世界的に著名な現代アートから新進気鋭のアーティストの作品まで、30,000点を超えるコレクションを収集するUBSアート・コレクション。2016年7月2日(土)〜9月4日(日)にわたって開催される「12 Rooms 12 Artists UBSアート・コレクションより」では、東京駅駅舎を展示室とする美術館内を12の部屋にみたて、ルシアン・フロイドやエド・ルーシェイなど12人アーティストの作品、約80点が展示される。
<左> ルシアン・フロイド《裸の少女の頭部》 1999年、油彩、カンヴァス、©Lucian Freud Archive/Bridgeman Images UBS Art Collection< 右上> エド・ルーシェイ《スタンダードのスタンド》
UBSが誇る膨大な作品の中から、写真家・荒木経惟の日本初公開となる作品群や、小沢剛、台湾出身の映像アーティスト、チェン・ジエレン やブラジル人女性作家 リヴァーニ・ノイエンシュヴァンダー、イギリス人映像作家アイザック・ジュリアンなど、幅広くキュレーションされた選りすぐりの作家陣による作品が展開される。いずれも、日本でまとめて見る機会の少ないアーティストばかり。
また、文字や広告、アーティストブックなどを通してコンセプチュアルアートの領域を切り拓いてきた第一人者であるルーシェイに造詣が深く自身の個展も多く開催されている写真家・ホンマタカシ氏や、ネルホルとしても活躍するグラフィックデザイナーの田中義人らによるワークショップや、世界的彫刻家であるアンソニー・カロの作品を通したワークショップなども開催される予定。趣き深い東京駅駅舎で、名だたる現代アートに触れるこの機会を見逃さないで!
「「12 Rooms 12 Artists UBSアート・コレクションより」
期間:2016年7月2日(土)〜9月4日(日) 時間:10:00―18:00 ※金曜日は20:00まで ※入館は閉館の30分前まで 休館日:月曜日(7/18は開館)、7/19(火)
入館料:一般 1,000(800)円 、高校・大学生 800(600)円 ※中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳等持参の方は100円引き (介添者1名は無料)
場所:JR東京駅 丸の内北口 改札前(東京駅丸の内駅舎内)
会場:東京ステーションギャラリー
住所:東京都千代田区丸の内 1-9-1
電話:03-3212-2485
http://www.ejrcf.or.jp/gallery