ増量
第一次韓流ブームを語るにあたり欠かせない名作といえば、『私の名前はキム・サムスン』。サムスンを演じたソナは、キャラクターの属性を踏まえて、短期間で８キロ増量したという。しかしながら同年放送の春夏秋冬シリーズの『女の香り』では減量が必要な役どころであったため、サムスン役の時から14キロ減量して挑んだとか。短いスパンで体作りをする俳優たちのプロ根性には頭が上がらない。
リュ・スンリョン（53）／12キロの減量と増量を繰り返し、キャラクターを表現
映画を中心に活躍する名俳優スンリョン。昨年はドラマ『ムービング』への出演で韓ドラフリークを泣かせただけでなく、演技派揃いの俳優たちの化学反応によって、作品を大ヒットに導いた。そんなスンリョンも役作りにおいては徹底的で、映画『7番房の奇跡』では減量。その後の2017年公開の『サイコキネシス 念力』では12キロ増量。2020年公開の『極限職業』では12キロ減量したという強者。
チョン・イル（37）／除隊後復帰作では、14キロ減量した姿を披露
兵役中のムキムキボディを調整し、復帰作の『ヘチ 王座への道』では14キロの減量を実現したイル。除隊して20日後にはすでに13キロほど減量していたという、なんとも過酷すぎるスケジュールに驚く。世の中の平和と平等を求めて試行錯誤する不遇な王子というキャラクターを見事に演じ切った。
イ・ジュニョク（40）／マ・ドンソクと対峙！ 極悪人を演じるために20キロ増量
“マブリー”ことマ・ドンソク（53）主演の大人気シリーズ『犯罪都市 NO WAY OUT』に出演したジュニョクは、作中でシリーズ最強とも言える!?極悪人を演じるために20キロも増量。３ヶ月の期間をかけて筋肉で体を大きくしながら増量した。元々かなりの大食いで、ポテトチップスは６袋くらいペロリと平らげられるという胃袋の持ち主。ではあるものの、今回の増量はあくまで筋肉をつけながら増量する必要があったため、鶏むね肉をはじめとする食事とトレーニングを徹底して行い、仕上げていったんだとか。
ユ・ジテ（48）／『ヴィジランテ』でナム・ジュヒョクとのバトルシーンも!?
兵役前最後のナム・ジュヒョク（30）主演作『ヴィジランテ』において、広域捜査隊のチーム長を演じたジテ。内部から「怪物チーム長」と呼ばれているだけに、圧倒的な強さと存在感を求められる役どころ。そんなキャラクターを演じるにあたり、20キロの増量を成功させた。ジュニョク同様に筋肉で体を大きくしなければいけなかったため、かなりハードな生活を送っていたそう。涙ぐましい努力のおかげで、かなり迫力のあるアクションに仕上がっている！
