編集者の林央子が手がける「here and there」の3年ぶりの刊行を記念したイベントが、2018年7月20日（金）～7月31日（火）、Lamp harajukuにて開催。今号の特集のために描き下ろされた志村信裕による原画の展示販売やスペシャルロゴ入りトートバッグの販売などを行う。
編集者の林央子が手がける、ファッション、アートのジャンルを独自の視点で追う「here and there」の3年ぶりの刊行を記念したイベントが、2018年7月20日（金）～7月31日（火）、Lamp harajukuにて開催される。
「here and there」は2002年に林の自費出版から始まった雑誌。今回刊行されたのは、2015年に刊行されたvol.12に続くvol.13となる。64ページからなる巻頭特集「ヒアシンス革命」は、42組の作家がヒアシンスの球根を育て、 その体験の後に生まれた作品を集めるというもの。 絵、写真、詩、俳句、エッセイ、観察日記など多彩な作品が収録されている。参加しているのは、これまでも林と交流があり、「here and there」にも登場してきた作家のほか、アーティストの金氏徹平、高山明、ミヤギフトシ、田村友一郎、 ファッションレーベルのPUGMENT、詩人の服部みれいなど、初登場の顔ぶれも。 他にも「Purple」編集者のエレン・フライスの自宅紹介や、 林の著作『拡張するファッション』から派生した展覧会「拡張するファッション」にも参加したアーティストのパスカル・ガテンとの対談なども収録。 表紙には前田征紀（Cosmic Wonder）と気鋭の美術家・安野谷昌穂とのコラボレーションの模様を、アーティストのエレナ・トゥタッチコワが撮り下ろした写真が使われている。
Lamp harajukuでの刊行記念イベントでは、「here and there vol.13」を数量限定で販売するほか、「ヒアシンス革命」のために描き下ろされた現代美術家・志村信裕による原画と、同じく現代美術家の谷口真人と志村信裕の原画をプリントしたスペシャルロゴ入りトートバックを販売。会期中の7月22日（日）15:00～16:00には林、志村、谷口の3人が在店する。
また、Lamp harajukuでは7月20日（金）より、ニューヨークを拠点に活躍するマルチメディアアーティスト、スーザン・チャンチオロのファッションライン「RUN COLLECTION」の最新作が「Susan Cianciolo Window Installation」として展示・販売される。こちらは8月16日（木）までの開催。林とも深い関係にあるチャンチオロ、ぜひ併せてチェックを。
here and there vol.13 HYACINTH REVOLUTION by 谷口真人×志村信裕
会期：2018年7月20日（金）～7月31日（火）
会場：Lamp harajuku（東京都渋谷区神宮前 4-28-15 地下1階ギャラリー）
時間：11:00〜19:30
03-5411-1230
http://www.lamp-harajuku.com/
text : Shiyo Yamashita
