
今もバワ建築のオリジナルが残っているバワスイート
ジェフリー・バワ(1919~2003年)は、スリランカを代表する建築家。その土地の風景に根ざしたユニークな発想で、アジアンリゾートひいては世界の建築に影響を与えたといわれている。スリランカの南西海岸には、複数のバワ建築が点在しているが、そのなかでもジェットウィング・ラグーンは、バワが手掛けた初めてのホテル。1966年に開業後、一度廃墟になった歴史があるが、バワの弟子による改装を経て2012年に現在の形で再オープンした。
ラグーンに訪れたら、ぜひ泊まりたいのがバワスイート。バワ建築のオリジナルが残っている数少ない建物で、風が通り抜ける1階のリビング、大きな窓が印象的な2階のメインルームなど、自然の息吹を感じられる造りになっている。
また、ホテルのエントランスを抜けると約100mの広大なプールがあり、さらに中へと進むとニゴンボ・ラグーンが広がるというように、どの部屋からも水が望めるのも特徴。自然と呼応するバワ建築の醍醐味を感じたい。
INFORMATION

- ジェットウィング・ラグーン(Jetwing Lagoon)
- 住所:Pamunugama Rd., Thalahena, Negombo, Sri Lanka(地図A)
- TEL:+94-31-223-3777(スリランカ)、03-3476-7277(日本問い合わせ先)
- ※デラックス$200~(1泊1室2名利用・朝食含む/5月より価格改定あり)
http://www.jetwinghotels.com/jetwinglagoon/
www.jetwing.jp(日本語)