柳沢小実×ひとりっP「大人の旅支度、 熱く語ります!」
ともに旅や、旅支度に関する本を出版しているふたりが、長年の旅で導き出された「ベストな持ち物」について対談した。
(左)editor : ひとりっP(福井由美子)
『今日も世界のどこかでひとりっぷ®』著者。会社員ながら海外ひとり旅回数が350回を超える稀代の旅バカ編集者。女性のひとり旅を「ひとりっぷ®」と命名し、旅する女性を応援中。Instagram@hi_trip
(右)essayist : 柳沢小実(やなぎさわこのみ)
暮らしにまつわる著書を多数出版しているエッセイスト。『大人の旅じたく』『わたしのすきな台湾案内』など、最近は旅に関する本も多く出している。Instagram@tokyo_taipei
旅関連の著作も多い柳沢さんと、旅好きが高じて「ひとりっぷⓇ」本を出版してしまったひとりっPこと福井由美子。テーブルいっぱいの愛用品とは?
――まずはそれぞれの旅のスタイルを教えてください。
ひとりっP(以下P) 私は週末弾丸ひとりっぷⓇ派です。アジアなら1泊4日、最近はLCCで日帰り台湾なんてのも。
柳沢小実(以下Y) 私はせっかく行くなら長く行きたい。取材旅行や語学留学などで、1週間~1カ月ほど滞在することもあります。ここ数年は台湾、最近は香港にもハマっています。
旅のスタイルは違うけど持っていくものは一緒!?
かぶりまくり必須アイテム
1 TEVAの「テラファイライト」というモデルのサンダル。「機内ではこれに着圧ソックスをはいて、寒さ&むくみ対策を」(P)。柳沢さんはストラップの細い別モデルを愛用
2 「大きなS字フックは、トイレで荷物をかけるフックがついてないときに役立つ!」(P)
3 ANKERのマルチポートUSB急速充電器。「スマホ2台、デジカメ、Wi-Fiルーター、充電池。毎日充電が必要な5アイテムを一気に充電することができます」(P)
4 無印良品の「パラグライダークロスたためる仕分けケース」。さまざまなサイズが揃う
5 Water Frontの晴雨兼用折りたたみ傘。スーツケースのすき間に入れやすい薄型
――こうやって見ると、お揃いの持ち物が結構見つかりますね。
P 1はもう定番ですよね。
Y 私も「ALP」という別モデルを愛用中です。アジア圏ならドレスコードもゆるいので、これ一足でOK。2はドアに荷物を引っ掛けるのにも、部屋で洗濯ものを干すのにも便利。
P 3はUSBポートが5つあるから、夜の充電地獄から解放されるんです!
Y これ、私もまねして買いました(笑)。5の晴雨兼用傘も、この薄さと軽さがいいんですよね。
これがないと旅に出られない!
6 Pのイチ押し、ザ・ノース・フェイスの光電子ダウンジャケット。手のひらサイズの袋に収納可。「ノーカラー型がアウトドアすぎず街でも使えます」(P)
7 イーグルクリークのビーズ入りピロー。カラビナでバッグに装着
8 ヘアターバンは旅先でも買い集めてコレクション
9 柳沢さんおすすめの「旅ノート」。B6サイズの無印良品のノートにスケジュールや行きたいところなどを調べてあらかじめ書き込み、旅の間は一日の出来事を記したりショップカードを貼って。記録はそのまま次の旅の資料に。ビニールカバーをかけて
10 デュアルタイムの時計は、KLMのもの。ベルトをつけ替えてカスタマイズ
――対して「これがないと旅立てない」というアイテムには差が出ました。
P どんな旅にも絶対持っていくのが6と7。深夜便での弾丸旅が多いため、到着してすぐ行動するためにも機内の快適さにはこだわります。
Y 私は、まず自作の旅ノート(9)。情報が一冊に詰まっています。日本と現地の時間がすぐに確認できる10も。
P 8はヘアターバン?
Y そうなんです。旅先で時間はかけたくないけど、ある程度ちゃんと見せたいというときに便利。アクセサリーも多めに持参します。パールをつけると、お店の人にやさしくされる気が(笑)。
着たい服はどこにある?
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある?」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR3月号です!