アニエスベーは2018年12月8日(土)、同ブランドにとって日本初のアートギャラリー「アニエスベー ギャラリー ブティック」 を青山店2Fにオープンする。杮落としとなるのはNYはブルックリンを拠点に活躍するアーティスト、ロースターによる「PAREIDOLIC BEHAVIOUR展」。ストリートから生まれたダイナミックなドローイングは必見!
アニエスベー 青山店2階に2018年12月8日(土)、「アニエスベー ギャラリー ブティック」がオープン。同ブランドがアートギャラリーを構えるのはパリ、ニューヨーク、香港に続いて4ヵ所目のことで、NYはブルックリンを拠点に活躍するアーティスト、ロースターによる「PAREIDOLIC BEHAVIOUR展」がそのオープニングを飾る。
「アニエスベー ギャラリー ブティック」の監修は、アニエスベーが1984年よりパリで運営、若手アーティストのサポートや様々なアートの収集を行ってきた「ギャラリー デュ ジュール」。これまでマルティーヌ・バラ、日比野克彦、ルル・ピカソ、ロマン・シエスレヴィチ、ナン・ゴールディン、クロード・レベックなど多彩なアーティストの作品を紹介してきた。同ギャラリーは現在閉館しているが、’19年に再オープン予定だ。今回の展覧会のメインビジュアル。ペン、マーカー、鉛筆などを使った、彼のカラフルなドローイング約130点が展示される。
ロースターは’90年代に活動をスタートさせ、自ら“グラフィジックス”と呼ぶ、図形的な文字を絵画として構築した作品を発表。ストリートを背景とするアーティストとして、世界的に注目を集めている存在だ。アニエスベーは2000年代初頭から彼の活動をサポート。パーソナルコレクションとして3点を所有しているという。今回の展示は、2018年10月7日までニューヨークの「アニエスベー ギャラリー ブティック 50ハワードストリート」で開催されていたものの巡回展。ロースターのスケッチブックから抜粋した1998年から2018年までのドローイング約130点が展示される。
ギャラリーにはミュージアムショップも。自社出版の書籍などを販売するほか、渋谷のフェイスレコードがセレクトしたビンテージレコードを扱うレコードストアも併設する。青山に誕生する、新たなアート&カルチャーの拠点。白を基調とした約100㎡の展示スペースでは、今後もコンテンポラリーアートを中心に、写真やドローイング作品など、国内外のアーティストの作品を展示していく予定だというから要チェック!
ROSTARR「PAREIDOLIC BEHAVIOUR展」
会期:2018年12月8日(土)〜2019年2月3日(日)
会場:アニエスベー ギャラリー ブティック(東京都港区南青山5-7-25 ラ・フルール南青山 2F)
営業時間:13:30〜18:30
休業日:月曜
03-3406-6010
https://www.agnesb.co.jp/
text : Shiyo Yamashita