2017.10.25

日々のヒントが見つかる雑貨

NEW in KYOTO

美しい茶器、生活やキッチン周りの雑貨など明日をちょっと素敵にする一品を求めて。

宇治

朝日焼 shop & gallery

宇治川のせせらぎを聞きながら、お茶とうつわを愉しむひととき

ぐるぐる京都散策を満喫したあとは、宇治へ。永野さんも椅子に腰掛けて、「天気のいい日に、外で川を眺めながらお茶を飲めたら素敵そう。開放的な場所で気持ちがいいです」とほっと一息。隣には河濱清器という朝日焼を代表する、上質な茶器が。

デッキには椅子も置かれている。ニットトップス¥148,000・ツィードスカート¥100,000/ソニア リキエル 青山店(ソニア リキエル) ブーツ¥94,000/ジョン ローレンス サリバン

ちょっと足を延ばして、うつわの新定番スポットへ

宇治で400年続く朝日焼の工房近くに今年7月オープン。モダンにリノベーションされた日本家屋のすぐ脇には宇治川が流れる絶好の立地だ。朝日焼十六世 松林豊斎さんの「茶文化を身近に感じてほしい」という思いを体現する茶室スペースや弟・俊幸さんの開催するワークショップなども。その試みから目が離せない。

1 一生ものにしたい茶器の数々。実際に手に取って機能美を確かめて
2 洗練された内装にもうっとり。奥には畳敷きの茶室スペースが。窓から 見渡す宇治川は、もちろん絶景!

DATA
http://www.asahiyaki.com/index.php

住所:京都府宇治市宇治又振67番地
電話:0774-23-2511
営業時間:10時~17時
定休日:月曜、最終火曜

木屋町二条

HIN アーツ&サイエンス二条通京都

国内外の職人による日用品をセレクト

「ARTS&_SCIENCE京都」から徒歩1分の場所に昨年10月オープン。ぎをん齋藤の帯地を使ったバッグや清課堂の銀製飴入れ、坂田文助商店の扇子など、京都の老舗とのコラボもいろいろ。薫玉堂の虫よけ香は、本来、クローゼットに入れて使うものだが、持ち運べるようオリジナルのサシェも販売されている。

4 築100年の町家をリノベーション
5 2階では不定期で企画展を開催
6 サシェ 各¥1,600(お香は別売り)
7 漆塗り仕上げの開化堂製ブリキ茶筒¥28,000~。イニシャル入れもできる

DATA
http://arts-science.com/shop/hin/

住所:京都市中京区木屋町通二条東入ル 東生洲町482の3 角
電話:075-253-6782
営業時間:11時~19時 不定休

二条城南

LADER

切って、洗って、試して買える雑貨店

昨年夏にいったんクローズしていた人気雑貨店が場所を新たに復活。業務用調理道具をはじめ、デザインにムダがなく、長く使えるキッチン雑貨や日用品に出会える。前身同様、試して買えるスタイルはそのままに、店内で販売されているスポンジや洗剤を使って食器を洗ったり、ピーラーで野菜の皮をむくことができる。8 丈夫で長く使えるキッチンスポンジ¥470・スポンジホルダー¥400
9 マグネット内蔵。コーヒーフィルターホルダー¥2,200
10 商品を試せるシンクコーナー
11 ツタに覆われた建物の一室

DATA
http://www.lader.jp/

住所:京都市中京区西ノ京職司町67の38
電話:075-406-5230
営業時間:11時~19時
定休日:水曜、ほか不定休あり

SOURCE:SPUR 2017年11月号「永野芽郁と、あたらしいKYOTO」
photography:Yuki Kumagai(model, Asahiya), Elephant Taka(4〜11) model:Mei Nagano〈Seventeen model〉 styling:Kayo Yoshida(model) hair & make-up:Miyuki Yoshida(model) coordination & text:Junko Amano(HIN Arts & Science, LADER)

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SPUR MAGAZINE

着たい服はどこにある?
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