2017年8月4日(金)から開催される『ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス』。“接続”と“孤立”をテーマに約40組のアーティストの様々な作品を展示。ドキュメンタリーの上映、演劇、古典籍や古地図の展示、ヨコハマの町巡りなど、幅広い層が楽しめる催しなどが盛りだくさん!
横浜市で3年に1度行われる現代アートの国際展「横浜トリエンナーレ」が2017年8月4日(金)から開催!
『ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス』と題された本展は、“接続”と“孤立”をテーマに、相反する価値観が複雑に絡み合う世界の状況を踏まえて、約40組のアーティストの様々な作品を展示。
タイトルの「島」「星座」「ガラパゴス」は、接続や孤立、想像力や創造力、独自性や多様性などを表すキーワード。これらを手掛かりに、人間の勇気と創造力がどのような可能性を拓くことができるのかを新たな視点で発信していくと言う。
アイ・ウェイウェイ(艾未未) 《Reframe》2016 Exhibition view at Palazzo Strozzi, Photo: Alessandro Moggi ©Ai Weiwei Studio
特に注目したいのが、アイ・ウェイウェイの作品。メイン会場となる横浜美術館の外壁と柱に救命ボートと、難民が実際に使用した救命胴衣を用いて難問問題に関する大型インスタレーションを発表する。
また館内のグランドギャラリーでは、ジョコ・アヴィアントが、しめ縄から発想して2000本のインドネシアの竹を独自の手法で編み上げたダイナミックな新作も展示。
展示に加えて、公開対話シリーズ「ヨコハマラウンド」も見どころの1つ。様々な分野の専門家を招いて討論を重ねることで、視覚と対話の両面から深く掘り下げていくと言う。こちらは展覧会に先立ち2017年1月からスタートし、閉幕まで複数回が予定されている。
さらにドキュメンタリーの上映、演劇、古典籍や古地図の展示、ヨコハマの町巡りなど、現代アートの展示だけでなく、幅広い層が楽しめる催しなどが盛りだくさん。なかなか触れることのできない芸術を間近で体験できるまたとないチャンス!
『ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス』
会期:2017年8月4日(金)〜11月5日(日)
場所:横浜美術館(神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1) 横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県横浜市中区新港1-1-1) 横浜市開港記念会館 地下(神奈川県横浜市中区本町1-6)他
休場日:第2・4木曜日
時間:10:00〜18:00 ※10月27日(金)、10月28日(土)、10月29日(日)、11月2日(木)、11月3日(金・祝)、11月4日(土)は20:30まで開場
入場料:一般(前売)¥1500・(当日)¥1800 大学・専門学校生(前売)¥900・(当日)¥1200 高校生(前売)¥500・(当日)¥800 ※中学生以下は無料
http://yokohamatriennale.jp/
ハローダイヤル03-5777-8600 (8:00〜22:00)
text:Misato Kikuchi