明治17年創業の「ぎんざ空也」が展開するあんこブランド「空いろ」がコンセプトの異なる2店舗をオープン。初の路面店となる「空いろ銀座金春通り本店」と、イートインコーナーを併設する「空いろ STAND 国分寺マルイ店」で、あんこの魅力をさまざまな角度から楽しんで。
1884年(明治17年)創業の「ぎんざ空也」が「あんこを世界へ。」 をテーマに2011年より展開しているあんこブランド「空いろ」が、コンセプトの異なる2店舗をオープン。初の路面店となる「空いろ銀座金春通り本店」と、イートインコーナーを併設する「空いろ STAND 国分寺マルイ店」の2店舗で、和菓子やあんこの新たな魅力をアピールする。
「空いろ」の店主は、夏目漱石をはじめ多くの文化人に愛されてきた「ぎんざ空也」の5代目、山口彦之。新しい形の和菓子やライフスタイルの提案を通じて、若い世代の人々や外国の人々にももっと「あんこ」を自由に楽しんでもらおうと考えている。ブランドのスタート以来、米粉を加えて滑らかに仕上げた生地が特徴のどら焼き「たいよう」や、2種類のつぶあんをバターが香るしっとり柔らかなクッキーで挟んだ「つき」など、これまでにない和菓子を世に送り出し、人気を呼んできた。
2018年4月にオープンした初の路面店「空いろ銀座金春通り本店」のコンセプトは「銀座らしい老舗感」。大正時代に創業、2017年末に惜しまれながら閉店した「銀座 平つか」の旧店舗の趣を残した空間で、ゆっくり買い物ができる。店内には「銀座 平つか」の和文具の一部も。また、「空いろ」のあんをチョコレートで包んだ「あんボンショコラ」(チョコ、ホワイトチョコ)を本店限定商品として5月14日(月)より販売開始するので、こちらも要チェックだ。
一方、 「空いろ STAND 国分寺マルイ店」は、初めてイートインスペースを併設した、カジュアルで明るい店舗に。イートインでは、和菓子やあんことの相性を追求して銀座7丁目に店を構える「TORIBA COFFEE」と、店主自らが共同開発したオリジナルブレンドコーヒー「しずく」とともに、この店だけの限定品「あんこシナモンロール」や「あんこプリン」などを味わうことができる。コーヒーには「しずく」と「しずくシーズンブレンド」の2種類があり、「空いろ」の他店舗ではドリップバックでの販売ながら、ここでは豆で購入することも可能。ギフトにもぴったりのアイテムが揃うので、今度の母の日には、あんことコーヒーがもたらす幸せな時間を贈ってみてはいかが。
空いろ銀座金春通り本店
03-3571-7550
住所:東京都中央区銀座8-7-6 平つかビル1階
営業時間:月〜金曜 11:00〜19:00、土曜 11:00〜17:00
定休日:日曜・祝日
空いろ STAND 国分寺マルイ店
042-349-6045
住所:東京都国分寺市南町3-20-3 国分寺マルイ1階
営業時間:10:00〜20:30
定休日:なし(休業日は国分寺マルイに準ずる)
http://sorairo-kuya.jp/
text : Shiyo Yamashita