【バレンシアガ】のクリエイティブ・ディレクターにピエールパオロ・ピッチョーリが就任

ピエールパオロ・ピッチョーリがバレンシアガのクリエイティブ・ディレクターに就任。

2025年7月10日付で、ピエールパオロ・ピッチョーリがバレンシアガの新たなクリエイティブ・ディレクターに就任する。2025年3月、グッチのアーティスティック・ディレクターに就任することが発表されたデムナの後任となる。

ピエールパオロ・ピッチョーリがバレンシアガのクリエイティブ・ディレクターに就任。

2025年7月10日付で、ピエールパオロ・ピッチョーリがバレンシアガの新たなクリエイティブ・ディレクターに就任する。2025年3月、グッチのアーティスティック・ディレクターに就任することが発表されたデムナの後任となる。

BALENCIAGA ピエールパオロ・ピッチョーリがバレンシアガのクリエイティブ・ディレクターに就任
© David Sims

ヴァレンティノで 25年間クリエイティブ・ディレクターを務め、豊富な経験と実力、そして実績を兼ね備えたデザイナーであり、“オートクチュールの巨匠”でもあるピエールパオロ・ピッチョーリ。創造性あふれる独自のビジョンをバレンシアガにもたらし、創業者であるクリストバル・バレンシアガのスタイルとメゾンの伝統を継承しながら、新たな時代を築いていく。
ケリングのデピュティCEOおよびブランド開発担当のフランチェスカ・ベレッティーニは、新たにクリエイティブ・ディレクターを迎えるにあたり、次のようにコメント。「ピエールパオロをグループに迎えることができ、この上ない喜びを感じています。彼は現代において最も才能豊かで高く評価されているデザイナーの一人です。オートクチュールにおける卓越した技術、クリエイティブな感性、そしてサヴォアフェールへの情熱は、バレンシアガにとってまさに理想的な選択でした。また、過去10年にわたり、バレンシアガに大胆かつ独創的なビジョンをもたらし、現代におけるブランドのアイデンティティを形作ってくれたデムナにも心から感謝いたします。ピエールパオロとジャンフランコが、バレンシアガの輝かしい歴史におけるこの重要な新しい一章を完璧に導いてくれると確信しています」。
ピエールパオロ・ピッチョーリは今の心境を次のように語っている。「バレンシアガが今日あるのは、これまで道を切り拓いてきたすべての人々のおかげです。あらゆる時代において、常に進化と変化を遂げながらも、ブランドの美意識を見失うことは決してありませんでした。私が受け継ぐのは、可能性に満ち溢れ、驚くほど魅力的なブランドです。まず最初に、デムナに感謝を伝えなければなりません。私は常に彼の才能とビジョンに深い敬意を抱いてきました。これ以上ない素晴らしい形でバトンを受け取ることができました。これにより、私はこのメゾンの新たな表現を形作り、新しい物語で次の一章を加える機会を得ることができました。フランソワ=アンリ(ピノー)、フランチェスカ、そしてジャンフランコが私に寄せてくれている信頼に感謝しています。私たちは最初から自然と同じ考えを共有していました。それこそが、新たな挑戦を始めるうえで最良の方法だと思います」。
ピエールパオロ・ピッチョーリによる初コレクションの発表は、2025年10月に予定。新生バレンシアガの幕開けに期待が高まるばかりだ。