「相対性理論」など数々のプロジェクトを主宰する音楽家でアーティスト、やくしまるえつこの衣裳を紹介する「YXMR FASHION RESEARCH / やくしまるえつこ衣裳展」が六本木ヒルズの東京カルチャーリサーチにて、2019年12月、2020年1月、2月の各月12日ずつ開催。やくしまるの世界観やコンセプトを反映させたFACETASM、writtenafterwards、SINA SUIENによるオリジナル衣裳は必見!
アーティスト兼プロデューサーとして「相対性理論」など数々のプロジェクトを主宰する音楽家でアーティスト、やくしまるえつこの衣裳を紹介する「YXMR FASHION RESEARCH / やくしまるえつこ衣裳展」が、六本木ヒルズの東京カルチャーリサーチにて、2019年12月、2020年1月、2月の各月12日ずつ開催。やくしまるも出展中の森美術館の展覧会「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」と併せて観れば、その活動をより深く知ることができそうだ。
バンド「相対性理論」
ファッションの世界からも熱い視線を注がれるやくしまるは、ステージで着用する数々のオリジナル衣裳を、国内外の第一線で活躍するファッションデザイナーと制作。デザイナーたちは彼女の世界観やコンセプトに基づき、本人と綿密なやり取りを重ねながら衣裳を形にしていくのだという。今回の展覧会では、12月の第一期にFACETASM、1月の第二期にwrittenafterwards、2月の第三期にSINA SUIENによる衣裳を展示する。
12月22日(日)まで開催される第一期は、2016年の日本道公演「八角形」やフジロックなどで着用した衣裳を展示。2020年1月15日(水)〜26日(日)の第二期には、やくしまるがアーティストヴィジュアルでも着用している巨大な黒いマントや、2019年に初登場した真紅のドレスなど、儀式的なやくしまるのライブの世界観を表現した壮大な衣裳が初展示される。また2月15日(土)〜2月26日(水)の第三期にはライブアルバム『調べる相対性理論』のジャケットアートワークにもやくしまるがドローイングとして描いた華やかで象徴的な衣裳が登場。緻密な刺繍の隅々まで見ることができる。
同じ六本木ヒルズ森タワーの53階で3月29日(日)まで開催中の「未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」では、やくしまるが世界最大のメディアアートの祭典、アルスエレクトロニカの「STARTS PRIZE」でグランプリを受賞した「わたしは人類」を展示しているので必見。こちらのチケットを持っていれば、衣裳展の入場は無料になるので、ぜひ併せて観てほしい。
「YXMR FASHION RESEARCH / やくしまるえつこ衣裳展」
期間:第一期 2019年12月11日(水)〜12月22日(日)/第二期 2020年1月15日(水)〜1月26日(日)/第三期 2月15日(土)〜2月26日(水)
会場:東京カルチャーリサーチ(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階)
時間:10:00~22:00(入場は閉場の30分前まで)
料金:無料 ※展望台または森美術館の入館料が必要
https://tcv.roppongihills.com/jp/exhibitions/yakushimaruetsuko/index.html
text : Shiyo Yamashita