美しい自然は国宝級……「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」展

1/18
2/18

展示の最初に目に入った「草原の妖精たち」(ニルス・ブロメール)。美しく神秘的な少女たちは現実の存在ではなく、この地に宿る妖精ですが、画家の心の目には見えていたのかもしれません。

3/18

「レットヴィックの夏至祭の踊り」(キーリアン・ソル)。北欧諸国において、クリスマスと並ぶほど重要なイベントである祝祭。スウェーデン人の心のふるさと、ダーラナ地方での夏至祭の様子です。

4/18

「落穂拾いの少女」(ヒューゴ・サルムソン)。画家は労働に勤しむ農民の姿をモチーフにしていました。少女には一日中働いたけだるい疲労感が漂っています。

5/18

「スペインの鍛冶屋」(アーンシュト・ヨーセフソン)。鍛冶屋の若者の明るい笑顔と、背後にたたずむ黒衣の熟女のコントラストもきいています。

6/18

「村人たちの噂話」(アーンシュト・ヨーセフソン)。おばさまたちの陰口を言っている表情と、気まずい女性の顔が味わい深いです。ヨーセフソンは画家仲間の中でも社交的で人気者だったとか。

7/18

「スケーインの学校」(オスカル・ビュルク)。デンマークのスケーインにも芸術家の共同体が形成されていました。通っているのも芸術家のご子息でしょうか。

8/18

「陽光」(ファンニ・ブラーテ)に描かれているのは、18世紀後半のグスタフ3世様式の赤いソファです。おそらくハイソな家庭であることが伺い知れます。

9/18

「カードゲームの支度」(カール・ラーション)は、「スウェーデンらしい暮らし」として憧れを集めていたカール・ラーションの日常のワンシーンが描かれています。カードゲームの集まりのため、妻と子どもたちが、お酒やお茶を準備している幸せな家庭の風景です。

10/18

「故郷の調べ」(アンデシュ・ソーン)。ダーラナ地方の民族衣装をまとった女性がリュートを奏でながら歌っています。この民族音楽は現代にも歌い継がれているのでしょうか。

11/18

北欧に伝わる「フリッティオフ物語」をモチーフに描かれたアウグスト・マルムストゥルムによる作品。「インゲボリの嘆き」「フリッティオフの帰還」は青みがかったグレースケールが神秘的です。

12/18

 「太古の時代」(グスタヴ・アンカルクローナ)に描かれているのは太古のヴァイキング船。アンカルクローナはダーラナ地方に移り住み、伝統文化の保護に携わっていました。

13/18

「夜の訪れ」(ニルス・クルーゲル)は、短いストロークで北欧の夜の青い光が表現され、馬たちや地上に降り注いでいて神秘的です。

14/18

エウシェーン王子による「静かな湖面」。夏の間に滞在するティーレスクウーの宮殿のアトリエで描かれた作品です。繊細でノーブルな光に癒されます。

15/18
16/18

「ダイシャクシギ」(ブリューノ・リリエフォッシュ)。保護色の草原の中、目を凝らすと一羽のシギが佇んでいます。夏の間に北欧の湿地帯で繁殖するシギはスウェーデンで親しまれている鳥なのでしょう。

17/18

「冬の月明かり」(グスタヴ・フィエースタード)は、スウェーデンと縁が深く、グッズ制作にも関わった皆川明氏の好きな作品だそうです。

18/18

幸せを運ぶ馬、ダーラナホースに、皆川明氏が絵付けした作品は抽選販売だそうです。ダーラナホースをプリントしたミナ ペルホネンのバッグも販売予定。