“子どもの本の女王”ことアストリッド・リンドグレーンの展覧会「長くつ下のピッピの世界展」〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜が2018年7月28日(土)〜9月24日(月・休)、東京富士美術館にて開催。貴重な原画などが展示されるほか、ピッピの住む〈ごたごた荘〉を再現した大型模型も登場する。
今年は日本とスウェーデンが外交関係を樹立してちょうど150周年。これを記念して、“子どもの本の女王”ことアストリッド・リンドグレーンの代表作『長くつ下のピッピ』をはじめとした作品の原画などを展示する展覧会が、2018年7月28日(土)〜9月24日(月・休)、東京富士美術館にて開催される。
日本・スウェーデン外交関係樹立150周年を記念して開催される本展には、1945年に出版されたリンドグレーンの代表作にして世界的ベストセラー『長くつ下のピッピ』や、『ピッピ』『ロッタちゃん』『やかまし村』の各シリーズをはじめとしたリンドグレーン作品の貴重な原画が勢ぞろい。その多くは日本初公開のものとなる。
特に注目したいのが、今回スウェーデン国外では初出展となる、リンドグレーンがタイプし、愛娘の10歳の誕生日に贈った『ピッピ』のオリジナル原稿。また、本展のために製作された特別映像や、ピッピの住む〈ごたごた荘〉を再現した大型模型も楽しめる。
リンドグレーン作品に描かれる、スウェーデンの生活文化、自然との共生、子育てといったテーマなどにスポットを当てたり、子どもや動物の権利擁護のために活動したリンドグレーンの知られざる人生を紹介するコーナーも。また、1960年代後半に初めて「ピッピ」の陶製人形を制作して以来、リンドグレーンのキャラクターを数多く作品にしてきたリサ・ラーソンの作品群も展示。彼女が本展のために制作する新作《ウマを持ち上げるピッピ》も展示・販売されるので、こちらにもぜひ注目を。
本展は今後、宮崎、京都、名古屋、福岡(予定)、愛媛にも巡回する予定。子ども時代を思い出して、ノスタルジックな気分に浸ってみては。
日本・スウェーデン外交関係樹立150周年記念「長くつ下のピッピの世界展」〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~
会期:2018年7月28日(土)~9月24日(月・休)
会場:東京富士美術館(東京都八王子市谷野町492-1)
時間:10:00~17:00(16:30受付終了)
休館日:月曜 ※9月17日(月・祝)は開館、9月18日(火)は休館
http://www.pippi-ten.com
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