【独占インタビュー】パク・ソジュンとシャネルと東京の街

2023年6月1日、東京でシャネル(CHANEL)の2022/23年 メティエダール コレクションのファッションショーが開催。昨年12月にセネガルのダカールで発表された同コレクションは、ファッションのみならず、映画、文学、現代アート、音楽など現地のさまざまなシーンをたたえる包括的なプログラムとして展開したが、東京のショーも音楽、映像やダンスなどを交え、ダカールと東京、ふたつの都市を繋ぐ立体的なイベントとして来場者の目にフレッシュな印象を焼き付けた。

この日のショーには世界各国からシャネルのアンバサダーや、メゾンと親交の深いセレブリティが多数来場。ゲストの中には、世界的な人気を誇る俳優パク・ソジュンさんの姿も。特別に、東京について、またシャネルとの関係性やクリエーションについての思いを語ってくれた。

橋本愛(左)、パク・ソジュン(中)、小松菜奈(右)
フロントロウにて橋本愛(左)、小松菜奈(右)と。

――東京のどんなところが好きですか? また、東京の雰囲気をどんなふうに捉えていますか?

とても活気のある都市だと感じます。華やかでカラフルで、本当に元気が出ます。

――東京では何をして過ごしていますか?

東京にいる時は、街を歩いて見て回るのが好きですね。街を歩き、さまざまな魅力や個性を持った人たちを見ながら、文化や雰囲気を楽しんでいます。

――シャネルとともに訪れる東京についてはどうですか?

旅行やファンミーティングなどで来たことはあるにせよ、東京でファッションショーに参加するのは初めてなので、まったく違う気分です。シャネルの洗練されたセンスと東京ならではの雰囲気が融合したスペシャルなイベントに参加でき、とても感激しています。

パク・ソジュン(左)、キャロリーヌ・ドゥ・メグレ(右)
メゾンの友人であるキャロリーヌ・ドゥ・メグレと談笑。

――東京のクリエイティビティについて、どのようにお考えですか?

東京には多くの人が集まり、ユニークでクリエイティブな文化、芸術、ファッションスタイルが共存していると感じます。さまざまな人のアイデアや創造性が集まって、クリエイティブなシナジーが生まれる場所だと思います。

――今回のメティエダール コレクションの中で、お気に入りのルックやピースを3つ挙げるなら? 理由も教えてください。

すべてが素晴らしかったので、3つだけ選ぶのは本当に難しいです。でも、豊かな色の組み合わせ、豪華な模様やジュエリー、そしてワイドなジーンズやパンツは特に印象に残っています。どれも個性的な魅力がありながら、ルックとして組み合わせられた時に不思議と調和が取れているんです。

パク・ソジュン(左)、キャロリーヌ・ドゥ・メグレ(右)2
ラメ糸入りのカーディガンにウォッシュドデニムを合わせ、ジュエリーを重ね付けした爽やかな出で立ち。

――メティエダールは、メゾンの職人たちの卓越した手仕事をたたえるコレクションです。間近でサヴォアフェールに見て触れることで、どんなことを感じますか?

情熱と献身から生まれる作品に触れることは、作り手の人生を垣間見るような特別な体験です。手仕事の素晴らしさに感銘を受けつつ、ジャンルは違えど私自身もインスパイアされ、共鳴を覚えています。

――シャネルとあなたの関係はどのように変化してきたのでしょうか?

正直なところ、かつては数ある一流ブランドのひとつというイメージでした。ですが今、シャネルとの数々の取り組みを通じ、メゾンの歴史や背景にある信念や手仕事についても学び、さまざまなものを見たり感じたりしている過程にあります。今後、お互いに良い影響を与え合いながら、さらに関係を深めていくことができると思っています。

東京のショー会場でパク・ソジュンに直撃!

東京で開催されたショーのバックステージ

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