マイア・ルース・リー●NY、LA、モントリオール、デンバーで作品を発表。芸術に特化した非営利団体Wide Rainbowのディレクターも務める。夫はフォトグラファーのピーター・サザーランド。
アースカラーと自然に囲まれてスローに過ごす
「NYから遠く離れた場所に越してきて、これまでのように不安や焦りで朝を迎えるということはなくなったの」と語るマイア。パートナーの地元であるコロラドでは、息子のニマを送り出した後、広々としたアトリエスペースで過ごすのが日課。アート制作をしたり、最近はInstagramで始めた、雑貨販売のプロジェクト、The Spiral（@the___spiral）に没頭することで、心のバランスを整えている。「大体いつも9時から16時まで、ここで作業します。引っ越してからは、スリフトショッピングが楽しくてやめられないの。しまいにはパートナーから『これ以上、マグカップや陶器を家に持って帰ってくるのはよして』と言われて（笑）、アカウントを作って販売することにしたんです」。都会の喧騒からエスケープして、アート制作やスリフトストアで見つけたアイテムと向き合うことで、マインドを解放しているのだ。
1 NYでの多忙さから解放され、アトリエで心地よい時間を過ごす
2 最近、開設したInstagramアカウントで販売しているアイテムの数々はクラフト感満載
3 スリフトストアで見つけた花瓶、オブジェが並ぶシェルフ。「Instagramで得た収入をローカルのお店で使って地元の経済循環に貢献したいんです」
