韓国ドラマのロマンス作品において欠かせないのは、気づけば主人公よりも目で追ってしまうような「恋の２番手・スーパーサブ」ポジション。実際に２番手の好演ぶりが高く評価され、次作で主役に抜擢されることも多い。そこで今回は、アン・ボヒョン（36）やチェ・ジョンヒョプ（31）をはじめ、実はサブ役も似合う名俳優たちをご紹介！ 最高の2番手を見せてくれた良作とともに、ぜひチェックして。
韓国ドラマのロマンス作品において欠かせないのは、気づけば主人公よりも目で追ってしまうような「恋の２番手・スーパーサブ」ポジション。実際に２番手の好演ぶりが高く評価され、次作で主役に抜擢されることも多い。そこで今回は、アン・ボヒョン（36）やチェ・ジョンヒョプ（31）をはじめ、実はサブ役も似合う名俳優たちをご紹介！ 最高の2番手を見せてくれた良作とともに、ぜひチェックして。
アン・ボヒョン（36）／『彼女の私生活』での２番手役に心射抜かれる！
ボヒョンの出演作品のなかでも２番手役はなかなかにレア。『梨泰院クラス』の悪役でブレイクする前に、実はパク・ミニョン（38）主演の王道ロマコメ『彼女の私生活』において、これまた韓ドラの鉄板キャラクターであるヒロインの幼馴染ナム・ウンギを熱演。ボヒョンの新たな姿が見られることはもちろん、長年の片思いを募らせた切ない表情にグッと来る！
チョン・ヘイン（36）／名作サスペンス×ロマンスの２番手役でプチブレイク
イ・ジョンソク（35）主演の『あなたが眠っている間に』で、ぺ・スジ（30）演じるヒロインを巡り、エリート警察官ハン・ウタク役で切なすぎるスーパーサブっぷりを見せてくれたヘイン。本作で知名度を上げ、数年後にかの有名な『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』で“国民の年下彼氏”の異名をゲット。ヘインの原点としても絶対に観ておきたい名作！
イ・ジェウク（26）／冷徹すぎる意地悪キャラがクセになる!?
王道の２番手役とは少し異なるけれど、今では主演級キャストに成長したスターが勢揃いした『偶然見つけたハル』で、ジェウクの虜になった人も多いはず。なにより本作が彼のブレイクのカンフル剤になったことは間違いない！ キム・へユン（28）演じる主人公をこれでもかと冷たくあしらいながらも、終盤で時折見せる意味ありげな眼差し。このギャップで沼落ちした人も多いはず!?
チェ・ジョンヒョプ（31）／2作品でそれぞれ異なる“2番手”を披露
2021年配信の２作品で２番手っぷりを披露した“ヒョプ様”ことジョンヒョプ。『シーシュポス: The Myth』では珍しい金髪姿で登場したことに加え、パク・シネ（34）演じるヒロインを陰ながら慕うサン役に抜擢。『わかっていても』ではソン・ガン（30）とハン・ソヒ（31）を巡り、三角関係に。通称「じゃがいもくん」の愛称で慕われ、最高のわんこ笑顔を見せてくれた。
キム・ソノ（38）／『スタートアップ：夢の扉』のジピョン役でブレイク！
一気にその名を轟かせるきっかけになったのが、スジとナム・ジュヒョク（30）との三角関係の行方にも視聴者がドキマギさせられた『スタートアップ：夢の扉』。ジヒョク演じるドサンと対照的なキャラクターであったことから、当時SNSではソノ演じるジピョンエンドを望む声も多かった。“スタートアップ”をテーマにしているだけに、若者の夢を追いかける姿に感銘を受ける要素も多々あり、あらゆる視点で楽しめるドラマに仕上がっている。
アン・ヒョソプ（29）／『30だけど17です』で見せたあどけない少年の恋
『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズをはじめ、『社内お見合い』で日本でも大ブレイクを遂げたヒョソプの2番手役といえば、『30だけど17です』。不慮の事故に遭い、再び目を開けた時には17年の時が経っており、心は17歳だけど体は30歳になってしまったヒロイン（シン・ヘソン 35）を慕うユ・チャン役を熱演。ヒョソプの2番手役もかなりレアで、今後観られないかも（!?）と思うと、一度チェックしておいて損なし。
ファン・イニョプ（33）／10代にしか見えない！ 30代俳優で最も制服姿が似合う俳優!?
今年放送された『組み立て式家族〜僕らの恋の在処〜』でもナチュラルな制服姿を披露したイニョプ。30代とは思えない制服の着こなしに惚れ惚れすることはもちろん、なんと言っても『女神降臨』の2番手ことハン・ソジュン役で沼落ちした人も多いはず。チャ・ウヌ（27）演じるイ・スホとのバランスも良く、最高のスーパーサブっぷりを見せてくれた。
BTOB ユク・ソンジェ（29）／韓国俳優の登竜門“ハッキョシリーズ”で開花！
演技ドルとしてメキメキと実力を伸ばし、2022年には主演ドラマ『ゴールデンスプーン』が配信されたソンジェ。韓国俳優の登竜門“ハッキョシリーズ”のなかで、2015年放送の『恋するレモネード』に出演し、演技力に注目が集まった。ジヒョクとキム・ソヒョン（25）を巡りロマンスバトルを繰り広げ、視聴者を大いにときめかせてくれた。
ジニョン（33）／大ヒットドラマ『雲が描いた月明り』で実力を証明
ジニョン出演作のなかで最も印象深く、忘れられないのは、やはりKBS演技大賞で新人賞も受賞した『雲が描いた月明り』。パク・ボゴム（31）とキム・ユジョン（25）の主演ふたりがベストカップル賞を受賞し、作品自体のロスを嘆く人も多かった名作ロマンス時代劇。ジニョンが演じた、恋と友情に揺れるエリート官僚ユンソンの姿は、まさに忘れ難き切ないスーパーサブそのもの！
キム・ウビン（35）／名作学園ロマンス『相続者たち』で“ヨンド”ロスに
名だたる俳優たちをブレイクさせた大人気学園ロマンス『相続者たち』。ウビンは生粋の財閥一家に生まれたヨンド役に抜擢された。最初こそ冷酷な性格にイライラさせられるシーンが多いけれど、後半はシネ演じるヒロインのウンサンに対する一途な姿に心射抜かれる！ イ・ミンホ（37）演じるキム・タンとのピリついたシーンもまた、ロマンス作品の醍醐味。
2PM オク・テギョン（35）／ビッグスターを生んだ名作学園もの
テギョンの2番手作品といえば、スジやキム・スヒョン（36）、IUなど、今をときめく韓国スターを輩出した『ドリームハイ』の印象が強い。スヒョン演じる、純粋無垢な地方出身のソン・サムドンと対照的に、なんでもテキパキこなすエリート枠のチン・グクを演じた。序盤では想像できなかった恋の結末や、その経緯、なんといってもテギョンのあどけなく、切ない表情が忘れられない！
チェ・シウォン（38）／絶妙な“笑い”のセンスで、ドラマを彩る存在
パク・ソジュン（35）主演のドラマ『彼女はキレイだった』にて、最高の笑いとときめきを視聴者に与えてくれたシウォン。のちに日本のリメイク版まで放送されるくらい、ドラマは日本でも大ヒット！ シウォンは本作で王道の2番手として、常にユーモアたっぷりにヒロインを支える記者シニョクを熱演。その好演もまたヒットの要因のひとつに違いない。
リュ・ジュンヨル（38）／不朽の名作として愛される、伝説の“応答せよシリーズ”！
韓国で“インセン（人生）ドラマ”と愛され続けている通称“応答せよシリーズ”。全シリーズを通して「ヒロインの婿は誰なのか？」がラストに種明かしされる構成になっており、それがまた視聴者をドキドキさせる！ 『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』に出演したジュンヨルは、ボゴムと恋のライバルとして最後の最後まで、笑い、感動、ときめきを届けてくれた。本作がきっかけで熱愛していた Girl's Day ヘリ（30）とは切ない結果になったけれど、あらゆる世代の心に響く色褪せない名作として、今後も受け継がれていくはず。
