フェルナンダ・リー&萬波ユカの『ONE PIECE』ファンクラブ結成

プライベートでも大の仲よし。自他共に認めるモデル界きっての「漫画オタク」のふたりが、『ONE PIECE』愛を熱く語る！

（萬波ユカ）ワンピース￥84,000・カットソー￥33,000／エムエム6 メゾン マルジェラ オモテサンドウ（エムエム6 メゾン マルジェラ）　スカーフ￥12,000／メゾン キツネ カスタマーセンター（メゾン キツネ）（フェルナンダ・リー）オールインワン￥50,000・スカーフ￥8,000／メゾン キツネ カスタマーセンター（メゾン キツネ）　カットソー￥27,000／イーストランド（イーチ × アザー）　帽子￥24,000／キジマ タカユキ

ショーのバックステージでも、大いに盛り上がっています
「『ONE PIECE』にハマったのは５歳から。テレビのアニメを観たのが最初で、途中からはコミックでも並行して読み続けています。小さい頃から観ているので、ルフィと一緒に自分も成長しているような感覚があって、おそらくストーリーが完結するまで、ずっと追っかけているでしょうね。いちばん好きなシーンは、『頂上戦争編』のルフィとエース、サボの幼少期の場面で〈これでおれ達は今日から兄弟だ‼〉と兄弟の契りを結ぶところ。
私にも兄が一人いるんですが、彼は『ONE PIECE』を読んでいないので、このシーンを再現できていないのが残念（笑）。その『頂上戦争編』（1 ・写真は57巻）は泣けるシーンが本当に多くて、そこでの伏線の後に、サボがルフィの危機に帰ってきた場面（2）もジーンときて、号泣しっぱなしでした。今後楽しみなのは、麦わらの一味にどんな新しいメンバーが加わるのだろうということ。『きっとこの人が加入するんだろうな』と、新しい冒険の展開も含めて予想しながら読むのも楽しいです。モデルという仕事柄、機内や待ち時間に読むことが多いのですが、ショーのバックステージでは私に負けず劣らずの漫画オタクの友達、Ellen RosaやEstella Boersmaと『ONE PIECE』の話題で熱く盛り上がっています。ワクワクするようなこれからの展開も、本当に楽しみ！」

Profile
FERNANDA LY / フェルナンダ・リー
1995年生まれ。アニメキャラクターのようなルックスで、ここ数年ランウェイを席巻しているベトナム系オーストラリア人モデル。日本のカルチャーに造詣が深く、スマホの待ち受けには『ジョジョリオン』が。『ONE PIECE』のお気に入りキャラはベポ（下）。

「いいから読んでみて！」とおすすめしたい理由がいっぱい
「好きなキャラクターはサンジです。彼のフェミニストなマインドがとても好きで、女心をわかっているな〜と感心しながら読んでいます。現在進行中のエピソードではサンジの過去を描いているので、85巻は思わず泣いちゃいました。実は私もフェルナンダと同じで物心ついたときから『ONE PIECE』を読んでる世代ですけれど、『空島編』あたりで忙しくて読むのをいったんやめちゃったんです。最近またイチから読み始めたら、小さいときには気づかなかった発見がいっぱいあって『なるほど』と思うことが随所にあったんです。社会問題や現実世界の不条理などが物語を通して描かれているので、大人が読んでも読みごたえがあるし、文字が多いと敬遠していた人にも『いいから読んでみて！』と強くおすすめしたいですね。最近は、エピソードごとにきれいに終わっているので、面白そうなエピソードをつまんで読んでみるのもいいかも。個人的に好きなシーンはいっぱいあって、『パンクハザード編』でフランキーとチョッパーとが入れ替わったところをロビンがクールにブッタ切るところ（1）とか、『ウォーターセブン編』でロビンのお母さんが死に際に語るセリフ（2）とか、ベストを選ぶのはホントに難しい。

実写化されたらやりたい役ですか？ 前髪だとロビン？ いやいやいや、ロビンはきれいすぎて私には無理ですね〜（笑）」

Profile
YUKA MANNAMI / 萬波ユカ
1991年生まれ。モデルとして雑誌や広告、ショーなどで世界を飛び回るかたわら漫画を耽読。インタビュー中にフェルナンダから「ユカはかなりのオタク」とツッコミが入るほど。また読み始めようという人には『魚人島編』（下・写真は62巻）をおすすめ。