世界幸福度ランキングで4年連続1位をマークしているフィンランド。極寒で冬は厳しそうですが、暮らしの中でどうやって幸福度を高めているのでしょう? そのヒントが得られるかもしれない「ザ・フィンランドデザイン展」に行ってみました。会場は、Bunkamura ザ・ミュージアムで、ヘルシンキ市立美術館(HAM)監修のもとテキスタイルや工芸、陶磁器や家具、絵画などが展示されています。
入ってすぐのところにフィンランドの大自然の写真が展示。氷河や雪や湖……一見して寒そうですが、美しいです。フィンランドのデザインには「大いなる自然を忘れない」という思想が息づいているそうです。 寒い方が集中力が高まり、感性が研ぎすまされるのかもしれません。そう感じさせる、名デザインの数々が並んでいました。
「ザ・フィンランドデザイン展 自然が宿るライフスタイル」
期間:〜2022年1月30日(日)
時間:10:00~18:00 ※毎週金・土は21:00まで(いずれも入室は閉室の30分前まで)
※2021年12月31日(金)は18時閉館
休:2022年1月1日(土・祝)
※開催日時などにつきましては、新型コロナウイルス感染症の状況により変更の可能性もあるので、公式HPなどでチェックしてください。
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_Finland/
※会期中の全ての土日祝、および最終週の1月24日(月)~30日(日)は【オンラインによる入場日時予約】が必要。
漫画家、コラムニスト。埼玉県出身、武蔵野美術大学短期大学部デザイン科グラフィックデ ザイン専攻卒業。アートやアイドル観察からスピリチュアルまで幅広く取材し、執筆。主な著作は『江戸時代のオタクファイル』(淡交社)『女子校礼讃 』(中央公論新社)『スピリチュアル系のトリセツ』(平凡社)など多数。Twitterは@godblessnamekoです。


