東京・新宿のルミネエスト内にあるアッシュ・ペー・フランスのコンセプトショップ「デスティネーション トーキョー」では、2019年8月29日(木)まで、ブエノスアイレスの6ブランドを集めたポップアップ・イベント「MEET UP ARGENTINA –Que Bueno? BuenosAires」を開催。8月24日(土)にはデザイナー3名が参加するパーティーも開催!
アッシュ・ペー・フランスのコンセプトショップ「デスティネーション トーキョー」では、2019年8月29日(木)までの会期で、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスから6ブランドを集めたポップアップ・イベント「MEET UP ARGENTINA –Que Bueno? BuenosAires」を開催中だ。
“南米のパリ”と称される美しい街並みの中に、南米らしい鮮やかな色使いが見られる、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。世界的にも豊かな国として知られていたアルゼンチンが2001年に財政破綻して以来、「Juana de Arco(ホォアナ デ アルコ)」のマリアナ・コルテスをはじめとした多くのデザイナーたちは失業者たちに仕事を与えるなど、社会問題に真っ向から取り組んできた。
アッシュ・ペー・フランスはそんなアルゼンチンのブランドの作品性やコンセプト、文化的な背景に注目。早い段階から彼らの商品を日本で販売し続けてきた。今回の「MEET UP ARGENTINA –Que Bueno? BuenosAires」には、これまで取り扱ってきた3ブランドに加え、新たに3ブランドが登場。インフレが進行し経済状況がさらに悪化する中で、ますますクリエイティブかつパワフルに活動を展開する、ブエノスアイレスのデザイナーたちの現在を一挙紹介している。
今回初登場するのは、飛行時間が300時間を過ぎると捨てられてしまうというパラグライダーの生地を使ったアップサイクルなバッグブランド「BAUMM(バウム)」、畑を荒らすために駆除された猪や食用の牛、羊やヤギなどの革を使ったシューズブランド「Chicco Ruiz(チコ ルイス)」、アルゼンチン産のオーガニックな素材を使った服作りを失業者の職業訓練プロジェクトも兼ねて行う、アルゼンチンの第二世代を代表するアパレルブランド「Chain(チャイン)」の 3ブランド。環境問題やアニマルウェルネスの問題、労働問題などに真っ向から取り組む姿勢と、カラフルでインパクトのあるデザインが特徴の、魅力溢れるブランドが揃った。
これまでもアッシュ・ペー・フランスで取り扱ってきた、自国の失業問題、若手アーティストの育成や村おこしにも取り組むデザイナー、マリアナ・コルテス率いる「ホォアナ デ アルコ」、最近も現在なお続く最悪の経済状況をテーマにした2019年秋冬コレクション「ホームレス」を発表したマルティン・チュルバ率いる「Tramando(トラマンド)」も。また、元タンゴダンサーのアリシア・ムニスによるシューズブランド「Comme il Faut(コムイルフォー)」も登場。アルゼンチンを代表するブランドによるストーリー性のあるアイテムにまとめて触れられる、絶好のチャンスとなっている。
8月24日(土)17:00〜19:00にはアルゼンチンより「バウム」のルーカス・デシモネ、チャインのルシア・チャイン、チコ ルイスのルルド・チコ・ルイスを招いてのパーティーも開催予定。デザインの力で社会問題に真っ向から取り組む彼らの姿から刺激が受けられそう!
「MEET UP ARGENTINA –Que Bueno? BuenosAires」
03-3350-5027
会期:〜2019年8月29日(木)
場所:デスティネーション トーキョー(東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト B2F)
営業時間:11:00〜22:00
会期中無休
https://www.hpfrance.com/feature/meetupargentin