2022.05.12

ワインと料理の化学反応を知る【クリエイティブな彼女と気になるワークショップへ】

早耳でセンスがいい彼女は、最近ワークショップに行っている。その理由を現地からレポート

Però @下北沢

参加費 ¥5,000

ワインストアPeròにて、ソムリエ森田雅人さんの解説で、ワインと相性のいい食事の組み合わせを学ぶワークショップ。コース料理を想定した順序で、ペアリングがもたらす味わいと日常生活に応用できるワインの選び方を指南。

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俳優・モデル 田中シェンさん
雑誌や広告へのモデル出演のほか、イラストレーターとしても活動。TVドラマへの出演も多数。

今年1月、下北沢のリロードにオープンしたPerò。ナチュラルワインの販売コーナーとカウンターが併設された店内は、小さいながら大充実。ワークショップでは、取り扱いのあるイタリア産のナチュラルワインに、系列店Briccaのイタリア料理をサーブ。5名1組で60分のワークショップを行う。ワインもフードも購入可能。「その場でプロのソムリエに質問ができ、一緒に参加した友人や初めて出会った人と意見交換ができるので、好奇心が刺激されます。この学びは、友人の家に遊びに行く際の手土産選びに役立ちそう。日常に生かしたいな」(シェンさん)

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東京都世田谷区北沢3の19の20 reload 1-13
03-6407-8125
不定期開催 開催情報はInstagram: @pero_shimokitaに更新

 

ワインと料理の化学反応を知る【クリエイテの画像_3

1 「ペアリングとは何か」を教わる。説明のあと、オレンジワインを口に含み味わいながら、魚料理を実食。相性がよくないとされるワインとも比べてペアリングの精度を学ぶ
2・3 赤ワインにはカラスミを。肉料理と合わせるのが一般的だが、濃厚な魚卵がワインのタンニンと調和して複雑なハーモニーに

ワインと料理の化学反応を知る【クリエイテの画像_4

4 スパークリングをどう食事に合わせるか参加者の中でディスカッション。「泡こそ、こってりしたメインディッシュに合わせていただきたいです。ペアリングは料理を気持ちよく食べ進められるかが肝」(森田さん)
5 デザートのバニラアイスには、アルコール濃度が高い甘口ワインを添えて

本日のペアリング

ワインと料理の化学反応を知る【クリエイテの画像_5

鯖と里芋のテリーヌには、イタリア、カンパーニャ地方のオレンジワイン「ビアンコ・キアンツァーノ」を。魚の酸味と香ばしいワインが食欲をそそる。オレンジワインは肉、魚と好相性

ワインと料理の化学反応を知る【クリエイテの画像_6

カラスミと村上農場のオーガニックビーンズには、赤ワイン「ラ ・ミッラ」を。実は魚卵と相性抜群。脂質とワインの渋みでバランスを取ることが効果的なマッチングのポイントだ

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ミートボールと、スパークリングワイン「エクスプロージョン」。柑橘類のような爽やかなフレーバーとやわらかな発泡で、肉料理を食べた口内をすっきりと。飽きずに食事が進むコンビ

ワインと料理の化学反応を知る【クリエイテの画像_8

デザートは濃厚なバニラ味のアイスクリームと「マルサーラ」。アイスにワインを垂らしてスプーンでいただく。カラメルのような香ばしいフレーバーでとろみがあり、至福の味を楽しめる

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