
ブルーと白で統一された世界で、自然染めと手織りのよさを味わう
インド・ジャイプールにオープンした、テキスタイルを主として取り扱う多目的スペース、ニラ・ハウス。ここではサステイナブルなウェアとホーム・コレクションを提案している。手織りの生地を使用した、クッション、ラグ、リネン類、部屋着から、アーチザナルなディテールを盛り込んだカジュアルなウェアの一連は無垢な白と、インド古来の自然なインディゴ染めによる、ブルーの濃淡で。ちなみに店名の“ニラ”は、サンスクリット語でブルーを意味する。一軒家を改装したニラ・ハウスでは中庭を取り巻く形で、ショップのほかアーカイヴス、図書室、職人が手織りやブロックプリントの実演をしてビジターも参加できるワークショップ・スペースなどが並ぶ。ファウンダーはオーガニックなスキンケア・プロダクツ、バンフォードで知られるキャロル・バンフォード。地元の職人技術を守り、ケミカルフリーのナチュラルなものづくりを推進する彼女のポリシーは、すべてに息づいている。

