2017.07.21

気鋭のダンサー、小㞍健太が原美術館に登場! 身体で語る「セルフポートレイト」

国内外で高い評価を受けるコンテンポラリーダンサー、小㞍健太によるダンスパフォーマンス 「Study for Self/portrait」が、2017年8月19日(土)、20日(日)の2日間、東京・原美術館にて披露される。美術館を舞台に、卓越した表現力で描き出す人間像は必見!

フリーランスのダンサーとして国内外の公演に客演しながら、自らの創作や公演も行い、教育活動にも積極的に関わってきた小㞍健太が、2017年8月19日(土)、20日(日)の2日間、東京・品川の原美術館にてダンスパフォーマンス 「Study for Self/portrait」を披露する。特別なセットのない空間のなかで、小㞍が自らの身体とそれに刻まれた記憶と向き合いながら描き出す“セルフポートレート”(習作)に注目が集まる。

photo by momoko japanphoto by momoko japan

1981年生まれの小㞍は、99年ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロ・スカラーシップ賞を受賞。モナコ公国モンテカルロバレエ団を経て、世界的な振付家、イリ・キリアン率いるコンテンポラリーダンスカンパニー「ネザーランド・ダンス・シアター」に入団。メインカンパニー(NDT1)に初の日本人男性として入団した。キリアンの退団に伴い、2010年にシアターを退団した後は、フリーランスのダンサー兼コレオグラファーとして活動。キリアンプロダクション、シルヴィ・ギエム、Noism、YCAMなど国内外の公演に客演する一方、12年に同じくNDT1出身のダンサー、渡辺レイと「Opto」を結成。16 年には瀬山葉子、森永泰弘とともに新プロジェクト「Surface and Destroy」を始動させるなど、活発な活動を展開している。

 

photo by momoko japan
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美術館での公演は、ダンサーと客席との距離感の近さも大きな魅力のひとつ。間近で躍動するしなやかな身体と、流れるような美しい動きからは、一瞬たりとも目が離せないはず。劇場での公演とは一味も二味も違う今回の公演、席数が少ないため、早めの予約をお勧めしたい! また、本公演に参加する場合は、同美術館で現在開催中の展覧会「メルセデス・ベンツ アート・スコープ 2015-2017―漂泊する想像力」も観覧可能。こちらもお見逃しなく。



小㞍健太 ダンスパフォーマンス 「Study for Self/portrait」
日時:2017年8月19日(土)、20日(日)17:30開演(上演時間約40分)
会場:原美術館(ザ・ホール)(東京都品川区北品川4-7-25)
参加費:¥3,000(入館料込)、原美術館メンバー及び同伴者1名まで¥2,800(全席自由)
※予約制 event@haramuseum.or.jpにて先着順で受付。件名に「小㞍健太ダンスパフォーマンス申し込み」、本文に名前/ご希望日/人数/日中連絡可能な電話番号/メンバーは会員番号を明記のこと。原美術館からの返信をもって予約完了
http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum/te4QG7HRObBDhvoWAgkX

原美術館
03-3445-0651


text: Shiyo Yamashita