2018.11.13

甘美なパフェに癒やされて

秋の夜長に"シメパフェ"はいかが? フルーツのボリュームもたっぷりな魅惑の一品をナビゲート

(趣里さん)ドレス¥110,000/ジャーナル スタンダード 表参道(ティビ)・バングル¥51,000/バフ(北村匠海さん)シャツ¥46,000/キーロ(スタジオニコルソン)

BISTRO MARX

ビストロ・マルクス

銀座の夜景が望めるテラスはデートにもぴったり

和光の時計台の真向かい「BISTRO MARX」のテラス席。「仕事終わりに甘い物が食べたくなる僕にぴったりかも」と北村さんが言うとおり、夜のお茶や食後のシメに人気があるというパフェは1カ月ごとに旬のフルーツを使った4種類のメニューが登場する。フルーツは、シェフが直々に産地まで足を運んでパフェに合うものを選んでいるのだそう。「フルーツのパフェって、季節を感じられていいよね」と趣里さん。北村さんも「文旦のパフェも、銀座の夜景を見下ろすのも新鮮」と気に入った様子。街の雑踏が心地よいBGMになって、秋の夜長がますます楽しくなる。

1 テラス席は、屋内で食事をしたあとに移動したりお酒だけの利用も可能(パフェは20時30分〜LO22時30分)
2 土佐の「水晶文旦」を使った「文旦のパフェ」(¥2,200 ※サービス料別)。「フルーツが大きくさっぱりしてておいしいですね」 と北村さん。趣里さんも「ヨーグルトのソルベのほどよい甘みや胡桃のカリカリした食感などいろいろな味が楽しめますね」

3 銀座駅から直通で行ける「GINZA PLACE」の7階にある「BISTRO MARX」。店内は大きな窓が開放的

DATA

東京都中央区銀座5の8の1 GINZA PLACE 7F
050-5592-6560
営業時間:11時30分〜16時30分(LO15時30分) 18時〜23時(LO21時30分) バータイム21時30分〜24時(LO23時)
定休日:バータイムのみ日曜・祝日

Parfaiteria beL

夜パフェ専門店 パフェテリア ベル

"シメパフェ"ブームの発端・札幌から、見た目にも美しいパフェが上陸

最近よく耳にするようになった"シメパフェ"は、札幌で発祥したムーブメント。2017年10月にオープンした「夜パフェ専門店 Parfaiteria beL」は、そんな本場からいち早く東京に上陸したパイオニア的存在だ。乳製品は北海道産のものを使用し、フルーツと合わせるジェラートなどはすべて店内で作られている。思わず写真を撮りたくなってしまう美しいビジュアルと、計算し尽くされたパーツの組み合わせ。単なるブームに留まらない「本当においしいパフェ」は渋谷の人々の心をつかみ、夜な夜なにぎわっている。

4 カクテルグラスに入った「葡萄とピパーツ」(¥1,600)は、アルコール入りの大人のパフェ
5 華やかなビジュアルのこちらは、マンダリンオレンジを使った「プリンセスベル」(¥1,800)
6 渋谷の街中にいることを忘れてしまう、ナチュラルウッドのインテリアが居心地のいい店内

DATA

東京都渋谷区道玄坂1の7の10 新大宗ソシアルビル 3F
03-6427-8538
営業時間:17時~24時(LO23時30分)、17時~翌1時(LO24時30分、金・土・祝前) 無休

Futaba Fruits Parlor

フタバフルーツパーラー銀座本店

深夜の罪悪感を和らげてくれる、老舗果実店のフルーツパーラー

おいしい果物をより多くの人に食べてもらうために、楽しくキャッチーなイベントを多数企画する「フタバフルーツ」。創業77年の老舗果実店だ。「GINZA SIX」にあるフルーツパーラーは営業時間も長く、フードホール「銀座大食堂」内に位置する。食事のあとに気軽に季節の果物を使ったパフェが食べられる穴場だ。「誰もが安心して食べられる」がコンセプトなだけあって豆乳クリームなどを使ったヘルシーなメニューが多いところも深夜にぴったり。

7 フレッシュな苺がたっぷり。「いちごだらけのパフェ」(¥2,000)
8 プリンと和三盆を使った「フタバの季節フルーツミックスパフェ」(¥1,500)
9 フードホールの真ん中に位置し、カウンター席とテーブル席が選べる

DATA

東京都中央区銀座6の10の1 GINZA SIX 6F
03-6263-9674
営業時間:11時~23時(LO22時) 無休

GALANT

ギャラン

「THE 喫茶店のパフェ」と一緒に、上野で夜更かしを楽しむ

1977年創業の老舗純喫茶「ギャラン」で、長らく愛されているのが「チョコレートパフェ」(¥950)だ。シロップの甘さを感じる缶詰ミカンに、たっぷりの生クリームとバニラアイス、スプレーチョコとチェリーのトッピング。純喫茶のパフェの見本のようなたたずまいで、ノスタルジックな気分を高めてくれる。夜にはネオンが輝き、ワイワイガヤガヤとした上野の喧騒の中で、ここだけ時が止まっているような特別な感覚が味わえる。

10 ボリューム満点に見える「チョコレートパフェ」だが、案外小ぶりなので、ぺろりと食べられてしまう
11 バラのように盛りつけられた「アイスクリームバニラ」(¥950)
12 キラキラと輝く照明や革張りの椅子など、昭和のムードを感じる店内

DATA

東京都台東区上野6の14の4
03-3836-2756
営業時間:8時~23時 無休