「One dish. One wine. One artist.」というコンセプトを掲げたレストラン、「OUT」が、2017年7月1日(土)、東京・渋谷にオープンする。供されるのはシーズンベストのトリュフを使ったフレッシュパスタと、それを引き立てる赤ワイン、流れる音楽はレッド・ツェッペリンのレコードのみ。全身で美食を体感できる。
全く新しいコンセプト、「One dish. One wine. One artist.(ひとつの料理、ひとつのワイン、ひとつの音楽)」のもとに生まれた、ほかに例を見ないユニークなレストラン「OUT」が、2017年7月1日(土)、東京・渋谷にオープンする。料理はその時期最もおいしいとされる新鮮なトリュフをたっぷり削りかけた、イタリア産オーガニック小麦粉と山梨県の農家から直送される卵、北海道産バター、オーストラリア産オリーブオイルを使い毎日店で製麺される自家製フレッシュパスタのみ。また、合わせるワインはそのとき使われているトリュフと相性のいい、リッチでパワフルな赤ワインを1銘柄のみ厳選して提供する。そして、BGMとしてかけられるのは、イギリスの伝説的ロック・バンド、レッド・ツェッペリンのアナログ・レコードのみ。五感を刺激するシンプルかつ大胆な仕掛けが、この店には用意されている。
「OUT」のオーナーはオーストラリア・メルボルンのフード業界の中心人物デビッド・マッキントッシュと、世界的ゲーム開発会社タンタラスのCEOで作家のトム・クレイゴ、そしてトムの妹で実際に店を運営するフードコンサルタントのセーラ・クレイゴという、3人のオーストラリア人。数年前にデビッドとトムが開いたプライベートなパーティーで、デビッドが作ったパスタに、トムが力強いバローロを合わせ、瞬間的な判断でレッド・ツェッペリンの名盤『Led Zeppelin II』のレコードをかけた時に彼らが味わった特別な昂揚感が、このレストランのコンセプトの源だったのだそう。実際、ツェッペリンを聴きながら、パスタとワインを味わう喜びは格別。甘美な食体験がここにはある。
インテリアを担当したのは「マンダリン オリエンタル 東京」などを手がけた小坂竜氏。「OUT」の「O」の一部を象った円形のカウンターが印象的な空間は、洗練されていながら温かみも感じさせるもの。食券機で事前会計するシステムもユニークだ。
深夜2時まで営業しているので、飲んだ後の「〆のパスタ」に訪れるのもおすすめ。パスタはシェアしてもいいし、ワインだけ楽しみに行くのも歓迎だそう。ちなみに、ワインはもう1種類、ハウスシャンパン(ポル・ロジェ・ブリュット・レゼルブ)も用意されているので、軽やかに楽しみたい人、食前に泡は必須!という人はこちらもぜひ試してみて。
OUT
http://www.out.restaurant/
住所:東京都渋谷区渋谷2−7−14 Vort青山103
営業時間:18:00〜深夜2:00
定休日:月