recommend 広沢幸乃さん
ライター。居酒屋ではなじみすぎてお客さんから注文を受けること多々。「アートとコーヒーで盛り上がるエリアですが、古いお店もたくさん。庭園や神社もあるので、散歩がてら巡るのに◎」
ガレージ・バー せ・ぼん
知る人ぞ知る地酒に出合える
日本酒のおいしさに魅了され、ガレージを改装して開く隠れ家的な角打ち。全国から選りすぐった地酒60種類は、順次3割ほどが新しい銘柄に入れ替わるゆえ、今まで知らなかった銘酒の魅力に出合えることも。日本酒は1 杯¥310〜¥570、おつまみは「塩から」¥260など。店主の実家が門前仲町で行列のできる居酒屋を営むため、そこから仕入れる刺身での宴会も満足度高し(予約制)。
DATE
ガレージ・バー せ・ぼん
●東京都江東区牡丹2の4の5
電話:03(5245)2977
営業時間:16時30分頃〜20時(多少延長あり)
休日:不定休 ※税込み、チャージ¥100、+¥210で持ち込み可
だるま
コの字カウンターで呑む幸せ
昔ながらの“コの字カウンター”がある昭和感たっぷりの居酒屋。壁一面に貼られた年季の入ったメニュー表には、居酒屋メニューから家庭料理まであらゆる料理がずらり。「レモンサワー」¥300と合わせるのは、古典的な「目玉焼き」¥280や、自家製の「サンマのくんせい刺し」¥250など。いつのまにか見知らぬ客とも会話して――江戸っ子のハートのあったかさを感じる。
DATE
だるま
●東京都江東区三好2の17の9
電話:03(3643)2330
営業時間:17時〜23時30分
土曜休日 ※税込み
山利喜
赤ワインが欲しくなる、ハイカラ煮込み
清澄通りを北上すると、ぱっと目に飛び込む「山利喜」の看板。4代続くここで味わいたいのが「煮込み」。大ぶりで脂がのったシロやギアラを、豆味噌やざらめなどを加え、巨大な鉄鍋でぐつぐつ煮込んだコク深い逸品だ。「煮込み玉子入り」¥630は、「グラスワイン」1 杯¥620に驚くほどマリアージュ。汁をつけて食べる「ガーリックトースト」¥300にもノックアウト。
DATE
山利喜
●(本館)東京都江東区森下2の18の8
電話:03(3633)1638
営業時間:17時〜23時(LO22時)
日・祝日休日