【韓国ドラマ】ロマンスで大ブレイク! 注目俳優ビョン・ウソク、チュ・ヨンウに沼る、おすすめドラマ5選

SPURデジタルの韓ドラ班がご紹介してきた様々な韓国ドラマの中から、今回は「今観ておきたい、注目俳優ビョン・ウソクとチュ・ヨンウのおすすめドラマ5選」にフォーカス! 一度観たらノンストップ視聴必至の伝説級のドラマをぜひチェックして。

SPURデジタルの韓ドラ班がご紹介してきた様々な韓国ドラマの中から、今回は「今観ておきたい、注目俳優ビョン・ウソクとチュ・ヨンウのおすすめドラマ5選」にフォーカス! 一度観たらノンストップ視聴必至の伝説級のドラマをぜひチェックして。

【韓国ドラマ ナビゲーター】
さすらいのライター 山崎敦子
『最高の愛 〜恋はドゥグンドゥグン〜』より韓国ドラマに魅せられ、日々最新ドラマをリサーチするさすらいのライター。さまざまなジャンルを渡り歩き、今では美容記事に携わること多し。サバイバルオーディションも大好物で、今の推しはENHYPEN。推しの俳優は絞りきれないほど多数。エクラwebでも韓流連載執筆中。

韓ドラ追っかけ班/エディターK
母の影響により、第1次韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』から韓国ドラマの世界へ足を踏み入れる。「寝不足だけど幸せ」を合言葉に、22年以上あらゆるジャンルの韓流ドラマを観続けている。ドラマに加え、アイドル、コスメ、ファッションなど、日々韓国まわりの情報をキャッチアップ。ドラマを観るたびに推しの俳優が増えていく毎日です。

ビョン・ウソク×キム・へユン『ソンジェ背負って走れ』/韓ドラ民を沼らせた、タイムスリップロマンス!

注目の韓国俳優 ビョン・ウソクの大ヒットロマンス『ソンジェ背負って走れ』の場面写真

『ソンジェ背負って走れ』 U-NEXT独占配信中 © CJ ENM Studios Co., Ltd.

ビョン・ウソクのブレイク作品であり、キム・ヘユンのケミも高く評価されたロマンスドラマの見どころをさすらいのライター山崎が解説。

ヒロインのソルを演じるのは実力派のキム・へユン。15年前のある事故で半身不随になり自暴自棄になっていたソルを救ったのが、ビョン・ウソク演じる人気バンドのヴォーカル、ソンジェのラジオ越しにかけられた言葉。以来、ソルはソンジェに対して一途なオタ・ペンになるわけですが、そんな彼が突然、この世を去ってしまうわけですね。悲しみに暮れるソルなのですが、突然2008年の高校時代にタイムスリップ。実はソンジェはソルの同級生で、他に推しがいたソルはソンジェの存在にすら気づいていなかったというか。これは、ソンジェを救うことができるかもしれない! タイムスリップしたソルは、運命を変えるべくソンジェを見つけて、なりふり構わずガンガンと彼に関わっていくのですが、つまり、過去が変われば、未来も変わるということか……。
高校時代のソンジェがフツーの高校生だったというのもドラマが面白くなるポイントですが、15年前のソルの事故にも曰くがあり、さまざまに形を変えてふたりに襲いかかってくる予測不能な展開へ。泣きも笑いも自在に操るキム・ヘユンの確かな表現力と、存在自体に儚さと切なさを滲ませるビョン・ウソクのケミも素晴らしい。

『力の強い女 カン・ナムスン』/大ヒットドラマの新シリーズは祖母・母・子3世代の物語!

Netflix韓国ドラマ ビョン・ウソク出演 『力の強い女 カン・ナムスン』の場面写真

Netflixシリーズ『力の強い女 カン・ナムスン』独占配信中

ビョン・ウソクの悪役っぷりが観られる、大人気ドラマの続編の見どころをエディターKが解説。

世にムーブメントを巻き起こした『力の強い女 ト・ボンスン』のシーズン2。先祖代々女性だけに超人的な怪力を受け継ぐ一族がいて、それがト・ボンスンやカン・ナムスン(イ・ユミ)です。その分、一族の男性は病的で弱々しいという設定や、力を悪用すると消えてしまうというルールもユニークで、悪人をバッタバッタ投げ倒す姿が本作の醍醐味であり、爽快感満点! で、今回の主人公ナムスンは、幼少期に父とはぐれたことでなんとモンゴルの地に取り残されてしまうんですよ。優しい夫婦に助けられ、20年間をモンゴルで遊牧生活を送ることに。怪力と関係する特殊遺伝子のせいでなかなかナムスンを見つけ出すことができなかったものの(詳細は物語をご確認ください)、ナムスンが麻薬組織の秘密捜査チームである刑事カン・ヒシク(ソンウ)と出会ったことにより、ようやく韓国で本当の家族と再会。と、序盤は割とコメディ強めですが、ここからグッと物語の真髄に近づいていきます。流通販売会社ドゥゴの代表リュ・シオ(ビョン・ウソク)VS 力の強い女たち。シーズン1を超える闘いを見せてくれることを期待。

イム・ジヨン×チュ・ヨンウ『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』/2025年の名作! ロス間違いなしのロマンス時代劇

2025年おすすめ韓国ドラマ チュ・ヨンウのロマンス時代劇『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』の場面写真

『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』U-NEXTにて独占配信中 © SLL Joongang Co.,Ltd all rights reserved.

チュ・ヨンウの大ブレイクとなったロマンス時代劇の見どころをさすらいのライター山崎が解説。

いやあ、面白かった! 凄まじかった! 何度も何度も心震えました。これほど手に汗握りながら最後まで息をのみのみ見入ってしまったのは久々かもしれません。主人公の“オク氏夫人”ことクドクを演じるのは、『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』のあのイム・ジヨン。陰湿すぎるいじめ役でその実力を知らしめた彼女が、今回は立場逆転、両班のヒステリー陰険娘になぶりものにされる奴婢役で序盤登場するという、それだけでもう興味津々なのですが、その波瀾万丈ぶりも半端なく、壮大な時代劇を主人公として引っ張っていく力技と、それを成し得る演技力、存在感に改めて感服せざるを得ないというか。
クドクの相手役を演じるのは、最近、めきめきと人気上昇中のチュ・ヨンウ。クドクに一途な思いを貫く両班から人気芸人となるソン・ソンイと、後にオク・テヨンの夫となるソン・ユンギョムを一人二役で演じるのですが、このロマンスの行方もまた波瀾万丈に魅せてくれます。
悪貨は良貨を駆逐すると言いますが、その逆もまた真なりか。善意と正義と勇気は、人の善意と正義を引き出し、そして、善意が善意を呼んでどんどんつながっていく……そんな痛快。全16話たっぷりとご堪能くださいませ。

チュ・ジフン、チュ・ヨンウ『トラウマコード』/『イカゲーム』シーズン2を抜き、世界中で大ヒット!

Netflix韓国ドラマ パク・ボヨン、チェ・ウシク『恋するムービー』の場面写真

Netflixシリーズ『トラウマコード』独占配信中

チュ・ジフンに振り回される部下役を演じたチュ・ヨンウの姿に注目したい。すでにシーズン2、3の同時制作も決定している大ヒット医療ドラマの見どころをさすらいのライター山崎が解説。

物語は、数々の戦地を渡り歩き過酷な現場で実績を積んだ天才外科医ガンヒョク(ジフン)が、激務による医師不足で解散の危機に瀕している重症外傷チームを立て直すため、名門ハングク大学病院に赴任してきたところから展開。金ばかりかかって実益の見込めない重症外傷チームを有名無実化しようと思っている病院首脳陣に対し、ガンヒョクはすぐにヘリを呼んじゃうわ、大型事故による重症患者もじゃんじゃん受け入れちゃうわと真っ向から対抗。しかも神業的な外科医としてのスキルや判断力はもちろんのこと、彼を動かしているのは助かる命を救いたいと願う混じりっ気なしの使命感。常識破りの決断とか、その純粋なる情熱とか、劇画チックというか今の世の中ではむしろ現実離れしているとも思えるカッコよさなのでありますが、実は韓国に実在する著名な重症外傷外科医をモデルにした実話エピソードを盛り込んでいたりとか、ジフンの軽妙でいて熱い表現力のバランスの妙だったりとか、意外にもリアルに迫ってくるというか、単なるヒーロー医師ものに終わっていないというか。
さらに、ドラマを面白く痛快にしているのが、ガンヒョクの弟子1号となるヤン・ジェウォン(ヨンウ)との師弟ブロマンス。なんとなく楽そうだから肛門科を選んだというおぼっちゃま医師のジェウォンが、ガンヒョクに思いっきり振り回されながらも、次第に医師としての使命感に目覚めつつ成長していく姿がめちゃんこ楽しく胸熱なのです。

チュ・ヨンウ『巫女と彦星』/旬の若手俳優二人が織りなす、最新ファンタジーロマンス

おすすめ韓国ドラマ 若手イケメン俳優 チュ・ヨンウ主演『巫女と彦星』の場面写真

『巫女と彦星』Prime Videoで独占配信中 提供:Prime Video

若手実力派チュ・ヨンウとチョ・イヒョンで織りなすファンタジーロマンスの見どころをエディターKが解説。

内容をざっくり簡潔にお伝えすると、“天地仙女”と呼ばれる高校生巫女パク・ソンア(チョ・イヒョン)が、死の運命を背負う同級生ペ・ギョヌ(チュ・ヨンウ)を救おうと奮闘するファンタジーロマンスです。感情移入の視点でもなかなか難しい題材ですし、タイトルを観て少々不安に思っていましたが、これが予想を反してきちんとのめり込めた! 要因は飛ぶ鳥を落とす勢いで邁進中のヨンウと、ヒロインとしての風格が板に付いてきたイヒョンの同級生ラブがいい化学反応を起こしたことに他なりません。ヨンウが『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』に続いてまたしても一人二役を熱演。しかもイヒョンまで! 演技力を問われる役柄を難なくこなした二人の安定感に救われ、ときめき、私の通勤時間(スマホ視聴)に彩りを与えてくれました。
ただ、16話想定だったものを12話に凝縮することになり、苦肉の策で省いたんだろうな〜と感じるシーンも多々。この手のジャンルが好きな人には若干物足りないかもしれません。テーマ的にもう少し丁寧に説明してほしい思いもありながら、ヨンウとイヒョンの同級生ケミが不足部分をうまく補い、ロマンス作品として楽しめる仕上がりになっていると思います。