東京・白金台の「雨晴」では、2017年10月6日(金)〜22日(日)の会期で沖縄の作陶家、宮城正幸の東京初個展を開催。土本来の表情を生かした新しい沖縄のかたちを目指したという、豊かな釉薬の表情とモダンな形状が楽しめる日常のうつわがずらりと並ぶ。
東京・白金台の「雨晴」では、2017年10月6日(金)〜22日(日)の会期で沖縄の作陶家、宮城正幸の東京初個展を開催。土本来の表情を生かした新しい沖縄のかたちを目指したという、粉引、灰釉、黒釉といった釉薬の表情とモダンな形状が楽しめる日常のうつわと、それらのうつわとともに過ごす秋の暮らしのスタイルを提案する。
photo by Yoichiro Omura
宮城氏は1978年沖縄県生まれ。雨晴でも高い人気を誇る読谷村の陶芸家、壹岐幸二氏に2003年より10年にわたって師事した後、’13年に独立し、南城市に宮城陶器を設立している。「シンプル・味わい・伝統・モダン」をコンセプトに掲げながら、伝統を受け継ぎつつ、現代のライフスタイルに自然に馴染むうつわを作ってきた彼。今回店頭に並ぶのも、料理を盛ったとき、飲みものを注いだときに大いに魅力を増す、使い勝手がよく暮らしのシーンにうまく寄り添ってくれるものばかりだ。
photo by Yoichiro Omura
会期中の10月7日(土)、8日(日)には宮城氏も在店予定。この両日の13:00~16:00には「秋の夜長のサングリアの会」と題して、ワインカップやゴブレットで料理家の竹中紘子氏によるサングリアを楽しむ会を開催する(寒い場合はホットワインに変更)。創作の背景は? それぞれの作品に合う料理は? 作家と直接話せる貴重な機会、ぜひいろいろ質問しながらうつわ選びをしてみて。
宮城正幸×雨晴「土から生まれしもの」
日程:2017年10月6日(金)〜22日(日)
場所:雨晴(東京都港区白金台 5-5-2)
時間:11:00〜19:30
定休日:水曜
http://www.amahare.jp/
text: Shiyo Yamashita