マリア・グラツィア・キウリ、【ディオール】のクリエイティブ ディレクターを退任

マリア・グラツィア・キウリがディオールのクリエイティブ ディレクターを退任することが発表された。ブランド初の女性クリエイティブ ディレクターとして約9年間活躍し、多大な功績を残した。

ディオールは、2016年からウィメンズ部門のクリエイティブ ディレクターを務めてきたマリア・グラツィア・キウリの退任を発表した。オートクチュール、プレタポルテ、アクセサリーコレクションを統括し、9年間にわたりブランドの成長を牽引した 。

マリア・グラツィア・キウリがディオールのクリエイティブ ディレクターを退任することが発表された。ブランド初の女性クリエイティブ ディレクターとして約9年間活躍し、多大な功績を残した。

ディオールは、2016年からウィメンズ部門のクリエイティブ ディレクターを務めてきたマリア・グラツィア・キウリの退任を発表した。オートクチュール、プレタポルテ、アクセサリーコレクションを統括し、9年間にわたりブランドの成長を牽引した 。

Dior ディオール  マリア・グラツィア・キウリ、ウィメンズ オートクチュール、プレタポルテ、アクセサリーコレクションのクリエイティブ ディレクター退任
© CECY YOUNG

就任当初から、フェミニズムを前面に打ち出したデザインで注目を集め、「We Should All Be Feminists」と描かれたメッセージTシャツが話題に。女性アーティストや職人との共同制作を積極的に行うなど、ファッションを通じて、女性たちに自信と力を与えるメッセージを発信し続けた。

退任にあたりキウリは次のようにコメント。「9年の月日を経て、私はディオールを去りますが、このような素晴らしい機会を与えられたことを嬉しく思っています。私を信頼してくださったアルノー氏と、支えてくれたデルフィーヌに感謝します。特に、私のチームとアトリエが成し遂げてくれた仕事に感謝しています。彼女たちの才能と専門知識のおかげで、世代をまたぐ女性アーティストたちとの親密な対話のなかで、女性のファッションにコミットするという私のビジョンを実現することができました。私たちは共に印象的な章を書き上げ、それを私は大変誇りに思っています」。