2018.01.29

ドラえもんのひみつ道具が現実のものに!?

#DigitalINSPO

2018年のデジタルライフを4つのトレンドで分析。テクノロジーの進化が加速して、願いをかなえてくれる夢のガジェットが登場!

Communication with your voice

話せば伝わる! 音声操作が一般化

2016〜’17年にかけてAmazonやGoogleなどが相次いで発売したスマートスピーカー( 1 「Amazon Echo」)がいよいよ日本語に対応。"お願い事を聞いてくれるお役立ちガジェット"としてだけではなく、今後"音声インターフェイス"として日々の生活に浸透し、やがて機械とヒトとのコミュニケーションが文字から音声へ移っていく、そんな大きな波を感じさせるアイテム。2018年のテクノロジートレンドはスマートスピーカーなしでは語れない!

Smart home & car

家もクルマもスマートに

前出のスマートスピーカーの登場で、家電やクルマなど身のまわりのものをインターネットでつなぎ、統合・制御することができる、スマートホーム化がますます進みそう。手持ちのスマホにクルマがつながり、使い慣れたアプリが使えちゃう「CarPlay」( 2 )や「Android Auto」はクルマのスマート化の第一歩。IoT製品はますます幅が広がり、髪の状態を診断しケアのアドバイスをしてくれるNokiaとケラスターゼの「Hair Coach」、なんて女子にうれしいアイテムも(日本発売は未定)。

Intelligent Things

ケタ違いに賢いガジェットも

音声認識や人工知能などといったテクノロジーの進化により、まるでドラえもんのひみつ道具のような体験を提供してくれるガジェットが続々と登場。その代表格とも言えるのがGoogleが発表したワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」( 3 )(日本未発売)。これ、単なるイヤホンではなく、会話を40カ国語にリアルタイム翻訳してくれる。これはまさにあの「ほんやくコンニャク」! これがあれば地球上どこに行ってもコミュニケーションに困らないかも?

Share your resource

なんでも「シェア」が新常識

自分が持て余したモノやコトはそれを必要としている人に届けることで新しい価値を創造する。シェアリングエコノミーの考え方は、2018年、私たちの働き方やモノの消費の仕方にますます変化をもたらすハズ。アプリでマッチングした人が買い物を代行してくれる「honestbee」( 4 )や、身近なモノをクラウド化、要らないモノは売りに出すことで必要としている人に譲ることができる「Sumally Pocket」(5)など、便利なサービスが続々登場している。

SOURCE:SPUR 2018年2月号「2018年の#INSPOを探せ」
text:Nagisa Ichikawa photography:©Google(Pixel Buds)

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