やることなすことがキマリ過ぎ。プロモーションのごとく照れずにやれるってのが、大物セレブなのだなぁ、と感心せずにはいられないのがジェニファー・ロペスとアレックス・ロドリゲスのカップルだ。ご存知、彼らは婚約したばかり。バハマの海辺をバックにAロッドがひざまずき、J.Loにでっかいダイヤモンドのリングを差し出してプロポーズした。構図はカンペキ!顔もカンペキにしたかったのかAロッドの顔がツヤッツヤでシワひとつないのがちょっとキモかったが、自然を装う不自然さはプロの美意識そのもの。トータルに見て、カンペキだった。
“パワーカップル”と呼ぶのにふさわしい彼らだが、SNSにアップしている画像や動画があまりにもコテコテなのでイラストで再現してみた。なんといってもスゴいのは、やっぱり構図ですね。私の一番のお気に入りは、Aロッドの素敵に日焼けした、でもシワひとつないアップのドヤ顔の斜め後ろに、その曲線美を誇るポーズをしたJ.Loが映り込でるやつね。ちょうど日没時で、太陽が青い海原に映えたベストなタイミング。機を逃がさない、というのも人気商売の鉄則。バラの花びらで、ベッドの上に「I♡U」なんて描くのも忘れない。はい、テイラー・スウィフトがカルヴィン・ハリスと砂に描いた愛のメモワールを思い起こします。そして、エメラルドカットのダイヤモンドの婚約指輪をはめたJ.Loの手に重ねたAロッドの手の写真など高級宝石店の広告のようだ。
愛を告白するなんてことは、2人の秘密だからこそ親密度はさらに深まる。だが、そう考えるのは一般人だから。パワーある大物セレブカップルとなれば、愛もファンと共有。むしろ拡散プリーズ、くらいな開いた心持ちじゃないと務まらない。堂々と分かりやすく、カンペキな構図で。この2人、持ってる愛の大きさもデカそうだな〜。