2018.12.13

駒形克己作『ほしが ねむる ところ』

―― 陶芸家 中里花子さん ≫ 家族や友人

「造本作家の駒形克己さんが作る仕掛け絵本は、静かでありながらも、短編アニメーションを観たあとのような心地にしてくれます。日本に移り住んで間もないパートナーが習慣の違いになじめず悩んでいた頃、これを贈りました。シンプルな言葉と繊細な切り絵で構成された物語は、話す言語や育った背景が異なる人同士でも共感できる喜びを与えてくれます。家族や友人に贈り、小さな金銀の星がきらめく夜空のページを一緒にめくりながら、幻想的な景色やフレーズを共有するロマンティックなクリスマスを過ごしてほしいですね」(中里さん)
フランスのグルノーブル市から駒形さんが依頼を受け、制作された絵本。動物の形に切り抜いたページと詩的な言葉で綴られた物語に想像力が刺激される。

¥1,806/ワンストローク

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