2020.02.07

紳士に贈る名品チョコレート Part.2

TYPE 1 苦味の似合うあの人へ

01 Venchi ヴェンキ
今冬、銀座に上陸した、イタリアで141年続くチョコレートとジェラートの専門店。キュボット チョキャビア75%やクレミノエクストラダークなど4つの味が詰まった「スモール ホライゾン ハンパー」は90種以上揃うチョコレートの中からビターを選りすぐった組み合わせ。繊細な口溶けにも心躍る。
¥5,500/ヴェンキ 銀座店

02 green bean to bar CHOCOLATE グリーンビーントゥバーチョコレート
カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して行うビーントゥバー専門店。今冬はマダガスカル産カカオ70%に、熊本産の有機栽培された柚子の皮をブレンド。カカオの苦味と酸味、柚子の華やかさが口中で弾ける。
「タブレット YUZU」(1枚)¥1,800/green bean to bar CHOCOLATE中目黒店 ※2月14日までの販売

03 Minimal -Bean to Bar Chocolate- ミニマル ビーントゥバーチョコレート
ビーントゥバーのさらなる可能性を多彩なスイーツで表現する店。ハイチ産カカオ豆とメープルバター、卵、砂糖、ココナッツミルクで作るほろ苦くねっとり濃厚なガトーショコラ。グルテンフリーで後味はあっさり、お酒にも合う。
「生ガトーショコラ」(1本)¥3,250/Minimal The Baking代々木上原 ※2月14日までの販売

04 JEAN MICHEL MORTREAU ジャン=ミッシェル・モルトロー
全体量の1 %しか流通していない有機カカオだけを使用する「ジャン=ミッシェル・モルトロー」。新作は支援しているドミニカ共和国にあるエデン農園のカカオ豆で作るファーム・トゥ・ショコラ。苦味と力強さに加え、ナッツやスパイス、フルーツをきかせて。
「ル・カカオ -エデン農園-」(8粒)¥3,000/薬糧開発 ※2月14日までの販売

 

TYPE 2 色気の漂うあの人へ

05 福光屋
金沢にある酒蔵「福光屋」。山田錦と清らかな水で造る純米大吟醸をとろりとしたジュレ、ガナッシュに溶け込ませる2つのアプローチで表現。口中に広がる芳醇な香り、情緒ある余韻を堪能して。
「純米大吟醸SAKEショコラ」(4個)¥1,500/SAKE SHOP 福光屋 東京ミッドタウン店 ※2月14日までの販売

06 BOISSIER ボワシエ
1827年に創業したパリで最も古い菓子店のひとつ「ボワシエ」。花びらを想起させる薄くはかない口溶けのチョコレートは、ストロベリーやマンダリン、キャラメル、ミルクティー、ダークなど計6味。組み合わせ次第でおいしさが何倍にも。
「ペタルチョコ フリュイ」¥3,800/ディーン&デルーカ 六本木 ※2月14日頃までの販売

07 JOHN KANAYA ジョンカナヤ
伝説のレストラン「西洋膳所 ジョンカナヤ麻布」のオーナー金谷鮮治氏の精神を受け継ぐ店。新作は“アランモルト10年”、クラフトジンの先駆け“季の美”といった職人気質な造り手の酒を5種使用。ドラマティックな味わい。
「LUXURY BONBON Whisk.e」(5粒)¥2,500/JOHN KANAYA恵比寿店 ※2月14日頃までの販売

08 THE PENINSULA BOUTIQUE & CAFÉ ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ
美しい装丁を開くと、グラデーションカラーのチョコレート。味はウィスキーキャラメル、オレンジジンジャーなど魅惑的な6種。才能と想像力あふれるペストリーシェフのパスカル・シャルデラ作。
「ストーリー・オブ・ロマンス・チョコレートボックス」(6個)¥2,500/ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ ※3月14日までの販売

 

TYPE 3 知性が光るあの人へ

09 Frédéric HAWECKER フレデリック・アヴェッカー
南仏シャトールナールに工房を構えるショコラティエ。新作のいちごとミント、その他タラゴンとフランボワーズなどに名産のオリーブオイルを絡め、すがすがしさを表現。「オリーブオイルそのものも味わって」という粋な心遣いも添えて。
「コフレ ユイルドリーヴ」¥3,200/伊勢丹新宿店 ※「サロン・デュ・ショコラ」1月27日〜2月2日での販売

10 Maman et Fille マモン・エ・フィーユ
神戸にあるフランスのエスプリを伝える菓子店。新作は、ヴァローナ社のクーベルチュールをベースに、菊花プーアール、白茶、黄山キームンなど伝統的かつ貴重な中国茶と台湾茶をブレンド。口に含んでゆっくり溶かせば、たおやかなうま味、高貴な香りがふわりと立ち上る。
「CHA-THÉ chocolat」¥4,500/マモン・エ・フィーユ

11 USHIO CHOCOLATL ウシオチョコラトル
広島県尾道市の工房発。原料はできる限り生産者自ら原産地まで赴き、直接仕入れた単一農園のカカオ豆と、無農薬のさとうきびのみ。ブレのない骨太な精神から生まれるチョコレートは、粒子を粗く残す製法で豆本来の魅力が噛むたびに一気に弾ける。
(上から)「グアテマラ(68%)」¥800・「ガーナ(73%)」¥750/ウシオチョコラトル

12 La Maison du Chocolat ラ・メゾン・デュ・ショコラ
老舗メゾンの新作。適度に厚みがあり、砕いたピーカンナッツ入りミルクチョコレートと香ばしいチョコレートの2層仕立て。従来のタブレットの概念を軽やかに超える斬新かつウィットに富んだ構成。口いっぱいに奥行きのある味わいが広がる。
「ペカン ブロンディネ」¥2,200/ラ・メゾン・デュ・ショコラ 丸の内店

 

TYPE 4 茶目っ気あふれるあの人へ

13 CLUB HARIE クラブハリエ
誰しも一度は口にしたことがある明治の「アポロチョコレート」が「クラブハリエ」とのコラボでパワーアップ。センガセンガナ種いちごの濃厚な酸味が加わり、きりっとした甘さの大粒アポロに。ボックスも愛らしい。
「meiji×CLUB HARIE アポロチョコレート」(14個)¥1,000/たねやクラブハリエオンラインショップ ※ 2月14日までの販売

14 CHOCI TOKYO チョキトウキョウ
フランス人パティシエによる、組み合わせが楽しい量り売りの高級チョコレートボール。
(上から)バナナにミルクチョコレートを重ねた「バナナミルクチョコレート」・「ヘーゼルナッツ抹茶ダークチョコレート」・アルゼンチン産最高級ストロベリーを使用した「ストロベリーストロベリーチョコレート」各100g¥1,300〜/CHOCI TOKYO

15 MICHEL CLUIZEL ミシェル クルイゼル
フランスで、最高レベルの技術を有する企業のみが認定されるEPV(フランス無形文化財企業)に認められたブランド。じゃがいもに見立てたユーモラスなこちらはホワイトチョコレートで包まれたプラリネに、食感のよい薄焼きクレープをしのばせて。
「ポムドテール」¥800/山本商店 ※2月14日までの販売

16 Brigela ブリジェラ
「ブリオッシュ・コン・ジェラート」はイタリア・シチリア発祥のデザート。空気をたっぷりと含んだ濃厚な自家製ジェラートのチョコラータとチョコチップが、卵とバター香るころんと丸いブリオッシュにじゅわっとしみ込んだ独特の食感がいい。
(上から)チョコレート生地¥640・プレーン生地¥490(ともに税込み)/ブリジェラ 清澄白河店