創業232年のウィーンの老舗菓子ブランド・デメルから、オーストリアの伝統菓子「シュトゥルーデル」と「リンツァーシュニッテン」が登場。リニューアルオープンした「デメル 日本橋髙島屋」で限定販売をスタートした。ハプスブルク家にも愛された伝統の味が、秋のコーヒータイムを豊かにしてくれそう!
ハプスブルク家の紋章でおなじみのウィーンの老舗菓子ブランド・デメルから、オーストリアの伝統菓子「シュトゥルーデル」と「リンツァーシュニッテン」が登場。リニューアルオープンした「デメル 日本橋髙島屋」で限定販売をスタートした。歴史ある名店が手がける伝統菓子は、王道の洋菓子好きなら食べずにはいられないはず。
ドイツ語で「渦巻き」を意味する「シュトゥルーデル」は、薄くのばした生地に、砂糖などとともに調理したフルーツをくるんで焼き上げるオーストリアの伝統的なお菓子。今回の限定商品には、カルバドス酒で漬け込んだ青森産の林檎をクルミとラムレーズンとともにシナモン風味の生地に加え、薄く伸ばした生地で巻いて焼き上げた「アップフェルシュトゥルーデル」、赤ワインに漬け込んだイチジクをスパイスやナッツを練り込んだチョコレート生地に加え、同じく薄く伸ばしたココア生地で巻いて焼き上げた「ヌッスショコラシュトゥルーデル」、モーン(黒けしの実)のベースを蜂蜜、バター、ドライフルーツと一緒にじっくり炊き上げ、イーストの生地で巻いて焼き上げた「モーンシュトゥルーデル」の3種類が用意されている。好みの2本を選んで、限定のデザインパッケージに詰め合わせることもできる。
一方、「リンツァーシュニッテン」は、オーストリア第3の都市リンツで生まれた菓子。アーモンドプードルとバターをたっぷり使用した生地にジャムを挟んだ、しっとりとした食感が魅力の一品だ。今回はココアを加えたビターな生地でアンズジャムをサンド、ヘーゼルナッツをトッピングした「シュバルツ」、伝統的なレシピにのっとり、スパイスを加えた生地にラズベリージャムをサンド、アーモンドスライスをトッピングした「トラディショナル」、薔薇のジャムの香りを生かすためにスパイス抜きの生地で焼き上げ、ピスタチオをトッピングした「ローゼ」の3種類の味を一つの箱に詰め合わせている。
どちらも創業232年の伝統を誇るデメルならではの上品かつ華やかな味わいが魅力。ホイップクリームをのせたコーヒーとともに楽しめば、本場ウィーン気分を満喫できるはず!
デメル 日本橋髙島屋
03-3275-0115
住所:東京都中央区日本橋 2-4-1 日本橋タカシマヤ B1F
営業時間:10:30〜19:30
http://www.demel.co.jp /
text : Shiyo Yamashita