ナショナルデパートの“食べるバター”ブランド「カノーブル」より、カカオとバター両方の味を楽しむことができる新世代チョコレート「バターチョコレート」３種が発売に。また、2020年2月10日（月）より実験的なレシピのバターチョコレート9種を詰め合わせた「バターチョコレート・デギュスタシオン」や、ブランド初のバターケーキ「安納芋バターケーキ」が発売となる。
ナショナルデパートの“食べるバター”ブランド「カノーブル」より、バターで作る新時代のチョコレート「バターチョコレート」が発売に。また、2020年2月10日（月）より、実験的なレシピのバターチョコレート9種を詰め合わせた「バターチョコレート・デギュスタシオン」や、ブランド初のバターケーキ「安納芋バターケーキ」が発売となる。
「バターチョコレート」は、チョコレートは28度、バターは20度という融点の差を利用して、チョコレートよりも溶けやすく、バターよりも溶けにくいという特性を持たせたチョコレート。融点の低いバターをチョコレートに混ぜると、口内に含んだらすぐに溶け出すため、味覚（甘味、塩味、酸味、苦味、うま味）を感じるまでの時間が短くなるのだという。チョコレートよりは若干柔らかく、バターよりは硬い食感も独特だ。
今回発売されたのは、マダガスカル産カカオのチョコレートとフレッシュバター、ベリーのフルーティーな風味とナッツのアロマが楽しめるNo.001「マダガスカル」、ホワイトチョコレートにアーモンドリキュールと杏仁のフレーバーを加え、国産フレッシュバターを練り込み、辛味の強いジンジャーをアクセントに加えたNo.002「ジンジャーアマレット」、焦がしバターとミルクチョコレートをミックス、てんさい糖とバターを焦がしたバタースカッチを細かく砕いて練り込んだNo.003「スカッチ」の3種類。なかでも「スカッチ」はバターを加えることで直接的に味が変化しているもので、焦がしたバターの香りとバター寄りの口溶けを持ちつつ、食味の全体構造はチョコレートというユニークなものとなっている。そのまま食べてよし、リベイクしたパンにのせてバターのように溶かして食べてもよし、温かい飲み物に浮かべてもよし、とさまざまな楽しみ方ができる。
「バターチョコレート・デギュスタシオン」は、そんな「バターチョコレート」の可能性をさらに広げるべく考えられた、9種類の最新作の詰め合わせ。「カカオのつぶつぶ食感ビーントゥバー」「焦がしバターとホワイトチョコレート」「ジャンドーヤとバター」など、素材の個性を最大限に引き出すレシピが揃っている。
一方、ブランド初となるバターケーキは、小麦も卵も使わず、オーブンでも焼かずに仕立てたもの。第一弾の「安納芋バターケーキ」は、種子島産1ヶ月熟成の安納芋を、高温から低温に段階的に温度を下げていく逆ステップ加熱でじっくり火を通して、糖度45度まで味を濃縮、焦がしたバターと合わせて成形し、岩塩でアクセントを付けている。素材をそれぞれ別に焼いてから組み合わせるので、柔らかくしっとりしているのに香ばしいという、まったく新しいタイプの食感が楽しめるケーキに仕上がっている。生地に隠し味としてホワイトチョコレートを混ぜているので、バターの口溶けが少し遅くなり、甘みが柔らかく口の中に広がるのも特徴だ。
バターと安納芋の濃厚な味わいのケーキは、冷やしてアイスクリーム感覚で楽しんでも。驚きの美味しさに満ちたスイーツ、バター好きなら食べてみて損はないはずだ。
ナショナルデパート東京
住所：東京都目黒区八雲2-6-11
営業時間：11:00〜18:00
定休日：月曜
03-6421-1861
ナショナルデパート岡山
住所：岡山県岡山市北区天神町9-2
営業時間：10:00〜18:00
定休日：月〜木曜
086-226-6224
https://depa.stores.jp/
text : Shiyo Yamashita
