マーナ・デイヴィス著 伊丹十三訳『ポテト・ブック』

―― KLOKAディレクター 矢島沙夜子さん ≫ 食と文学を愛する友人

独自の世界観で平面から空間まで幅広く手がけるクリエイティブスタジオKLOKA。そのディレクターを務める矢島さんが選んだのが伊丹十三が翻訳する『ポテト・ブック』。
「使う材料はジャガイモのみというお芋を愛する人のための伝説の料理本。食と文学を愛してやまない友人に。トルーマン・カポーティによる序文も素晴らしく、レシピや雑学、ポテトゲームなる遊びの紹介まで、お芋尽くしの一冊。写真が一切ない構成は登場する料理とその味への想像力をかき立てられる。だからこそ、友人は気に入ってくれるのではないかと思う」(矢島さん)。

¥2,100/河出書房新社

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