2023年も韓ドラフリークをはじめ、多くの視聴者にときめきを与えてくれているロウンと、ASTRO チャ・ウヌ。ロウンは『この恋は不可抗力』で初のツンデレ役に挑戦し、ウヌは現在放送中の『ワンダフルデイズ』にて久しぶりのラブコメに出演と、互いに“俳優”としてもメキメキと成長を遂げている。今回はそんな韓ドラ追っかけ班も大注目の２人についてアツ〜く語りながら、見逃し厳禁なおすすめ主演ドラマ２作品ずつをご紹介します！
【韓国ドラマ ナビゲーター】
さすらいのライター 山崎敦子
『最高の愛 〜恋はドゥグンドゥグン〜』より韓国ドラマに魅せられ、日々最新ドラマをリサーチするさすらいのライター。さまざまなジャンルを渡り歩き、今では美容記事に携わること多し。サバイバルオーディションも大好物で、今の推しはENHYPEN。推しの俳優は絞りきれないほど多数。エクラwebでも韓流連載執筆中。
韓ドラ追っかけ班／エディターK
母の影響により、第１次韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』から韓国ドラマの世界へ足を踏み入れる。「寝不足だけど幸せ」を合言葉に、約20年間あらゆるジャンルの韓流ドラマを観続けている。ドラマに加え、アイドル、コスメ、ファッションなど、日々韓国まわりの情報をキャッチアップ。永遠の推しは俳優ソン・ジュンギ。若手俳優の発掘が趣味の領域に。
韓ドラ班が推す【ロウン】の魅力ポイント！
【さすらいのライター山崎's Recommend Point!】
演技派や個性派は実は多い気もするけれど、本当に少数派なのは眩いまでのオーラを背負った俳優……ではないかと思うのですが、いかがでしょう。そして、この方、ロウンこそ、その少数派のひとり、と睨んでいるのですが……。とにかくキラッキラ。本格的な俳優デビューは2017年の『恋するレモネード』。人気アイドルグループのメンバーという地でいくような役どころもあってか、脇役にもかかわらず他を圧倒するような輝度を放っていたのは言うまでもなく。続く『アバウトタイム〜止めたい時間〜』や『輝く星のターミナル』で演じたのはフツーの青年。なのに、視線を惹きつけてやまないオーラは満々で、脇キャラだったのに主人公たちよりむしろロウン演じる役柄の恋の行方の方が気になって仕方ない……てな具合。そして、語らずにはいられないのが初主演となった『偶然見つけたハル』。
出てくるキャラがすべて漫画の登場人物というユニークな設定のなか、彼が演じたのはその他大勢のエキストラ役という名前も背景もない役どころ。190cmという大柄にもかかわらず、すぐに消えていなくなってしまいそうなその透明感に何度となく胸締め付けられたことか。以来、カメオ出演を除けばすべて主役。一途な年下男子の『先輩、その口紅塗らないで』、韓服姿も凛々しい『恋慕』、その自然体がたまらない『明日』、お初のツンデレ役『この恋は不可抗力』とそれぞれ違ったオーラを放ちまくっている次第。７年間在籍していたSF９から離れ、ソロ活動に専念するというニュースが駆け巡ったのは、この９月のこと。
ボーイズグループを敬愛する身（私です）とすれば、一抹の寂しさを覚えるのは致し方ないことですが、なんとなく予感はしておりました。実は私、昨年取材しているんですね、ロウンに。その時、彼が語っていたのは、「厳しい練習生生活で演技のレッスン時間が自分の中では癒しの時間だった」ということ。だからなのか、俳優をしている彼の中に何となく「自由」を感じていたのも私だけではないのかもしれないと。すでに新作『婚礼大捷』が韓国では絶賛放送中ですが、ボーイズグループという枠から解き放たれた彼が、今後どんな活躍を見せてくれるのか固唾をのんで見守っていこうと思っている次第。そうそう、『いつかの君に』もぜひチェックを。予期せぬロウンサプライズも絶品ですから。
【エディターK's Recommend Point!】
I.O.I推しゆえにキム・セジョン目当てで観ていた『恋するレモネード』で存在を知り、『偶然見つけたハル』で完全にノックアウト。ウヌと同じく、どうしたって目と脳と心で求めてしまうような圧倒的な吸引力を持つ人だと思っています。しかもキラッキラのオーラに加えて、『恋慕』後からはグッと演技に深みが出ているため、実力派としても注目されるようになりましたね。近年ドラマに立て続けに出演するロウンですが、個人的には韓国の社会問題に踏み込んだ『明日』も推したく、そして『この恋は不可抗力』においては今までに見たことのないツンデレ（もはやデレデレ？）の姿に悶絶するし、ホンジョ同様に赤面します。最新作『婚礼大捷』は、『今、私たちの学校は…』のチョ・イヒョンとのカップルフォトがすでに優勝気味なので、早く観たい！
『偶然見つけたハル』の詳細はこちらの記事をチェック！
ロウンのおすすめ主演ドラマ１／『恋慕』
昨年のインタビューで感じたのですが、ロウンはきっと『恋慕』が好き。この作品の話になると、次から次へと想いが溢れ出てきて止まらないという感じなのですね。そのあらすじなど詳しいことは以前のレビューをチェックしていただきたいのですが、女であることを隠して世子として生きざるを得なかったパク・ウンビン演じるヒロインをひたすら恋慕う健気なロウンが、実はあなたがヒロインじゃないの？と思うくらいヒロインチックで可愛いのです。それでいて、反目する父の真実に怒りを爆発させたり、激しい殺陣のアクションもナチュラルにこなしたりと、ヒロインでないいろんなロウンもたっぷりと堪能できたりするし。多分、俳優として大きく成長を感じたロウンのエポック的作品であるのかもしれません。（さすらいのライター山崎）
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ロウンのおすすめ主演ドラマ２／『この恋は不可抗力』
私、イケメン好きではありますが、これまでドラマでヒロインに嫉妬するということは当然一度もありませんでした。ホントです。なのに、このドラマはヒロインのイ・ホンジョを演じたチョ・ボアに後半からずっと嫉妬、マジか!? ロウン初のツンデレ役がいつも以上にキラッキラに見えたせいなのか、ボアがあまりにも身近にいそうな「私ってダメな女の子」と言いつつ結局はモテまくっちゃうキャラだったせいか。いずれにしろ、無条件にロウンに見惚れるためのドラマです、これ。御曹司で弁護士のスーツ姿はもちろん、ハッとするのは現代から朝鮮王朝時代に飛んだ時の韓服姿。『恋慕』のそれより何だかグッと色っぽく、世子以外では、『青い海の伝説』のイ・ミンホの韓服姿に並ぶ心奪われ度と思っている次第です。（さすらいのライター山崎）
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韓ドラ班が推す【ASTRO チャ・ウヌ】の魅力ポイント！
【エディターK's Recommend Point!】
“漫画から飛び出してきたかのような人”という意味を持つ「マンチッナム」。この言葉がこれほどまでに似合う人が他にいるだろうか。そう、彫刻のように美しい我らがチャ・ウヌです。「顔面天才」の愛称や、BTS ジョングクやSEVENTEENミンギュなどなど、伝説の97年生まれアイドルとしても有名ですよね。初主演ドラマ『私のIDはカンナム美人』が放送されてからというもの、ラブコメ（『女神降臨』）、ロマンス時代劇（『新米史官ク・ヘリョン』）、スリラーファンタジー（『アイランド』）など、あらゆるジャンルの作品に出演。しかもそのほとんどが主演！ 彼を見ていると、「目を奪われるとはこういうことか」と改めて痛感させられるようで、画面越しから伝わる圧倒的なオーラにゾクゾクしてしまう。意図せずとも目が彼を追っているんですよ。「推しは推し、ウヌはウヌ」なんていう言葉ができるほどなので、みんなウヌの魅力には抗えないということなんですよね……。人を魅了するエナジーを持つ演技ドルというのがウヌならではの強みだと思う次第ですが、いかがでしょう。
『アイランド』ではキム・ナムギルとイ・ダヒという大先輩との共演に加え、アクションシーンも多く、さらに大人気漫画原作の実写化とあって、プレッシャーを感じる瞬間も多々あったはずですが、シンクロ率100%と謳われドラマも見事ヒット。これまでのウヌの印象を覆し、今後の俳優キャリアを語る上で欠かせない作品になったはず。もちろん、ただただ美しいウヌに癒されたい時とか、最近疲れたな〜なんて時には『女神降臨』が間違いなく処方箋ですけれども。
最新作の『ワンダフルデイズ』においては、シーズン２が楽しみすぎる『Sweet Home -俺と世界の絶望-』にも出演するパク・ギュヨンとのケミストリーも際立っていて、ノンストレスで観られる作品に仕上がっているんですね。突拍子もない設定なのだけれど、ストンと心の中に落ちる不思議な説得力があって、いつまでも観ていたい気持ちにさせてくれる。未視聴の方は、毎日の癒しにぜひ。
【さすらいのライター山崎's Recommend Point!】
それほどタイプというわけでもないのですが、それでもこのお顔を見るだけでナドモルゲ（私も知らないうちに）顔がにやけてしまうのを止めようがないのです。学生時代は生徒会長もしていたという頭脳明晰・容姿端麗・スポーツ万能の完璧男子。でも、ソウル大に入って弁護士になるという夢を手放してまで入った事務所の練習生時代は歌も踊りも周りについていけないことも多く、多くの挫折感も味わったという彼。そんな人間味も加わって、そりゃあ目が離せないのも当然というか、最強です。どの作品でもその麗しさは堪能できますが、もしまだ観ていないのなら初期作品の『僕達の復讐ノート』をぜひ。本人チャ・ウヌ役で登場しているのも妙にドキドキするし、ヒロイン（キム・ヒャンギ）に向ける柔らかだけど想い詰まった眼差しも良きです。
『新米史官 ク・ヘリョン』の詳細はこちらの記事をチェック！
ASTRO チャ・ウヌのおすすめ主演ドラマ１／『アイランド』
実力派俳優を揃えて実写ドラマ化しただけあり、シーズン１、２共に見応えばっちりです。まさに映画並みの映像美と迫力で、普段韓ドラを観ない人にも刺さるポイントが目白押しのドラマに仕上がっています。ウヌのアクション、キム・ナムギルとの共闘シーンも素晴らしく、ジェットコースターのようなハラハラ感が常に側にあるような感覚で観られる作品です。ファンタジードラマかつ、チェジュ島で繰り広げられる「情炎鬼」なる妖怪との戦いとあって、ホラー映像並みに心臓に響くシーンもありますが、苦手な方は目を薄めにしながら、耳を多少塞ぎながら（笑）視聴することをお勧めします。（エディターK）
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ASTRO チャ・ウヌのおすすめ主演ドラマ２／『ワンダフルデイズ』
舞台は現代社会のソウルで、先祖代々キスをすると犬になってしまう呪いを持つ高校教師ヘナ（ギュヨン）と、犬に対するトラウマを抱える数学教師ソウォン（ウヌ）のファンタジー×ラブストーリー。定番韓ドラらしい仕立てではあるものの、チープに見せない演出方法や脚本も素晴らしく、演技派のギュヨンがヒロインを演じていることも勝因のひとつだと確信していますが、ウヌとのケミストリーもリズムもよく、観ていて不思議と飽きないし、なんだか全員が愛おしい！ なんと言っても犬好きにとってはご褒美でしかないドラマでして、疲れた心に染み渡るんですよ。『女神降臨』以来のラブコメとあって、一味違うウヌを堪能できること間違いなし。（エディターK）
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