アート界にも90年代ブームの予感……【テート美術館】のヤング・ブリティッシュ・アーティストの名作展

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ダミアン・ハースト「後天的な回避不能」。1990年代に実際の動物の死体を用いた作品が話題になった作家なので、この作品もどこか死の気配を感じさせます。

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ギルバート&ジョージ「裸の目」は見たい欲求と羞恥心が一枚に構成されています。イタリア出身のギルバートと英国出身のジョージは、パフォーマンス、写真、映像などの分野で制作しています。

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 ディノス・チャップマン、ジェイク・チャップマン「戦争の惨禍」。チャップマン兄弟は2022年までともに制作し、この作品は初期の代表作です。

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サイモン・パターソン「おおぐま座」。作品名は星座に由来し、パターソン自身が「スター」と考える人物たちの名前が路線図の駅名のところに記されていて遊び心を感じさせます。

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ヴォルフガング・ティルマンス「座るケイト」。ファッションモデルのケイト・モスが椅子に腰かけた写真ですが、色や構図が完璧で印象に残ります。他の作品も含め、ラフな感じで壁に直接貼られていました。

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ジュリアン・オピー「ゲイリー、ポップスター」。ミニマルな視覚表現とシンプルな線が特徴のジュリアン・オピーは、ロックバンド「Blur」のジャケットワークでも知られています。

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デレク・ジャーマン「運動失調―エイズは楽しい」。映画監督のデレク・ジャーマンは同性愛者の権利のための活動家としても有名でした。この作品を制作した1年後、94年にエイズに起因する疾患で天に召されました。

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サラ・ジョーンズ「ダイニングルーム(フランシス・プレイス)」は、格式漂う空間に不協和音を感じさせます。権威主義に抵抗を感じる多感な世代の女性の姿を表現しているようです。

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モナ・ハトゥム「家」は、ステレオタイプな性別の役割分担に違を唱えている作品です。電流が流れる台所には、女性たちの積年の不満が漂っているようです。

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コーネリア・パーカー「コールド・ダーク・マター:爆発の分解イメージ」は、イギリス陸軍に物置小屋を爆破することを依頼し、その残骸を拾い集めて再構成したというセンセーショナルな作品。当時、IRAによる爆破事件が立て続けに国内で発生していたという背景があります。

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トレイシー・エミン「モニュメント・バレー(壮大なスケール)」は、アリゾナ砂漠の真ん中に位置するモニュメント・バレーで椅子に座り、自分の本を手にするトレイシー・エミンを撮影しています。祖母から受け継いだ椅子に座っているのがポイントです。

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シール・フロイヤー「モノクロームのレシート(白」は、アーティスト自身が今回の展覧会場近辺のコンビニで買ったレシートです。タイトルのように白いもの縛りで統一されています。

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マイケル・クレイグ=マーティン「知ること」は、見慣れた日用品が、よく見たら実際とは違うスケール感で描かれていて、不思議な遠近感が生まれています。