数字で見る【2024-’25秋冬】コレクションニュース

周年、来場者数、アイテムに使われたパーツの数……数字からわかるモードな動向をチェック!

周年、来場者数、アイテムに使われたパーツの数……数字からわかるモードな動向をチェック!

パリのムードは'60s

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セリーヌは60年代のクラシックスタイルをモダンに解釈。コンパクトなジャケットやミニ丈のスカート(1)で構成されたルックはスウィンギングでエレガント。ディオールはプレタポルテが始まった1960年代後半に着目。メゾンを長きにわたって率いたマルク・ボアンやアシスタントだったフィリッペ・ギブルジェを再解釈した。スリムで直線的なシルエット(2)で端正なフェミニニティを表現

ロンドンFWは40th!バーバリーでは新旧英国モデルがお祝い

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40周年を迎えたロンドンFWのフィナーレを飾ったのはバーバリー。アウトドアと自然のつながりをテーマに、イギリスの風景から着想を得たルックで魅せた。ファーストルックに登場したのは2000年代のトップモデル、アギネス・ディーン(3)。ほかにもナオミ・キャンベルやカレン・エルソンが華を添える。大トリで登場した新人は、フィービー・ファイロの娘、マヤ・ウィグラム(4)。スター揃いのブリティッシュモデルが集結した豪華なショーは圧巻だ

NYは創立周年祭り! マーク ジェイコブスは40th、トリー バーチと3.1 フィリップ リムは20th

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40周年という大きな節目を迎えたマーク ジェイコブス。ショー会場の巨大な机と椅子のオブジェをくぐってモデルたちが登場するセット(5)は、テーマ「WONDER」にふさわしいユニークな仕掛け。一方、幾何学的なシルエットや新たな素材に挑戦し、20年目により意欲的な姿勢を見せたトリー バーチ(6)。同年の3.1 フィリップ リムはニューヨークに原点回帰し、ミリタリーやストリートなどの要素をちりばめたモダンなルックを発表した(7

新デザイナーも活躍! 2ndシーズンこそ注目すべし!

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「2シーズン目が大事」と語るのはSPUR統括編集長G。「アーカイブスを研究し、どれだけメゾンのコードを生かすかも問われるのが「後継」デザイナー。初回は咀嚼しきれないことも多く、本当に表現したいことは2シーズン目から表れる印象。象徴的だったのはピーター・ドゥによるヘルムート ラング(8・9)。ファーストコレクションはコードの踏襲が目立ったのに対し、今回は自身の意思が反映されていた。対照的なのはグッチ(10・11)。サバト・デ・サルノのミニマリズムの表現は一貫していて、精度を深める決意の強さを感じた。私たちが見たいのは、デザイナーの葛藤も含めた「人間臭い」成長物語なのです。SPURは数シーズン見守って応援します!」

1stも目白押し

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クロエを手がけたのは歴代のクリエイティヴ・ディレクターのもとで働いていたシェミナ・カマリ。ボヘミアンなレースやラッフル(12)をはじめ、メゾンのコードがふんだんにちりばめられていた。一方、前任者の急逝により急遽デビューとなったアードリアン・アピオラッザのモスキーノ(13)。シグネチャーを再解釈した数々のルックは、ハッピーなムード満点。ともに、次のシーズンへの期待が膨らむ内容だった

ザ・ロウのショー会場は0スマホ

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Hallel Miura

ザ・ロウでは、来場者による場内撮影、SNSへの投稿は一切禁止された。ただし、メモ帳と鉛筆(14)が配布され、手書きで記録をとることが推奨された。薄い藁半紙のカバーがかけられた日本のメーカー「ミドリ」のノート。罫線などもない、真っ白のノートだ。中表紙には、ゲストの名前が記されている

ロエベのスクイーズバッグに用いられたキャビアビーズは20,000個以上

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ロエベのクラフト技術が詰まったスクイーズバッグに、膨大な数のキャビアビーズを刺しゅう(15)したものが登場。複雑な技術であるにもかかわらず、まさかビーズでできているとは思えないような自然さで、大胆かつ絶妙なバランスを作り出している。モチーフとなっているのは、画家アルバート・ヨークの作品に着想を得た牧歌的な生き物や植物たち(16

日本代表! 三吉彩花の登壇数は3回

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さまざまなグローバルブランドのショーにゲストとして招待されている三吉さん。ブランドのムードに合わせて雰囲気を変え、常に多くのインプレッションを集める

パリとミラノ、現地で生まれる素晴らしいファッションを肌で感じることは、言い表せないほどエキサイティング! 実際に行くことでわかる、クリエイターやゲストのファッション愛に満ちた表情や真剣なまなざしはいつも私に刺激を与えてくれています

トム ブラウンのコートの長さは30フィート(約9.15m)

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エドガー・アラン・ポーの物語詩『大鴉』をテーマに、ファンタジックな世界観のコレクションを行なったトム ブラウン。ショーに登場した、ショーピースの「木」を模したダウンコート(20)の長さは約30フィート(約9.15m)。4名の子どもが出てくる演出になっていたため、中は空洞のスペースが設けられていた

新生トッズの1stショーは初めて使われる車庫で実施

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新クリエイティブ・ディレクター、マッテオ・タンブリーニのデビューコレクションとなった今季。会場に選ばれたのは"Deposito ATM Messina"という1912年に建設されたミラノ交通局の車庫(21)。歴史的な工業建築であり、ファッションショーの会場に使われるのは初。トッズのロゴ入りトラムが並び、ブランドの新たな出発(22)を祝った

ルイ・ヴィトンの来場者数は史上最大規模の4,000人超え

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昨年11月に、就任10周年を迎えたウィメンズ アーティスティック・ディレクターのニコラ・ジェスキエールがデビューコレクションを回顧して行なったショーは、キャリアをスタートしたルーヴル美術館の中庭クール・カレにて行われた。観客は4,000人にものぼり、席にはニコラからの手紙が置かれていた。ショーの最中はシャンデリア(23)が輝き、セレブレーションなムードに包まれた

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