誕生日を迎えるあの人にふさわしいケーキを選んだら、花束はどうする? 気鋭のフローリスト、「duft」の若井ちえみさんがベストマッチングを提案。
NO.1 乙女心あふれるあの人へ
資生堂パーラーのガトーフレーズとグラデーションピンクの花束
ハイカラな食文化を広め、世代を超えて愛される「資生堂パーラー」。今春、自由が丘にショップを併設したレストラン&カフェが誕生。こちらの店舗限定の「ガトーフレーズ」(直径12㎝、¥3,000)は、真っ赤ないちごをスポンジ生地のてっぺんにもサイドにも、そして中にも惜しみなく使った王道のショートケーキ。「バラ、クレマチス、アルストロメリア、ゴデチア……。ニュアンスのあるピンク、かつ幾重にも花びらが重なる八重咲きのものをたっぷり使って愛らしさを表現しました」(若井さん)
[自由が丘店]●東京都目黒区自由が丘1の4の10 1F
03-3718-7620
営業時間:11時〜21時 定休日:月曜(祝日は営業)
※ケーキの予約は4日前までに
NO.2 いつも自然体なあの人へ
A.Lecomteのバレンシアとマーガレットとハーブの花束
「野草を中心に、ひとクセあるユニークなシルエットの花も束ねました。使用したのはマーガレット、セージやバジル、ディシティフローラ、ステルンクーゲルなど。ナチュラルなムードの部屋にそっとなじみながらも、楽しい気分になってもらえるようなしつらいに」(若井さん)。一緒に贈るケーキ「バレンシア」(直径14㎝、¥3600、8月31日までの限定販売)は、ブリオッシュ生地とマンダリンオレンジをたっぷり使ったムース。すがすがしいハーブとオレンジの、香りのペアリングも味わって。
[広尾本店]●東京都港区南麻布5の16の13
03-3447-7600
営業時間:9時〜19時、10時30分〜19時(土・日・祝)不定休
※ケーキの予約は2日前までに
NO.3 感性豊かでユニークなあの人へ
アンビグラムのドームショートとユーモラスなフォルムの花束
人気パティスリーカフェ「アンビグラム」が松屋銀座に出店。鎌倉在住のシェフが一つひとつ心を込めて作るのが、半球形の「ドームショート」(直径12㎝、¥3,000)。見た目とは裏腹に、ふわふわのスポンジ、色とりどりの生クリーム、旬の果物がたっぷり使われ、やさしい味わい。「飾ってあるだけで『これは何?』と好奇心をそそられるような花を選びました。コロンと丸いアリアムや食虫植物のサラセニアなど、ユニークなフォルムの花がよく見えるよう、高低差をつけて束ねました」(若井さん)
[松屋銀座店]●東京都中央区銀座3の6の1
03-3567-1211(代)
営業時間:10時〜20時、10時〜19時30分(日・祝) 不定休
※ケーキの予約は7日前までに(受け取りは木〜日曜のみ)
NO.4 スタイリッシュなあの人へ
PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGIの2層の半生チーズケーキとクールな花束
パフェ、ケーキ、ジェラート、バターサンド……。常に女性の心を魅了するスイーツを発信し続けるパティスリー。「2層の半生チーズケーキ」(縦18×横9㎝¥3,780)は、ライムが香るレアチーズムースと、濃厚なチーズケーキの2種が折り重なり、奥行きのある味に。「真っ白で美しいデザインのケーキに合わせ、シャープでしゃれた印象の花束に。バラ、カラー、アンスリウム、オンシジューム、コチョウランなど、あえて色みを抑え、ラインやシルエットが印象的なものをひとつにして」(若井さん)
●東京都世田谷区等々力4の4の5
03-6432-3878
営業時間:10時〜19時 定休日:月曜(祝日は営業、翌日休み)
※ケーキの予約は前日までに
花を提案してくれたのは
duft 若井ちえみさん
ドイツ語で"香り"を意味する「duft」。ギャラリーを思わせるプレーンな空間には、多彩な色、そしてユーモラスで絵になる花が所狭しと並び、一歩先行く花選びを提案している。今回はケーキのイメージに合わせ、それぞれ¥5,000で花束を作ってもらった。
●東京都世田谷区世田谷4の13の20
03-6884-1589
営業時間:13時〜19時 不定休
※営業時間の詳細はHPか インスタグラムで確認を。 注文は 3 日前までに予約を