東京・南青山の骨董通りの入口に2018年3月22日(木)、ラデュレの日本初の路面店となるブティック&サロン・ド・テ「ラデュレ 青山店」が誕生。パリを拠点に活躍する建築家・デザイナーのインディア・マダヴィが内装を手がけた空間でティータイムが楽しめる。
東京・南青山の骨董通りの入口に2018年3月22日(木)、ラデュレの日本初の路面店となるブティック&サロン・ド・テ「ラデュレ 青山店」が誕生。マリー・アントワネットと現代の東京との出会いを描いた空間を手がけたのは、パリを拠点に活躍する建築家・デザイナーのインディア・マダヴィだ。
セラドングリーンやライラックを中心としたパステルカラーのインテリアで表現した青山店は、2016年にジュネーヴのケ・デ・ベルク、’17年にロサンゼルスのビバリーヒルズにオープンしたブティック&サロンを手がけたマダヴィとラデュレとのコラボレーションによる3店目となる。マダヴィはヨーロッパやアメリカの話題のホテルや飲食店を手がけてきた敏腕建築家・デザイナー。カラフルな色使いと曲線が特徴で、その才能は青山店のインテリアにも遺憾なく発揮されている。
「この空間は喜びを感じる場所であってほしい。ラデュレの本質は、“楽しむこと”につながっています。優美さと美食との出合い。フランスの要素を東京に持ち込み、フランスらしさと新しさの両方を体感できる空間をつくりたかったのです」と話すマダヴィ。クラシックなメゾンのイメージに現代的なひねりを加えたインテリアは軽やかで、まるでおとぎ話の世界の中にいるよう。扇型のバックレストのソファや、吹きガラスで作られたメレンゲのようなシーリングライトやフラワーモチーフのウォールライトは柔らかく、ちょっとノスタルジックな印象も。サロン内60席、テラス12席が用意されており、季節によっては開放的な空間でのティータイムが楽しめるのも嬉しい。
青山店だけで購入できるものとしては、柑橘類の皮入りのマドレーヌ生地に柚子の風味のクリームとココナッツムースを重ね、全体をチョコレートと柚子の色のグラサージュで包んだ限定パティスリー「エヴィダンス・ユズ」(¥840)と、2つのオレンジ・イエローのマカロン・コックの間に、 ほんのり甘い苦味が特徴の柚子の香りのクリームを挟んだ限定マカロン「ユズ」(¥281)が登場。また、ティーポットやティーカップが描かれた青山店限定のマカロンボックス「テイエール」(6個入)もある。
他にもショーケース内にはエレガントで美しいパティスリーや華やかなギフトアイテムが。骨董通りの新たなランドマーク的ブティック&サロンは、待ち合わせに、ギフト探しにと大いに役立ってくれそう!
ラデュレ 青山店
03-6418-5325
住所:東京都港区南青山5-9-15
営業時間:11:00~20:00(L.O.19:00)
定休日:不定休
http://www.laduree.jp/
text : Shiyo Yamashita